「スニーカーブーム」報道に感じる違和感
2025年10月16日 トレンド 0
先日、地元で昔ながらの秋祭りがあった。 そんなに著名ではないから観光客が押し寄せるわけではないが、地元民がそれなりに見に来ていた。 そんな地元民をぼんやり眺めていたが、それなりに高齢者の比率が高かった。そしてその高齢者は体感的にほぼ100%の確率で男女とも何らかのスポーツブランドのスニーカーを着用していた。 昔ながらの年寄り向けのギョウザ靴とかBBAパンプス
ライトオンの再建への地味な取り組み
2025年10月15日 未分類 1
恐らく世間的にはほとんど注目されていないと思うが、個人的にはライトオンの再建プランに興味を持って眺めている。 というのも、従来型のジーンズ専門店チェーンのスタイルでかつてのような売り上げ規模に復帰するのは、現在の国内市場や消費者のマインドを考慮すると、ほぼ不可能に近いと思われるからだ。 ジーンズを壁面いっぱいに積み上げて、何なら、島ステージにも積み上げて、ア
今冬は12月が寒冷で1月以降急速に気温が上がるという予報
2025年10月14日 天候・気候 0
10月も半ばにさしかかったわけだが、一時期の猛暑はおさまったものの、いまだにそこそこ暑い。 朝晩はそこそこ涼しく感じるが、日中は半袖でも暑いくらいである。 ただ、昨年の今頃とくらべるとだいぶと涼しく感じる。昨年の今頃はもっと暑かった。 衣料品の販売において気温は重要である。 特に秋冬は衣料品業界においては、商品単価が高い防寒アウタ
紙媒体の雑誌の廃刊・ウェブ移行が止まらない理由
2025年10月10日 メディア 2
少し前のことになるが、今年9月下旬に女性ファッション誌「MORE」が紙に印刷した雑誌の発行を休止することを発表した。 女性ファッション誌「MORE」がプリント版の刊行を休止 77年創刊 集英社が発行する女性ファッション誌「モア(MORE)」が、9月26日発売の「MORE AUTUMN 2025」号をもってプリント版(紙版)の刊行を休止することを発表した。 「
黒字化を達成した三陽商会が再び低迷期に突入しつつある理由
2025年10月9日 決算 1
何事につけても永遠に上昇し続けるということは難しい。 三陽商会も今、そういう状況になっているのではないかと思う。 2020年から大江伸治氏が社長に就任し、2023年に黒字化に復活した。その手腕は見事だったが、その三陽商会がまた苦戦に転じている。 業績回復は成ったが、次の成長を続けるには恐らく、社内外すべてのシステムが対応できていないのではないかと思われる。も
今のリカバリーウェア市場の活況は「お試し購入」に拠るところが大きいという話
2025年10月8日 トレンド 0
リカバリーウェアの市場が過熱している。 衣料品業界にとっては近年メガヒットアイテムがほとんど見当たらないことから、大いに期待して相次いで参入している。 「Red」がスギ薬局で売られ始めたことから、一般消費者の目に触れる機会も飛躍的に増えている。また、すさまじい売れ行きはワークマンである。 先日、天王寺Mio6階の「ワークマン女子」
衣料品をネット通販だけで購入するときに心理的ハードルになる事柄とは?
2025年10月7日 ネット通販 1
最近は衣料品のネット通販に対して青天井の市場ではないという認識が定着してきていて、正常化していると感じる。 各社の決算発表や商況発表をザックリと見ていても、ECが伸びている企業もあれば伸び悩んでいる企業もある。逆に減収している企業もあり、実店舗と同様の状況になった。 当方もネット通販は定期的に利用しているが、衣料品をネットで買う際には、サイズ表
ユニクロのテイラードジャケットで営業先に行くことの何が問題なのかわからなかったという話
2025年10月6日 商品比較 0
「ユニクロ」という名前を出すと、ウェブページのクリック数が如実に伸びるという現象がある。 そのため、ウェブメディアでは「ユニクロ」記事が量産されることになってしまう。そんな中、こんな記事が掲載された。 「ユニクロのジャケット」で営業先に行くのはNG? 迷った人に欠けている視点 | 今さら聞けないビジネスファッションの作法 | 東洋経済オンライン
半袖ジャケットを着用している男性を今夏まったく見かけなかったという話
2025年10月3日 トレンド 0
9月の下旬でやっと猛暑日から解放された。 とは言っても、日中の最高気温は30度に達する日もあったので、半袖生活は続いているし15分くらい歩けば汗ばむ。 10月5日以降はさすがに日中の最高気温は30度を下回るようになるらしいが、それでも大阪は27~29度という高温で推移する。 35度以上の超高温に体が慣れていると、汗はかくし暑いことは暑いが、それでも最高気温3