MENU

南充浩 オフィシャルブログ

来年1月~3月は高温続きという長期予報 冬物衣料の売り切る機会は正月バーゲンだけか

2023年12月20日 天候・気候 0

今週は大寒波が来るという天気予報だったが、今日までそれほどの寒波は来ていない。

明日からの3日間か4日間は寒波が来るようだが、日曜日こそそこそこの強風で冬らしい寒さだったが、月曜以降はたしかに寒くはあるが並みの寒さで風もそれほど強くない。

ウェブの天気予報の最高気温を眺めていても10度未満になりそうなのは21~23日、24日くらいまでとなっている。これなら昨年12月の3日間だけ続いたクリスマス寒波とさほど変わらない。

24日、25日以降は気温が上昇して最高気温は10度を超え、東京、大阪はだいたい12~13度くらいが続くので26日以降は年末にしては比較的温暖な気温が続くといえる。

問題は正月以降の気温変化がどうなるかなのだが、これも高温が続きそうである。

来年1月から3月までの長期予報が発表されたが、ずっと高温傾向が続く。

特に西日本ではより高温傾向となっている。

 

Yahoo!天気を毎日何度もチェックするのが最早日課となってしまっているが、これは数時間くらいで長期予報が次々と変わるためである。正確な情報が知りたければ何時間かおきにチェックするしかない。

Yahoo!天気によると12月30日~1月5日まではより高温続きとなっており、東京、大阪ではだいたい最高気温が13~15度くらいで推移することになっているから、相当に暖かい正月になるだろう。

また正月明けも暖かいだろうから、問題は今年1月のように数日間の寒波が来るかどうかだろう。基本的には高温傾向が3月末まで続くとのことなので、寒波が全く来ないか来るとしても数日間になるかだろう。

 

こうなると、小売店や直営店は冬物衣料品をどう売り切るかが問題になってくる。

少し以前にも書いたが、3月末まで基本的に高温になるということは、冬物衣料品の処分が全く進まない可能性が高い。今回は正月バーゲンが冬物衣料売り切りの最大で最後のチャンスになるだろう。長く引っ張れたとしても成人の日が終わるまでになる。

この傾向はもう20年くらい前からあまり変わっていないが、2010年代半ば以降は暖冬が増えてきたのでその傾向がより強まっている。たまに大寒波のある年もあるが、そちらの方が例外的になっているため寒波襲来に期待しない方が良い。また寒波が襲来しても数日くらいで終わってしまうという年も多いので長期間の寒波に期待して防寒アウター類を多めに仕込むのはよほど体力のある企業やブランドだけにしておいた方がよいだろう。

秋口にはいろいろなブランドから「今冬も防寒アウター類の数量は抑えめにした」という話を聞いているので、下手をうつようなブランドは少ないと思うが。

1月以降で寒波が無ければ、ある程度の用意ができているのであれば春物の立ち上げを少し早めてはどうだろうか。この分だと来年の夏の暑さと長さにも思いやられてしまう。

 

それにしても厚手のダウンジャケットを着る日が少なくなっている。

当方の加齢による更年期障害なのか高血圧なのか理由はわからないが、年々暑さに弱くなっている。今年のような気温推移だと11月の頭の三連休まで半袖で過ごしていたから、半年間以上は半袖Tシャツ・半袖ポロシャツで過ごしていたことになる。さすがに10月下旬になると半袖Tシャツ1枚は何となく恥ずかしいので半袖Tシャツの上からベストを着ていたが(笑)。

冬になっても同様でだいたい最高気温が10度を下回らないと厚手のダウンは暑くて着ていられない。それまでは薄手か中肉のダウン・中綿アウターを着ている。

昔は「真冬には寒くて着ていられない」と感じた中綿無しのウール系のコートも最近の冬の気温ならぴったりだと感じる。

 

最高気温が8度とか5度くらいになって厚手ダウンを着るとちょうど心地良いと感じる。

最高気温15度くらいで厚手のダウン・中綿コートを着ている人を多々見かけるが、彼・彼女らは暑くないのだろうか。当方なら間違いなく大汗をかいている。

今冬の最高気温予想を見るにつけても、当方が厚手ダウンを着るのは明日からの3~4日間で終わってしまうのではないかと思う。

最高気温13~15度になると薄手ダウンかウールコート系で済んでしまう。

 

この分だと自宅の暖房もつけることなく冬が終わるだろう。暖房をつけることがあったとしても明日からの数日間で終わってしまいそうだ。

ちなみに昨年12月のクリスマス寒波と今年1月下旬の寒波の時には暖房をつけたが、それ以外は暖房無しで過ごすことができたので、今冬も同様になるだろう。

逆に夏は冷房無しではとても過ごせない。ただ、冷房は意外と電気代が高くない。

まあ、冬の電気代を節約するのは当方にとっては造作もないということである。

 

 

仕事のご依頼はこちらからお願いします⇓

 

SERVICE

 

 

この記事をSNSでシェア

Message

CAPTCHA


南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ