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南充浩 オフィシャルブログ

2024年 の記事一覧 : 239件

今年を振り返る~川上大手企業の繊維撤退・売却が進んでおり今後その流れはますます強まるだろう

2024年12月27日 企業研究 0

さて、販売ではない多くの企業が今日で仕事納めだろう。 当方には納めるほどの仕事なんて無いが、仕事納めとしたい。 さて、年末ということで多くのメディアや識者が今年を振り返っている。当方には振り返るほどの大したことなど一切起きていないが、印象的だった業界ニュースについて振り返ってみたいと思う。     一口に「繊維・アパレル業界」と言っても川

今年買って良かったと思った服はユナイテッドアスレの吸水速乾Tシャツとユニクロのギアショーツだけ

2024年12月26日 お買い得品 0

そろそろ今年も終わりである。 毎年、「買って良かった服」を書いていたが、今年はそこまで良かった服はなかった。 もちろん、毎月何枚か値下がりした服は買うのだが心が老化しており、そこまで感動する服は無くなった。   コーディネイトで変わると言えば変わるが、それでも限度があり、元の容姿体型が整ってる竹野内豊には勝てない。 そんな中、今年買って良かった服と

収支トントンの堅実な生活スタイルでは好景気になりにくいのではないかという話

2024年12月25日 未分類 0

残すところ今年もあと1週間ということで、今回は少し趣向を変えて。 当方は大きな買い物をせず、収入の範囲内で生活することをモットーとしている。できれば毎月少しずつでも貯金したい。 最低でも収支トントンの生活が信条である。   多くの皆様方も同様ではないかと思うが、いわゆるローンを組んで物を買うとするなら、住居か自動車くらいではないかと思う。 金を借り

90年代後半から存在している「鉱物練り込み繊維」という温故知新

2024年12月24日 商品比較 0

さて、そろそろ年末である。 年々歳々老化していく一方なのだが、最近は本当に「欲しい」と思う服が無くなってきている。毎月何かを買っているが、デザイン的に欲しいと思う服はそんなになくて、値段か利便性・機能性のどちらか、もしくはその両方で買っている。 例えば、先日話題となったフーディーだが、当方は、ジャケットやコートの襟裏汚れ防止という利便性で買って着ている。 ど

背伸びをしなくなったマス層には「ダサいけどわかりやすいネーミング」の商品が響きやすいという話

2024年12月23日 トレンド 0

以前から書いているように、かつてサブカルと呼ばれたアニメや漫画、特撮が世代を超えたメインカルチャーとなり、カッコイイとされてきたファッションが細分化し、サブカル化して久しいと感じる。 さらに言うとこの傾向は今後ますます強くなり、ファッションは各テイストの愛好家の事物となり続けるのではないかと思う。   近年、マス層のファッションへの捉え方が変わって

需要はゼロにはならないが拡販も難しいメンズスーツという分野

2024年12月20日 売り場探訪 0

先日、久しぶりにネクタイを締めてみた。 紺ブレ、ウール混のツイードパンツ、シャツにネクタイという割とキチンとした服装をわざわざしてみた。エライ人が出てくる会見に出席するためだが、実際のところは、最近はカジュアル化が進んでおり繊維・衣料品業界ならもっとラフな服装でも会見出席で目くじらを立てられることは減った。体感的にはほぼ無い。 普段からラフな服装しかしていな

ユニクロの裏毛パーカのフード裏生地の工夫と管理がすごいと思った話

2024年12月19日 商品比較 3

長期予報や1か月予報では、今冬は久しぶりに「平年並み」の寒さになることが確定しているが、時が進むにつれて、平年並みどころか「寒冷」という予報に切り替わっている。 近々、来年3月までの3カ月予報が発表されるはずなので、3月の気温予報がどうなるのかに注目したい。 ちなみに「平年並み」という表現だが、気象予報で使用する「平年並み」とは過去30年間の平均気温で、これ

ウェブ検索で物事を調べる人と調べない人の格差

2024年12月18日 メディア 1

当方は方向音痴な上に、プライベートでは滅多に遠出をしないので、地理感覚にひどく乏しい。 そのため、仕事で初めての地域を訪問する際、必ずウェブでアクセスを検索する。最寄駅はどこなのか?その最寄駅へ行くためにはどう乗り継ぐのか?などなどである。そしてだいたいの交通費も調べておく。 行き慣れた場所ならむろん検索はしない。すべて頭に入っているからだ。  

コロナマルダイとセレクが倒産したのでざっくりと過去を振り返ってみる

2024年12月17日 企業研究 2

衣料品は一見すると参入障壁が低くてド素人にも分かりやすい分野だと思われがちだが、糸、生地、パターンは専門性が高く、国家資格なんかは必要ないが、しっかりとした知識と長期間に渡る経験が求められる。 糸、生地、パターンなんかは当方のようなド素人にさえ、まだ認識される確率も高いが、副資材となると、知識が求められる上にさらに認識されにくいという報われにくい分野でもある

繊維向け用途が減少し続けるペットボトルリサイクル

2024年12月16日 素材 0

業界メディアや各ブランドの発表を見ていると、さぞかしリサイクルポリエステルが普及しているのだろうと思わされるが、現状は真逆で、特にペットボトルからの再生ポリエステルというのは減少傾向にある。 23年度のペットボトルリサイクル 繊維向けは3万トン割れで過去最低 | 繊研新聞 飲料・食品業界団体らで作るPETボトルリサイクル推進協議会は年次報告書をまとめ、23年

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