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南充浩 オフィシャルブログ

トレンド

コロナ特需市場の頭打ち・減少が始まったように感じるという話

2023年7月31日 トレンド 4

今年5月に新型コロナ感染症が5類に分類しなおされてから、急速にコロナ禍以前の日常生活が全部ではないにしろほぼ戻ってきた。 その以前、2022年後半くらいから徐々にではあるが忘年会や飲み会なんかも復活してきており、そうなるとコロナ禍が原因で伸びてきた市場が頭打ち・減少になることは極めて当然だろう。 その結果がゴルフ市場の伸び悩み、キャンプ市場の参加者人口の減少

合繊機能素材商品の投入で無印良品の衣料品が好転し始めている?

2023年7月28日 トレンド 59

長らく業界ライターをやっていると、サンプル製品をいただくこともある。 いただいた物は女性物の肌着類・パンスト類・靴下類を除いて男性用ならば1度は自分で着用・使用することにしている。以前なら妻がいたので女性物の肌着類・パンスト類・靴下類のサンプルは渡していたが、10年前に離婚してからはたまーに元妻に会うときに渡している。 手元にはメンズの肌着類がけっこうあって

今後大幅な新規参入者数は期待できないキャンプ市場は細く長く続く市場を目指すべき

2023年7月25日 トレンド 1

昨日から大阪では天神祭が始まり、今日は終了後に大花火大会がある。4年ぶりなので恐らくはすさまじい人出になるだろう。 コロナ禍前までは、毎年天神祭の花火大会終了後はそのすさまじい人出からJR環状線が遅延に遅延を繰り返していた。午後10時を過ぎてもまだ20分以上電車が遅延しているというのが常態だった。そんなわけで今日は極力早く帰宅するつもりである。 祇園祭にせよ

ブランドイメージの確立は弱すぎても強すぎてもダメ

2023年7月21日 トレンド 7

ブランドイメージを確立させるべきというのは、よく言われるアドバイスだが、ブランドイメージが確立しすぎるのも悪影響が出る場合が少なくない。まさに過ぎたるは猶及ばざるが如しである。 2015年頃から数年間、大ヒット商品として認知された口金リュックブランド「アネロ」だが、旗艦店の1つだった東京・原久宿店を閉店することになった。 「アネロ」原宿店が8月16日で閉店 

イベントへの人出の復活によってゴルフ市場とキャンプ市場が踊り場を迎えたという話

2023年7月18日 トレンド 0

天気予報によると、明日の夜の雨で大阪の猛暑日は一旦落ち着くようで、その後は35度未満の最高気温が続くことになるので、明日の夜の雨を心待ちにしている。 土曜日から今日までが猛暑のピークということに天気予報ではなっている。 そんな猛暑日の土曜日、この日は朝からまたガンプラを買うために開店前のジョーシンに並んだのだが、それはさておき、夜には地元町内にある少し離れた

キャンプ市場の拡大は終焉を迎えたのではないかという話

2023年7月14日 トレンド 4

今年6月後半はここ何年間かで最も過ごしやすい比較的涼しい日が続いた。7月に入ると大阪も高気温の日が増えたが、昨年までとは異なり猛暑日は少ない。東京の方が猛暑日が多いくらいではないかと思う。 とは言いながら、生来の汗っかきなので扇風機は必須で、電気代さえ気にしなければ冷房をフル稼働させたい。去年の夏までは冷房を毎日稼働し続けていたが、今年は電気代節約のために半

20代後半~40代前半女性にも「国民服」化しているユニクロとジーユー

2023年7月13日 トレンド 1

今年もすでに6月末から夏のバーゲンが始まっているわけだが、欲しい服もなく何も買っていない。理由は当方が大量の汗っかきで暑さが苦手なため、イキった重ね着など夏にはできなくて3年くらい前から買い集めた吸水速乾Tシャツしか着用していないからである。買うとすれば値下がりした吸水速乾Tシャツ類くらいだろう。 その中でも最も活躍しているのがジーユーで値下がりして買ったド

ブームではなく「定着化」した快適商材・機能性素材

2023年7月7日 トレンド 2

早い商業施設では6月下旬から、遅い施設でも7月1日から夏のバーゲンセールが始まった。 個人的にはこれと言って欲しい服が無い。年々夏物に対する購買意欲は低下している。そんなことを言いながらも何枚か値下げされた夏服を毎年買うのだが、今年これから買うのは吸水速乾機能のTシャツ&ポロシャツと、合繊素材のスラックス、合繊素材の半ズボン(しかも1枚くらい)だろうか。 実

メルカリのブランドランキングに見るファッション需要の低下

2023年7月5日 トレンド 1

個人的には古着を買うことが嫌いである。古着というのはどうにも生理的に嫌悪感がある。それと「中古でもいいから服が欲しい」と思ったことがない。 逆に自分が要らなくなった服を売ろうという考えもない。 ネット通販で買ってみたがサイズがちょっと小さいとかそんな物は試着するにとどめて知り合いにあげることにしている。 実際、2010年以降に買った服はほとんどが低価格品ばか

アパレル業界では大型合同展示会の復活はなく今後は中小型合同展示会が主流になる

2023年7月3日 トレンド 0

早くも2023年も半分が終わって下半期がスタートしたが当方には特筆すべきことは何もない。 前回、アッシュ・ペー・フランスの経営破綻が引き金となってアパレル大型展示会「ルームス」が今年で終焉を迎えたことについて触れた。 これに先駆けて、繊研新聞社が主催してきたアパレル大型展示会「IFF」もすでにコロナ禍前の2018年に終了している。 アパレル業界における大型展

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