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南充浩 オフィシャルブログ

産地

繊維工場にとって「ある程度の大量生産」は必要不可欠という話

2026年2月2日 産地 0

先日、倒産した生地工場の関係者からそこに至る経緯をザックリとではあるが聞くことができた。 もちろん、工場や企業の背景は千差万別だし、売り上げ規模も千差万別なので統一的に当てはめることが難しいことは言うまでもない。     現在、衣料品業界メディアでは「大量生産大量販売からの脱却」が重要な課題の一つとして掲げられている場合が多いと感じる。

大手企業の国内繊維産地へのクローズアップは20年遅かったという話

2026年1月20日 産地 0

国内の繊維産地企業はなんやかんや言われながら毎年着実に減っている。 例えば、昨年12月、要するに先月の倒産統計繊維版はこのようにまとめられている。 2025年12月 倒産統計繊維版 – 信用交換所 2025年(令和7年)12月全国繊維業者の倒産(負債額1000万円以上=整理・内整理含む)は31件で、前月比は同件、前年同月比では2件(6.9%)増となった。 負

最低限度の利益が確保できなければどんな事業も継続できないという話

2025年12月5日 産地 2

年に数本くらいは映画を観に行く。だいたいアニメか仮面ライダーかスーパー戦隊だが、たまにそれ以外もある。 11月下旬、「鬼滅の刃無限城編1」をやっと観に行った。たしか7月公開開始だったと記憶しているが、11月まで行かなかった理由は 1、暑すぎて映画館まで行くのが嫌だった 2、大ヒット間違いなしの作品なので混雑しているのが嫌だった という2点である。 &nbsp

今後、中国企業に買収される国内の繊維関連工場は増えるだろうという話

2025年7月24日 産地 0

国内の繊維関連の工場が減り続けていることは各報道で伝えられている通りだが、原因として「職人の後継者不足」しか挙げられていない点には疑問を感じる。 もちろん、職人の後継者不足はあるが、それと同じくらいに工場経営者の後継者不足もある。   現在、40~60代前半の若手工場経営者も、その息子や娘が工場を継ぐかどうかわからないと答える人は多い。必然的に20

有名ブランドとの取り組みしか国内産地の生き残り策は無いのだろうか?

2025年3月18日 産地 1

基本的に繊維の製造・加工業が順調に稼働するには一定の数量が必要になる。 各工場が言うところの「ミニマムロット」というものである。この「ミニマムロット」の設定は工場ごとに異なる。特に機械設備や人員数によって大きく左右されるが、業界とは無関係の人やメディアが夢想するような「一個、1メートルからの製造・加工」というのは最も作業効率が悪く、そして工賃は割高になる。

国内生地産地を活況にできる特効薬は受注が増えること

2024年11月26日 産地 0

23年5月に新型コロナ感染症が5類に移ったことによって、コロナ自粛が終わった。 その結果、24年は多くの業界イベントも復活ないしは誕生することとなった。 その一つが今秋に集中的に各地で開催された「産地フェス」だといえる。繊研新聞とWWDで特集が組まれていたので、メディアとしてもかなり大々的に取り上げている。 《次世代が拓く産地の未来①》フェスで連携、「開かれ

生地工場だけでは生地製造は成り立たないという話

2024年9月27日 産地 6

甚だ付き合いの狭い当方だが、それでも交流のある数少ないOEM業者や個人デザイナーなどが、近年、いわゆるインフルエンサーブランドの外注生産や外注企画を請け負っているケースが増えた。 むしろ、既存のアパレル企業からの受注は先細るばかりなので、各インフルエンサーブランド無しでは業務が成り立たないという先も珍しくない。 ただ、有象無象のインフルエンサーブランドも大き

ジーンズは数多くあるカジュアルパンツの中の1種類になってしまったという話

2024年3月21日 産地 0

一時期よりもジーンズを穿いている若者の数は増えたと感じる。 2010年代後半から2020年頃までの5年間くらいが最も若者がジーンズを穿いていなかった時期ではないかと思う。かくいう当方もジーンズを着用する回数がめっきり減った。 ストレッチ素材のスラックスやワークパンツ類を着用することが増えた。もっとも相変わらず、ベージュのズボンだけは苦手で滅多に穿かないが。

「海外ラグジュアリーに頼る」傾向は今後も変わらないだろうという話

2023年12月25日 産地 0

当方も含めて人間の意見はいつまでも同じとは限らない。年齢を経るに従って変わることも多々ある。 また、組織のトップに立っても何もかも好き勝手にできるわけではないことも重々承知している。 さらに言えば、マスコミに掲載されるインタビュー記事というのは短ければ短いほど発言が切り取られている可能性が高いこともよく知っている。 以上の3点を大前提として踏まえた上でも、そ

生地製造工場だけが残っても国内で生地は生産できなくなるという話

2023年10月25日 産地 1

朝晩はメッキリ涼しくなったが、昼間は相変わらず夏日一歩手前の気温まで上昇する。 暑すぎてどうしようもないというほどではないが、暑がりの当方は、昼間に15分も歩けばうなじから汗が噴き出る。そのため、半袖Tシャツに薄い長袖シャツを羽織るというスタイルで過ごしている。 綿セーターや綿トレーナー、スエットパーカを着用するのはもう少し先のことになるだろう。 綿100%

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