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南充浩 オフィシャルブログ

産地

最低限度の利益が確保できなければどんな事業も継続できないという話

2025年12月5日 産地 2

年に数本くらいは映画を観に行く。だいたいアニメか仮面ライダーかスーパー戦隊だが、たまにそれ以外もある。 11月下旬、「鬼滅の刃無限城編1」をやっと観に行った。たしか7月公開開始だったと記憶しているが、11月まで行かなかった理由は 1、暑すぎて映画館まで行くのが嫌だった 2、大ヒット間違いなしの作品なので混雑しているのが嫌だった という2点である。 &nbsp

工場の人手不足も大きな課題だが、後継経営者不足も大きな課題だという話

2025年7月14日 製造加工業 0

先日、和歌山県高野口産地のオーヤパイルという生地工場が特別清算を行った。 オーヤパイル(株)(和歌山)/特別清算 織物製造 倒産要約版 | 倒産情報-JC-NET(ジェイシーネット)- 倒産・企業、政治・経済の情報サイト     当方は10年くらい前に3年間だけ、高野口産地総合展示会「ぷわぷわ」をお手伝いさせてもらったことがあり、その際に

工員不足が注目されるが後継経営者も不足している国内の繊維製造加工業

2025年6月16日 製造加工業 0

人間は誰しも年を取っていずれ死ぬ。 最近、亡父・亡母の友人知人から死亡のお知らせが届く。父母は生きていればたしか81歳だったと思うので、通知の届いた友人・知人はだいたい80代で亡くなっていることになる。 「人生100年時代」なんて嘘っぱちで、現在の日本人の平均寿命は男性81歳、女性88歳で、健康寿命の平均は75歳である。 80代で亡くなるのは極めて当然のこと

いつの間にか消え去った「クイックレスポンス対応」という概念

2025年1月28日 製造加工業 1

一時期は盛んに言われながらも、いつの間にか忘れ去られてしまっている事物というのが世の中にはある。 繊維・衣料品業界にもさまざまあるが、QR対応もその一つだろう。 現在、QRというとほとんどの人がQRコードを思い浮かべる。しかし、QRコードが世間に普及する前はQRと言えば、繊維業界人なら「クイックレスポンス」と答えるのが一般的だった。 90年代後半くらいに唱え

JIAM2024に行って最新型ミシンや刺しゅう機などを見てきたという話

2024年12月2日 製造加工業 1

久しぶりにJIAMを見に行ってきた。 正式には「JIAM2024 OSAKA 国際アパレル&ノンアパレル生産技術見本市」である。縫製・刺しゅう・自動裁断・インクジェットプリンターなどの機械類の展示見本市で、主な出展業者はそれらの機械メーカーである。 これまで原則として4年に一回開催していたが、たしか2020年の開催はコロナ禍のために延期となり、前回は

生地工場だけが残っても国内産地で生地は製造できないという話

2024年11月5日 製造加工業 0

一般的に「繊維の国内産地」といえば、織り・編みともに「生地工場」がクローズアップされる。断続的に8年間ファッション専門学校で非常勤講師をさせてもらった経験で言うと、ほとんどの生徒は「産地=生地工場」というイメージしか持っていない。   この傾向は恐らく、一般・業界向け問わずメディアでもほぼ同じではないかと思う。かく言う当方とて、業界紙記者時代は産地

OEM生産と韓国&中国からの買い付け品で成り立っているオリジナルブランドは結構多いという話

2024年8月6日 製造加工業 0

このところ、50代後半から60代前半の業界オジサンが、老親の介護のためにUターンしてくるパターンが多く「Uターンしてきたから、大阪で酒でも飲みましょう」とお誘いいただくことが増えた。 コロナ禍もあって5年ぶりとか6年ぶりにお会いする方も多く、なかなか懐かしい。中には20年ぶりくらいにお会いする片もいて、驚くばかりである。 そんなUターンされた人の中に、OEM

ラグジュアリーブランドの生産体制も決して身綺麗ではないという話

2024年7月12日 製造加工業 2

普段、低価格ブランドが製造コストや下請け工場の待遇について槍玉にあがることが多いが、ラグジュアリーブランドがこの手の報道をされることはあまりない。 あまりないが、今回は珍しく報道されたのでご紹介したい。 40万円のバッグを作るのにディオールはいくら払っていたか…イタリア当局が搾取的な製造業者を捜査 | Business Insider Japan ミラノの検

国産衣料品はゼロになることはないが大幅に増えることは決してないだろうという話

2024年6月27日 製造加工業 2

2023年の衣料品の国産比率が1・5%で前年据え置きとなった。 要するに国内で流通している衣料品の98・5%は海外生産品で22年と横ばいだったという話である。   衣料品の国産比率「1.5%」 2023年も生産縮小に歯止めかからず 2023年に日本で供給された衣料品のうち国産品が占める数量の割合は1.5%だった。過去最低だった前年実績と同じだった。

価格が高いことと着心地が良いことは必ずしも一致しないという話

2024年4月22日 製造加工業 0

個人的な洋服の評価基準だが、似合うか似合わないかという点は除外して 1、着ていて楽なこと 2、少々雑に扱っても破損しにくいこと 3、防水や吸水速乾の機能性があること 4、洗濯機を使った家庭洗濯できること あたりである。 一つずつ補足していくと、まず1だが、2000年代のようなピチピチピタピタはやっぱりしんどいのでもう2度と着用したくない。あと、昔ながらの製法

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