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南充浩 オフィシャルブログ

今年買った商品の中から選んだコスパオブザイヤー2021年

2021年12月28日 お買い得品 0

はやいもので今年もあと4日となってしまった。

昨年末の大掃除をまるで昨日のことのように手順まで覚えているが、もう1年も経ってしまった。

年内のブログ更新は今日で終わりにして、明日からは再び大掃除に励もうと思う。年始は1月5日から再開しようと思う。

 

年内最後は、今年買った商品の中から抜粋してコスパオブザイヤーを選んでみたい。

正直なところ、今年は「これがこんなお値段に下がった!」という商品が少なかった。あと、当方が老化しており、ファッションへの興味が薄れてきたということもあるだろう。また、インスタグラム用の自撮りを繰り返すことで、自分の体型・容姿をさらに客観的に把握することができ、似合う服と似合わない服を以前よりもはっきりと判別できるようになり、似合わないかもしれない物に新たに挑戦してみるという気持ちがほぼ無くなってしまった。

具体例を出すと、今、各店頭で売られている「アームホールの広いMA-1タイプ」のブルゾンである。これを着るとただでさえ大きめの上半身がさらに強調されることとなり、甚だアンバランスである。さらに裾がリブで絞られているのも大きさを強調することとなるので、今秋発売したジーユーアンダーカバーのMA-1は2990円に値下がりしたが購入しなかった。それくらいの判別はできるようになった。

 

1、ジーユー×ミハラヤスヒロのスエット類

今年初めに発売されたジーユーとミハラヤスヒロのコラボライン。そのうちのスエット類を990円に値下がりしたときに3枚買った。

内訳は、ベージュのスエット丸首、黒とグレーの切り替えスエット丸首、黒のスエットパーカである。

素材は綿100%裏毛。

このスエット類は、ユニクロのユニクロUスエット類よりは生地が薄いが、ユニクロの通常ラインのスエット類よりも生地が厚く目付が重い。

 

これが990円に値下がりしたのは、生地だけで見るとかなりのお値打ちである。

 

ただし、ジーユーの驚くほどの値下げは今春で終わって、夏物からは驚くほどの値下げは無くなってしまった。これはユニクロも同じで、ユニクロは夏物で驚くほどの値下げは終わっている。

これはファーストリテイリングが公式に発表している「値下げの抑制と品番数の削減」を如実に反映していると思われる。今秋物からはジーユーの場合、色数が減っており、完売までの時間が早いことから店頭投入数量も減っていると考えられる。ユニクロも同様に色数が減っており、通常ラインでは品番数も減っていて面白味に欠けるようになった。

即座に経営が揺らぐことはないが、価格政策はさておき、店頭の面白味は両ブランドともに著しく欠けることから、来春以降国内では以前のような成長軌道にはならないだろうと見ている。

 

2、リーボックのスニーカー類

洋服では驚くほどの投げ売りは減ったものの、スニーカー類は驚くほどの値下がり品が多かった。とはいえ、かつてのジーユー投げ売り品やユニクロ投げ売り品とは異なり、当方が買ったのはだいたい5000円くらいに値下がりした商品である。

特に、先ごろ身売りが発表されたリーボックは投げ売り品が多く、当方がデイリーユースするスニーカーの8割はリーボックになってしまった。

今年2月に3足目のポンプフューリーを買った。

朱色と黄色と黒の柄だが、Yahoo!ショッピングで7920円にまで値下がりしていた。それをクーポンとポイントを使って7032円にまで下げて買った。

 

 

それよりも当方が感心したのが、Yahoo!ショッピングで11月末にポチった3Dオーパスプロである。

黒いスニーカーを1足しか持っていなかったのでこれの黒を買った。

 

 

73%オフで5280円に下がっていたのを150円引きクーポンを使って5130円にした。

感心したのはソールのクッション性で、ポンプフューリーよりもクッション性が高いと感じられる。そしてアッパーのデザインはポンプフューリーも細身でシュっとしている。ポンプフューリーでは足が大きく見えすぎてバランスが悪いときには、こちらを履いた方がいいと思う。

あまりにも良かったので、12月の半ばに、またYahoo!ショッピングで色違いのグレーも買ってみた。こちらも5280円からポイントを使って4900円にまで値下げした。

 

 

 

リーボックスニーカーに関してはAmazonよりもYahoo!ショッピングの方が断然安い。

 

 

3、ユニクロの赤いハイブリッドダウンパーカ

昨年末の値下がりを見て、元旦のネット通販で買ったのがユニクロのハイブリッドダウンパーカの赤である。

某エラいコンサルは「ユニクロは特定のサイズや色だけを値下げせずに、全サイズ・全色一括で値下げする」と主張しているが、これは真っ赤な嘘でいかにその人が店頭を見ていないかということの表れである。

ユニクロは2020年か2019年から、売れていないサイズ、売れていない色だけを一段階下に値下げするようになっている。

昨年末、ハイブリッドダウンが値下がりしていた。黒・紺などは7990円に、昨年物の在庫は5990円に値下がりしたが、赤だけは不振だったのか2020年冬商品にもかからわらず3990円に値下がりしていた。

自分で着用してみた図

そこでそれを元旦にネットでポチって送料無料にするために店舗受け取りにした。

表面にステッチの入ったモコモコダウン(中綿ブルゾンも含む)は、上半身が大きく首が短く顔がデカいオッサンが着るとミシュランマンみたいに見えてしまう。ダウンベストが限界だろう。

この表面にステッチの入っていないハイブリッドダウンは、その手のオッサンたる当方が着てもまだシュっとして見える。

今冬のハイブリッドダウンパーカもすでに7990円に値下げされているが、黒・紺・イエロー茶・オリーブグリーンのベーシック4色のみの展開となっており、ファーストリテイリングの直近政策を反映した面白味のない構成となっている。

個人的にはこのやり方では色・柄的には無印良品と同質化するのではないかと思っているが、どうなることやら。

ただ、今までの「国内無敵のユニクロ・ジーユー」という構図は2022年以降に崩れそうな気がしている。

そんなわけで赤いハイブリッドダウンパーカを着ている当方を見かけたら「あ、3990円で買ったやつだ」と思っていただきたい。

 

燃料費高騰・輸送コストの増大などが相次いでおり、来年以降はますます、このコスパオブザイヤーな商品は減るだろうと思っている。

 

昨年から始まったコロナ禍、当方のような実業に何の影響ももたらさない非才な人間は真っ先に仕事が無くなると思っていたら、昨年は仕事が減らず、コロナ禍が続いている今年こそは必ず減ると覚悟をしていたら、これまた奇跡的に仕事が減らなかった。

これも一重に仕事先の皆様・関係各位のおかげだと、感謝しつつ本年を締めくくりたい。

みなさま、良いお年を。

 

 

 

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