2023年 の記事一覧 : 229件

洋服のマストレンドはあまり変化していないが靴のマストレンドは変わりつつあるという話
2023年12月8日 トレンド 1
最先端の尖ったファッショントレンドはどうだか知らないが、マストレンドでいうと、昨年の秋冬と今年の秋冬ではカジュアルにおいてはさして大きな違いはないと感じる。 特にメンズカジュアルはそんなに変わっていない。 ユニクロは基本的にベーシックなので、継続品番が多いのは毎シーズンのことだが、デザイン面もサイズ感もこの1年間はさして変わっていない。もっといえば、ここ数年

「SPA」化の普及と仕入れ型専門店の減少で苦境に陥った現金問屋
2023年12月7日 企業研究 0
大阪・本町の現金問屋であるプロルート丸光が経営破綻したわけだが、これは他の残存している現金問屋各社にとっても決して対岸の火事ではないだろう。 プロルート丸光の経営破綻を含めて厳しさを増す現金問屋という業態 30年前のピーク時に530億円内外あった売上高は直近では40億円程度にまで縮小していたと報道されている。30年間かけて12分の1未満にまで縮小してしまった

プロルート丸光の経営破綻を含めて厳しさを増す現金問屋という業態
2023年12月6日 経営破綻 2
衣料品前売現金問屋のプロルート丸光が経営破綻した。 会社更生法を申請したので、まだ倒産ではない。支援してくれるスポンサーが見つかれば経営陣が交代となって企業は存続できるが、スポンサーが見つからなければ破産整理されて本当に倒産することになる。 とはいえ、来年1月6日で上場廃止となる。 各メディアが報道しているが、社の歴史などはやっぱり信用交換所と帝国データバン

コロナ明けによって市場規模の拡大が止まったアウトドア
2023年12月5日 トレンド 0
何事もやってみなくては自分に合うかどうかはわからない。 しかし、この年齢になると合っていないと想像できるものもたくさんある。ましてや一度や二度、過去に体験したことがあるものは経験則から予測してしまって再びやる気も無い。 当方にとってそういうものは多々あるのだが、近年のトレンドに上がっていたゴルフ、キャンプはその典型である。ついでにいうと海水浴も嫌いで、海に出

「できるだけ高く売る」ことは重要だが「高すぎ」ても売れなくなるという話
2023年12月4日 お買い得品 0
1人暮らしの当方はほぼ毎日、スーパー万代に行って使う食材を購入しているわけだが、食品は本当に値上がりしたと感じる。 ただ、野菜類・果物類は天候や気温によって2020年くらいの価格に戻ることも少なくない。また卵は今年は値上がりしておらず22年から横ばいという感じである。 加工品類は結構上がった感じがある。 体感的に全食品合わせると20~200円くらい上がったと

細分化された各分野のファッションは「サブカルチャー」だという話
2023年12月1日 トレンド 0
国内のファッション市場は成熟化して細分化している。 マストレンドもあるにはあるが特徴的な何かがあるかと言われると当方にはわからない。目新しいアイテムの登場もほとんどない。ファッション向けバラクラバなんて実際街中で着用している人は見かけたことがないから、あまりに目新しすぎてもマスには広がりにくい。あと非合理すぎても広がりにくい。 自転車に長距離乗る人からすると

1つのヒット作が長く続きすぎると必ず低価格競争が始まるという話
2023年11月30日 お買い得品 0
今夏に買ってみて良かった物の1つとして吸水タオル「エアーかおる」がある。 これまで、カンブリア宮殿などの経済系ノンフィクション風のエンタメ番組に何度か取り上げられたタオルである。 特徴は 1、ふわふわであり洗濯を繰り返してもふわふわ感が維持できる 2、綿100%でありながら吸水力が高い 3、綿100%なのにそこそこそ速く乾く の3点が大きい。 ただ、これまで

そのブランドの「パリコレ参加」「ミラコレ参加」は自称しているだけかもよ(笑)
2023年11月29日 デザイナー 3
こんなことはみんな知っているんじゃないかと思うことが意外と知られていないことがある。 逆に、みんなが知っていることを当方が知らないということも多々あるのだが。 業界メディアやデザイナーズブランドの紹介文などで昔から「〇〇年パリコレクションに参加」とか「〇〇年ミラノコレクション参加」などと報道されたり、書かれていたりすることが珍しくない。 当方は

お買い得な保温肌着はジーユー「スタイルヒートエクストラ」とワークマンのメリノウール肌着ではないか
2023年11月28日 お買い得品 2
11月に入って何故かほとんどの土曜日は気温が下がっている。だいたい次の日曜日か月曜日にはまた少し気温が上がるというのを繰り返している。 基本的には暖秋だが、ピンポイントで寒い日があるというのが現状で、今週は比較的寒さが続くようだが、来週からはまた気温は上がるという予報である。 しかし、少しでも気温が下がる日があれば不調だった秋冬物衣料品は動き出す。 消費者心