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南充浩 オフィシャルブログ

2015年 の記事一覧 : 244件

若者の「ジーンズ離れ」は、ジーンズを愛用する年配層への「反逆」かもしれない

2015年12月29日 プレスリリース 0

 早いところだと先週の金曜日、土曜日あたりで、平均的なところだと昨日、今日くらいに仕事納めとなる。 そんなわけでこのブログも今日で年内最後の更新として、あとは大掃除に邁進したい。 もしかすると気まぐれに更新するかもしれないが。 ブログ経由でメディアから原稿執筆の依頼や、コメントの依頼がある。 もっとも多いのはジーンズ関連である。 だから、年内最後はジーンズに

福知山に1軒だけ残ったタオル工場

2015年12月28日 産地 0

 京都府の福知山にタオル工場があるのをご存知だろうか。 恥ずかしながら筆者が知ったのは今月下旬のことだ。 そのきっかけは21日に開催した京都イージーの岸本栄司さんとの呑み会である。 以前から声をかけていただいていたが、日程を決めないままズルズルと年末まで来てしまったので、年内にやりましょうということで、日程を決めた。 そうすると、岸本さんから「藤田さんも連れ

「独自化」に着手できない小規模小売店は余力がある間に廃業した方が賢明

2015年12月25日 考察 0

 通常のファッションブログはあまり評価をしていない。 個人的にはたくさん存在するプチプラブランドを使ったコーディネイトブログは好きで、あれがあればファッション雑誌なんていらないんじゃなないかと思ってしまう。 欧米のメゾンブランドがどうしたとか、ファッショニスタがどうしたとか、セレブがどうしたとか、その類のことばかり書いているブログを定期的に読むことはないし、

ブログもSNSも自分の性格に合った書き込みをすれば良い。正解は一つではない

2015年12月24日 SNSについて 0

 このところ、立て続けにまだ立ち上げた個人レベルのブランドから相談を受けている。 個人起業家みたいな感じなので、資金的にはゆとりがない。 通常の法人よりも販促費や広告宣伝費に割ける原資が少ない。 それこそこういう個人ブランドは、ブログも含めたSNSを活用すべきである。 このことに異論のある人はいないだろう。 ましてや販路はウェブ通販が大きなウエイトを占めるわ

GAPは定価設定を見直すべき

2015年12月22日 売り場探訪 0

 グローバルSPAブランド、低価格SPAブランドのセール品を買うことが多い筆者だが、以前からGAPの定価設定はおかしいと感じている。 GAPの定価はおよそZARAと同等である。 ジーンズが安い時(シーズンによって異なる)で7900円、高い時は1万円強だ。 これが最終的に売れ残れば1900円くらいにまで値下がりする。 1900円に下がるまでに売り切れる品番もあ

機械部品とアパレル製品を同列にして「物作り」を論じることはできない

2015年12月21日 考察 0

 昨日、大人気ドラマ「下町ロケット」が最終回となった。 最終回の視聴率は22・3%と高く、今年の連続ドラマの中では最高となった。 下町の機械部品工場の奮闘を描くストーリーで、如何に高品質な物作りをするかに情熱を傾ける主人公の姿が胸を打った。 機械や機械部品の場合、物作りへの評価はしやすい。 性能が高ければそれが評価に直結する。 それでメンテナンスが簡単で、価

ワイドパンツが大ヒットしてもタンスの中身が総入れ替えされることはない

2015年12月18日 ジーンズ 0

 来年春のトレンドとしてワイドパンツが注目されている。 今年夏に太目シルエットのガウチョパンツが大人気となったことから、その延長線上で人気が盛り上がると読んでいるファッション業界関係者が多い。 1月末で冬セールが一段落したら、ワイドパンツの打ち出しが各店で大々的に始まるだろうから、ある程度の売れ行きは確実だろうと思う。 http://blog.goo.ne.

セール開始時期を前倒ししようが後倒ししようが売れる枚数は変わらない

2015年12月17日 考察 0

 THE FLAGからの課題について書いてみる。 セールの適正時期は? http://goo.gl/uMIWcD この数年、喧しかった開始時期の後倒し騒動も何となくうやむやに終わり、ルミネと三越伊勢丹は他施設よりも1週間から10日間くらい遅く開始するような慣行になって落ち着いている。 はっきり言えば前倒しだろうが後倒しだろうがどっちでも良いのではないかと思う

他力本願な商店街は淘汰されるのみ

2015年12月16日 考察 0

 例外はあるにしても多くの商店街とそこに店を構える個人商店にはやる気も変革する気も感じられない。 次代の趨勢によって淘汰されるのは当然のことだと常々思っている。 商店街活性化みたいな取り組みが全国であるが、ほとんどが単なるノスタルジーの発露ではないかと感じる。 昨今は東京、大阪、京都は中国人の爆買いで潤っているが、先日、こんな記事が掲載された。 こんなはずで

洋服が売れにくい理由

2015年12月15日 考察 0

 去年の秋口から月に2回、ファッション専門学校で講義(というか業界漫談?)を行っているのだが、つい先日、年内最後の講義をした。 相手は来春から就職する学生たちである。 彼らに対して言いたいことは「今は洋服が売れにくい・売りにくい時代」であるということ。 「売れない」ではない。 なぜなら、苦戦する大手アパレル各社でも減収したとはいえ、500億円とか1000億円

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