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南充浩 オフィシャルブログ

2021年 の記事一覧 : 242件

今年買った商品の中から選んだコスパオブザイヤー2021年

2021年12月28日 お買い得品 0

はやいもので今年もあと4日となってしまった。 昨年末の大掃除をまるで昨日のことのように手順まで覚えているが、もう1年も経ってしまった。 年内のブログ更新は今日で終わりにして、明日からは再び大掃除に励もうと思う。年始は1月5日から再開しようと思う。   年内最後は、今年買った商品の中から抜粋してコスパオブザイヤーを選んでみたい。 正直なところ、今年は

アパレルが「定番を長く売る」ことをメインにしても業績改善しない理由

2021年12月27日 企業研究 1

「定番を長く売る」ことがアパレルの収益を改善するという説が最近強調されている。 しかし、個人的にはこの説には疑問しか感じない。 変わらない定番品を売り続けることを否定するつもりはないが、衣料品の場合は「定番」をメインにすれば翌翌年からの売れ行きは確実に鈍る。 要はバランスの問題で、適正バランスはブランドによって異なるので一概には言えない。 個人的には「定番」

国内衣料品生産を増やすという大手アパレルの「正論」は実現不可能に近い

2021年12月24日 製造加工業 1

少し前に大手総合アパレルが国内生産比率を大幅に高めるという報道に対して実現不可能ではないか?とこのブログで書いた。 その考えは今も変わっていない。 大手アパレルの国内増産計画は「画に描いた餅」ではないのか? – 南充浩 オフィシャルブログ (minamimitsuhiro.info)   以前から、比較的製造加工業者の知り合いが多い方だと思っている

ネット通販の成長を阻害する嘘表記

2021年12月23日 ネット通販 3

ラニーニャ現象の発生によって、12月、1月は寒くなると言われていた。 たしかにここ5年間と比べると12月23日現在は寒いと感じる日が少し増えた。とはいえ、10年前、20年前と比べるとまだまだ暖かい。 12月23日現在までの大阪市の寒暖で言うなら、寒い日は確かにあったが、2~3日で終わり、また最高気温12度くらいに戻る。 長期予報でも26日の日曜日が最高気温5

最近「N+」の存在感が無くて存在すら忘れ去っていたという話

2021年12月22日 企業研究 1

全ての企業の業績を逐一追跡することは大変な手間暇がかかるため事実上不可能に近い。 そのため、メディアの報道というのはそれなりの価値がまだある。しかし、メディアというのは公共事業ではなく、営利事業に過ぎないので、メディア自体が「儲かる」「儲けにつながる」と考えたこと(その考えが適切かどうかは別)しか報道しないということも忘れてはならない。 そのため、報道しても

手持ちのブランド品よりもガチ作業用ブルゾンを愛用した人の話

2021年12月21日 商品比較 3

さて、今回は前回の続きである。 30数年前~15年くらい前までの洋服の高品質さ – 南充浩 オフィシャルブログ (minamimitsuhiro.info)   今月、来月の2回に分けて亡父の衣料品を廃棄した(する)。 要らない服は捨てるに限る。裕福だった母方の祖父が32年前に亡くなったときには、ブランド物や貴石付きのカフスボタンやネクタイピンが多

30数年前~15年くらい前までの洋服の高品質さ

2021年12月20日 お買い得品 2

自分が住んでいるところは月に一度不燃物ゴミを出せる。 その月に一度の不燃物ゴミの日に、今年春から一念発起して、9年前に死んだ母親の洋服を全て出した。12月には昨年死んだ父親の洋服を半分だし、来年1月に残りの半分を出す。年末大掃除でもう袋詰めをは終えた。 死んだ母親は洋服をたくさん持っていたから、捨てるのに回数がかかったが、父親はクソダサい男で、ほとんど洋服を

バイク用ジョガーパンツとダンボールニット

2021年12月17日 トレンド 0

もう2か月ほど前のことになるが、レビュー記事を書くために久しぶりに綿100%デニムのジーンズを購入した。 と言っても、ユニクロである。 ユニクロの今秋発売のセルビッジレギュラーストレートと、ユニクロUのセルビッジレギュラーストレートである。 同じレギュラーストレートと言っても、穿き比べた結果、ユニクロUの方が少し太目で、股下の丈は短かった。価格はどちらも39

工場を運営するためには売る能力が不可欠という話

2021年12月16日 ファッションテック 0

以前から業界メディアでは何度か取り上げられた山本晴邦さんの佐渡に糸から縫製までの一貫工場を作るというプロジェクトのクラウドファンディングが先日開始された。 応援の意味も込めてご紹介したいと思う。   佐渡ヶ島に綿花栽培から服までの農工商一気通貫の施設を作りたい!(山本 晴邦 2021/12/10 公開) – クラウドファンディング RE

大手アパレルの国内増産計画は「画に描いた餅」ではないのか?

2021年12月15日 トレンド 2

衣料品の海外生産については、現地を視察したこともなく、報道や現地での生産に携わっている人から逐次いただく情報で判断するのみだが、新型コロナ禍によって、東南アジア諸国の工場のロックダウンや、中国の電力不足などで、今年11月ごろまで生産の目途が全く立たなかった。 衣料品だけではなく、様々な製品の生産が滞っており、電気給湯器なども大幅に入荷が遅れている。 中国につ

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