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南充浩 オフィシャルブログ

「改善方法=解決方法」ではないという話

2025年3月17日 考察 0

みなさんこんにちはUSです! 寒暖差の激しさと花粉の季節に突入したことにより、花粉症なのか、風邪なのかどちらかわからず体調が悪い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 趣味のサイクリングもこの時期になると花粉で鼻水が止まらないので真冬に走るよりも辛い季節です。 季節の変わり目で体調を崩しやすいですし、3月を期に新しい部署へ異動という方も多く

マス層への有効な販促はタレント起用よりもアニメコラボという時代

2025年3月14日 トレンド 1

現在、趣味嗜好はかなり多様化しているということに異論を持つ人はいないだろうと思う。 ここで月一回の寄稿をしてくれているUS君は自転車が趣味で、ママチャリではない自転車に乗って結構な距離を走っている。詳細に尋ねて集計したことはないが、費やしている金額は結構なものだろうと思われる。 当方の業界内のガンプラ仲間の男性は、洋服はほとんど買わない(一応業界人なのに)が

マス層にヒットしやすいのは「利便性の高い」服・靴という話

2025年3月13日 トレンド 2

業界内には「本物の~」にこだわる方が少なからずおられるが、マス層は衣料品に本物よりも便利さ・利便性を求め続けていると感じる。 実際に、以前にも書いたが、防寒アウターで最もマス層に注目されるのは「暖かさ」もさることながら「軽さ」である。いくら暖かくても重いアウターは敬遠される。特に女性層は筋肉量の少なさもあいまってか、1グラムでも軽い方が良いと考える人が多いと

寒暖差の拡大で春物・秋物衣料の需要と供給が無くなりそうという話

2025年3月12日 天候・気候 1

今春に限らず、最近は寒暖の差がハッキリしすぎていると感じる。 いきなり寒くなったりいきなり暑くなったりが多く、本来は徐々に気温が変化する春・秋の体感がほぼ無くなっている。 例えば、昨年は11月まで暑さが続いていたが、11月18日からいきなり気温が低下した。 また、1か月間の中でも寒暖の差がハッキリしすぎており、いきなり数日間高気温が続いたかと思えば、いきなり

アクティブシニア向けの衣料品ブランドが確立できない理由

2025年3月11日 トレンド 0

子供のころにはプロ野球選手、相撲取り、政治家は随分と老けて見えた。 「オッサン」「おじいさん」に見えていた。今でもそんな風に見えてしまうことがあるが、よく考えてみると当方よりも年下ばかりになってしまっている。 4月が終わると当方はついに55歳になってしまうのだが、よく考えてみるとついに「サザエさん」の波平の年齢を越えてしまう。波平は永遠の54歳なのである。

特定の店が好調でも全般的には「季節先取り」需要が増えることはないだろう

2025年3月10日 トレンド 0

2月は近年ないほどに寒い日が続いた。 立春寒波が去った後でまた寒波が来たことは事前の予報を大きく外すこととなった。そのため、各報道にもあるように春物衣料品は全般的に動きが鈍かった。一方、防寒物は好調だった。 年々、体感気温に則した衣料品の売れ方が多くなり、「季節先取り」で買う人は減っているといえる。以前から書いているように当方も体感気温に則した買い方をしてお

繊維・アパレル業界も「脱・脱炭素」に振れる可能性が出てきたと感じた話

2025年3月7日 トレンド 2

一葉落ちて天下の秋を知る ということわざがある。 今回、個人的にそんなことになりそうな気がするという話である。あくまでも個人的な推測・憶測に過ぎないので、もしかしたら違った結果になるかもしれない。 と前置きした上で、先日こんなニュースが複数のメディアから報道された。 三井住友FG、脱炭素の国際枠組み脱退 米金融機関で相次ぐ流れ受け:朝日新聞 三井住友フィナン

「血行促進機能」は効果を実感しにくいという人が少なくないという話

2025年3月6日 トレンド 0

機能性繊維や機能性服への需要は底堅く、それどころか伸び続けているのではないかとすら個人的には感じている。 当方が好むのは 1、吸水速乾 2、防シワ(形態安定) 3、透湿防水 あたりだろうか。 このほかにも 4、軽量 5、ストレッチ性 などがある。 あくまでも当方個人だと上に挙げた3つの機能性を重視して服を買っていることが多い。とりわけ、汗っかきなので真夏は吸

好調に拡大を続けるネット広告に対して感じ始めた危うさ

2025年3月5日 メディア 1

例のフジテレビ問題で、フジテレビで流れるテレビCMの多くがACジャパンに差し替えられたことは多くの人がご存知のことだろう。 いまだにテレビCMは戻っていない。そればかりか他局の番組を見ていても以前よりもACジャパンが流れることが増えていると感じられる。このため、もしかしたらテレビCMそのものが出稿側から敬遠され始めているのではないかとも感じられる。 &nbs

値上げラッシュなのに「衣料品のプロパー販売好調」という論調の胡乱さ

2025年3月4日 お買い得品 0

2月28日は、愛用の食品スーパーであるスーパー万代が棚卸のため全店休業だった。 3月1日から再スタートしたわけだが、3月に入ってから野菜の価格が少し下がってきたように感じられる。2024年後半から2025年2月にかけてが最も高騰していただろう。 一束?(多分、2~3食分)の青菜類は2024年秋口までは税抜き98円だったのが、198~258円に値上がりし、12

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