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南充浩 オフィシャルブログ

2024年 の記事一覧 : 39件

寂れ果てたイーマとブリーゼブリーゼに対して低価格昼飲み居酒屋で人流回復をした大阪駅前ビル

2024年3月4日 売り場探訪 3

毎年春になると商業施設のテナント入れ替えがリニューアルと称して行われる。 ただ、10年くらい前からどの商業施設もテナントラインナップがほとんど変わらないという感じになっている。そうなる理由は簡単で、国内でマス規模で売れているブランドが最大でっも50くらいしか存在しないからである。 何事にもメリットとデメリットがあり、どんぶり勘定経営にはデメリットもたくさんあ

ファミマ服のヒットは「店舗数の多さ」と「コンビニへの入店の心理的ハードルの低さ」によるものではないか

2024年3月1日 トレンド 0

大手コンビニチェーンのファミリーマートでのオリジナル衣料品販売が注目され続けている。 「物のよしあし」とか「発送の転換のすばらしさ」とかそういう評価記事はあるが、ファミリーマートの店舗数の多さに言及した記事はあまり見たことが無い。(あくまでも個人の知る範囲において) 「ファミマの服が完売ペース」みたいな記事も見かけることがあるのだが、そもそも1店舗あたりの入

マス層に売るには快適性と機能性が必要不可欠になりつつある

2024年2月29日 トレンド 2

毎日、電車や都心でそれとなく人々の服装を観察しているが、より鮮明になったのが、ハイテクスニーカーの着用者数が大幅に減ってきている点である。 もちろん、地域属性なんかも大いに関係するだろうから、大阪市内での観察が全て正しいわけではない。 他の地域でも観察してみてはどうだろうか。 伝統的なローテクスニーカーの着用者数があまり変わらない。ハイテク全盛期も今もそんな

ワコールのV字回復は見込めないだろうという話

2024年2月28日 決算 3

ワコールが150人の希望退職者を募ったところ、想定していたよりも多い215人が応募した。 ワコールの希望退職者募集に215名が応募、想定の4割多い 国内リストラ – 不景気.com (fukeiki.com) 個人的には辞めずに残っていた方が良いのではないかと思う。   この発表の少し前に24年3月期の第三四半期連結決算が発表されたが、

アダストリアとの取り組みからイトーヨーカドーの「衣料品への自信喪失」が感じられる

2024年2月27日 企業研究 0

イトーヨーカドーがアダストリアに衣料品平場の企画・MDを丸投げするという発表には多くの人が驚いた。当方も驚いた。 以前にもその発表をまとめたが、今回はそれを踏まえて進めたい。 総合スーパーマーケットの衣料品事業を取り込み始めたアダストリア この取り組みでどちらが得をするのかというと、当方は圧倒的にアダストリアだと考える。ウィンウィンには程遠い一方的なアダスト

連続営業赤字企業同士のコナカとサマンサタバサの経営統合

2024年2月26日 決算 0

サマンサタバサも親会社のコナカと経営統合することで上場廃止となる。 業績不振のサマンサタバサ、コナカと経営統合へ 合併はしない方針 (fashionsnap.com) サマンサタバサは、2020年2月期から2023年2月期まで4期連続で営業損失、経常損失を計上し、2017年2月期から2023年2月期まで7期連続で当期純損失を計上。2022年下半期以降は、固定

ワークマンの新施策の中ではサポート機能衣料品に最も期待したい

2024年2月22日 企業研究 3

ワークマンは急成長期が終わり停滞期に突入したことを受けて、成長戦略を矢継ぎ早に打ち出したように見える。 この辺りの対応力の素早さはさすがだと感じる。 1、子供服専門業態の立ち上げ ワークマンが新業態「ワークマンキッズ」を立ち上げ 沖縄に出店する「#ワークマン女子」に併設 (fashionsnap.com)   2、ワークマン女子の積極的出店 #ワー

上場廃止するスノーピークは衣料品の品番数が多すぎたのではないかという話

2024年2月21日 決算 2

スノーピークがMBOによって上場廃止になることが発表された。 これは先だって行われた23年12月期決算がまとめられた時点で決まっていた方針だったのではないかと思う。 スノーピークの23年12月期決算は、大幅減収減益に終わった。22年12月期も減収減益でこの頃はまだコロナ自粛が続いていた時期でアウトドアブームに世間が注目していた時期だから、それにもかかわらず減

デジタル化しても業績は伸びないどころか悪化することもあるという千趣会の事例

2024年2月20日 企業研究 5

世の中に「これをやれば誰でも確実に売上高が伸びる」というやり方は無い。 もちろん、時流に合ったやり方はあるだろうが、全社がそれで必ず業績が伸びるわけでもない。好景気でも倒産する会社があるのと同じである。 時流に合ったやり方が、さらに自社の顧客に適しているかどうかが最大の問題である。いくらトレンドのやり方でも自社の顧客層に適していなければ業績は伸びない。 盛ん

異素材・色の濃淡を組み合わせた衣料品を企画する際の注意点

2024年2月19日 品質検査 0

みなさん、こんにちは! USです。 今回は洋服づくりに関わる生地検査製品検査の話です。 近頃、よく異素材や濃淡の組み合わせがある洋服を目にする機会が多いです。このような洋服を企画する理由は「動きやすさを重視するため」や「デザイン性を高めるため」など様々あると思います。しかし、単純に『可動域が必要な場所は伸びやすいカットソー素材がよいだろう!』や『あの生地とこ

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