コロナ特需が終わったアウトドア・キャンプ市場
2024年3月7日 トレンド 1
当方は元々運動することが嫌いである。とりあえず13年前から週に2~3回のランニングはしているが、それは独居老人としては足腰を弱らせないためだけである。足腰が動かなくなると独居老人には死活問題である。 タイムとか競技大会出場とかそんなことはさらさら考えていない。 肩凝りと腰痛緩和のための筋トレとストレッチはしているが、それ以上に鍛える気は無い。 いずれも独居老
高付加価値素材を使用した服でもそこそこの安値で買えてしまうという現実
2024年3月6日 お買い得品 0
こんな当方でも2000年代半ばまでは夏と冬の百貨店・ファッションビルのバーゲンで洋服を買っていた。 定価は高くてもったいないので、半額~70%オフになった商品を買っていた。ついでにいうと、2000年以降コムサ系は頻繁に70%オフで販売されていたから2010年代まではコムサ系の70%オフの服をよく買っていた。 さらについでに言うと、当時のコムサ系はファイブフォ
「本格的天然生地の良さ」がマス層に評価されにくいと考えられる理由
2024年3月5日 素材 0
以前から何度も書いているが、ウールのセーターが好きで結構な枚数を持っている。 20年くらい前の物も残していてたまに着用している。ボイコットのウールニットベストなんていう懐かしい物もいまだに残している。 2月も終わったので今冬の気候を総括すると、基本的に暖冬だったが時々短期間大寒波が襲来し、寒暖の差が激しい冬だったといえるだろう。 先日の寒波で、暖房をほとんど
寂れ果てたイーマとブリーゼブリーゼに対して低価格昼飲み居酒屋で人流回復をした大阪駅前ビル
2024年3月4日 売り場探訪 7
毎年春になると商業施設のテナント入れ替えがリニューアルと称して行われる。 ただ、10年くらい前からどの商業施設もテナントラインナップがほとんど変わらないという感じになっている。そうなる理由は簡単で、国内でマス規模で売れているブランドが最大でっも50くらいしか存在しないからである。 何事にもメリットとデメリットがあり、どんぶり勘定経営にはデメリットもたくさんあ
ファミマ服のヒットは「店舗数の多さ」と「コンビニへの入店の心理的ハードルの低さ」によるものではないか
2024年3月1日 トレンド 0
大手コンビニチェーンのファミリーマートでのオリジナル衣料品販売が注目され続けている。 「物のよしあし」とか「発送の転換のすばらしさ」とかそういう評価記事はあるが、ファミリーマートの店舗数の多さに言及した記事はあまり見たことが無い。(あくまでも個人の知る範囲において) 「ファミマの服が完売ペース」みたいな記事も見かけることがあるのだが、そもそも1店舗あたりの入
マス層に売るには快適性と機能性が必要不可欠になりつつある
2024年2月29日 トレンド 2
毎日、電車や都心でそれとなく人々の服装を観察しているが、より鮮明になったのが、ハイテクスニーカーの着用者数が大幅に減ってきている点である。 もちろん、地域属性なんかも大いに関係するだろうから、大阪市内での観察が全て正しいわけではない。 他の地域でも観察してみてはどうだろうか。 伝統的なローテクスニーカーの着用者数があまり変わらない。ハイテク全盛期も今もそんな
ワコールのV字回復は見込めないだろうという話
2024年2月28日 決算 3
ワコールが150人の希望退職者を募ったところ、想定していたよりも多い215人が応募した。 ワコールの希望退職者募集に215名が応募、想定の4割多い 国内リストラ – 不景気.com (fukeiki.com) 個人的には辞めずに残っていた方が良いのではないかと思う。 この発表の少し前に24年3月期の第三四半期連結決算が発表されたが、
アダストリアとの取り組みからイトーヨーカドーの「衣料品への自信喪失」が感じられる
2024年2月27日 企業研究 1
イトーヨーカドーがアダストリアに衣料品平場の企画・MDを丸投げするという発表には多くの人が驚いた。当方も驚いた。 以前にもその発表をまとめたが、今回はそれを踏まえて進めたい。 総合スーパーマーケットの衣料品事業を取り込み始めたアダストリア この取り組みでどちらが得をするのかというと、当方は圧倒的にアダストリアだと考える。ウィンウィンには程遠い一方的なアダスト
連続営業赤字企業同士のコナカとサマンサタバサの経営統合
2024年2月26日 決算 0
サマンサタバサも親会社のコナカと経営統合することで上場廃止となる。 業績不振のサマンサタバサ、コナカと経営統合へ 合併はしない方針 (fashionsnap.com) サマンサタバサは、2020年2月期から2023年2月期まで4期連続で営業損失、経常損失を計上し、2017年2月期から2023年2月期まで7期連続で当期純損失を計上。2022年下半期以降は、固定