MENU

南充浩 オフィシャルブログ

2017年 の記事一覧 : 245件

今年買った投げ売り良品たち コスパオブザイヤー2017

2017年12月29日 お買い得品 0

そろそろ仕事納めという会社も多いことから、今年を締めくくる「コスパオブザイヤー2017」を挙げてみたい。 1年を通じてさまざまな値引き品を買っているが、その中でも驚くほど低価格で買えた良品を紹介してみる。 今年1年どんな商品を買ったかなあと思い返してみると、ユニクロが圧倒的で次いでジーンズメイト、ライトオン、無印良品というラインナップで、ジーユーで590円に

大衆は「ファッション」にそれほど興味がない

2017年12月28日 百貨店 0

一口に衣料品というが、実用衣料から先端のモードまでさまざまある。 実用衣料というと作業服などになるが、通常の人が普通に使用している衣料品は実用衣料寄りのファッション衣料ということになる。 先端のモードやそれに追随するような高感度ブランドがいわゆる「本当のファッション衣料」だと思うが、はっきり言ってしまうとそのジャンルを理解できる人は少数派である。 当方はまっ

ネット通販は「楽園」でもブルーオーシャンでもない

2017年12月27日 ネット通販 0

アパレル業界の希望の星ともいえるネット通販・ECだが、実はさらなる低価格競争を招く。 とくに「有名ブランドを仕入れる」という姿勢のショップは低価格競争に巻き込まれやすい。 例えば、最近、ナイキの「エアマックスインビガープリント」というスニーカーを買おうかどうしようか迷っているのだが、買おうと思った動機は、 1、ナイキのエアマックス95に似せたデザインだから

ネット通販こそ低価格競争になりやすい

2017年12月26日 ネット通販 0

前回、大手有名ブランドがZOZOTOWNでの売上高が減少しつつあることを書いた。 ある大手ブランドは、現在前年比10%減~20%減の売上高で推移しているという。 理由は、ZOZOTOWNの集客手法が、割引きクーポン発行や早期割引がメインであるためだ。 それでも新規流入客が大幅に増えれば問題はなく売上高増加につながるが、新規流入客があまりないため、結果として売

IZREELが雑貨に特化してZOZOTOWNに出店した理由

2017年12月25日 デザイナー 0

先日、イズリール(IZREEL)というブランドから「展示会に来てください」とお誘いいただいた。 高倉一浩さんというデザイナーが展開しておられるデザイナーズブランドで、なぜだかわからないが随分と前からフェイスブックでお友達になっている。 こちらからは滅多に友達申請をしないので、向こうから申請していただいた。 こんなデザイナーズファッションとは無縁なオッサンと友

「原価率明示ビジネス」の薄っぺらさ

2017年12月22日 産地 0

不振を極める国内アパレル業界では、今、2つの手法が持て囃されているが両方ともに甚だ疑問を感じる。 1つは「原価率明示」、もう1つが「EC礼賛」である。 販路の1つとしてEC、ネット通販を整備することは必要だが、EC比率が高ければ高いほど優秀だという評価はまるで意味がない。 これはメディアにも責任があり、そういう表層的な指標でしか、判断ができないからだ。 もう

ネット通販はアパレル再生の切り札ではない

2017年12月21日 ネット通販 0

アパレル業界の多くの人は自分の頭で物を考えようとしない。 メディアの記者も似たようなところがある。 アパレル業界の人は自分たちが考えることが苦手だということを自覚している場合が多いが、メディアの記者は自分たちは考えていると思い込んでいるから、アパレル業界人よりメディアの記者の方が性質が悪い。 両者とも極めて雰囲気に流されやすいから、何かヒット商品があるとそち

ニュースリリースを流すだけでは不十分な広報活動

2017年12月20日 プレスリリース 0

ニュースリリースとパブリックリレーションズは似ているがまったく異なる。 先日、あるメーカーの会議でちょっと驚いた。 いわゆるPR業者がパブリックリレーションズの提案をしていた。 平たくいえば、企業の持っている美点を深堀りしてニュース化するという作業の提案である。 今、オッサンの涙腺を毎週日曜日に崩壊させているドラマ「陸王」を例にとってみよう。 創業100何年

「何となく」流行りだからウェブをやっている企業が多すぎるアパレル業界

2017年12月19日 ネット通販 0

繊維・アパレル業界のプロモーションは大きく変わっているが、旧態依然としたままの企業は多い。 この業界は東京一極集中が顕著だがその東京でも今の時流に合わせたプロモーションができている企業、ブランドはほんの一握りで、地方企業になると99%はいまだ旧態依然とした昭和の手法に終始していると言っても言い過ぎではない。 ウェブを使ったプロモーション、広報が不可欠との認知

新手の販促手法として原価率明示をするブランドが増加

2017年12月18日 商品比較 0

原価率明示ブランドが大流行だが、果たして業界人以外にそれに興味を持つ人がどれだけいるのかと疑問を感じる。 また、この分野での先行ブランド「エバーレーン」と後続ブランドにおいては大きな差があり、後続ブランドの透明性は到底エバーレーンには遠く及んでいない。後続ブランド各社の原価率明示は、今のところ、単なる販促手段に過ぎない。 もっとも、原価率明示ブランドが登場し

南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ