ジーンズの利便性を考えてみたという話
2025年4月30日 トレンド 1
一人暮らしをするようになってもうすぐ丸12年になる。
炊事・洗濯は欠かさずやっている。掃除は嫌いなのでさぼりがちである。
洗濯を自分でやるようになると、洋服を選ぶ基準が「洗濯しやすさ」に比重を置くようになった。
当方の思う洗濯しやすさとは
・洗濯機で普通に洗えること
・乾きやすいこと
・乾いたときにシワになりにくいこと
である。
この3点のうち、最低でも2点は備わっていて欲しいし、最悪1点だけでも備わっていてほしい。3点すべて備わっていない洋服はいくら値下げされていようが、話題のブランドであろうが買うことは滅多になくなった。
世間的には、若者の間で「ジーンズ人気復活」と言われているが、当方も含めた若者ではない皆様方はどうだろうか?ジーンズを改めて買ってみた人はおられるだろうか?
当方はたまにジーユーで990円に値下がりしたデニムパンツを買おうかと思うことがあるが、思いとどまってばかりである。
あと、思いとどまることが増えたのがオンスにもよるが綿100%裏毛のスエット類(フルジップパーカ、フーディー含む)である。
どちらも肌ざわりは好きだが、当方が感じる最大の難点は「乾きにくい」である。
洗濯をベランダに干した場合、真冬の気温だとほとんどの場合は1日では乾かない。4月から10月くらいまでの気温なら朝に干しておけば夕方には乾く。真夏だと3時間くらいで乾くのだが。
乾燥機にかければいいじゃないかと言う方もおられるだろうが、自宅に乾燥機は無いし、今後買う気もない。さらにいうと乾燥機にかけてジーンズやスエットが縮むのも嫌である。
そうなると、ジーンズ、特に綿100%の厚手デニム生地の衣類全般と、中肉以上の厚みのある綿100%裏毛スエット類はいくら値下がりしていても極力買わないようになってしまった。
代わりに買うのは、合繊主体の素材でできたスラックスタイプのズボンと、ダンボールニットやダンボールニットっぽいトップス類である。
ダンボールニット系の生地は、かさが高くなりやすいものの、軽量でしかも水に濡れても乾きやすい。綿裏毛のような肌ざわりは無いものの、軽量かつ速乾性という利便性は高い。
一方、合繊や合繊主体のスラックスは厚手デニム生地に比べて軽量であり、速乾性がある。チノパン類でも当方はポリエステルが何割か含まれている物が扱いやすくて好きである。
たまにジーンズを穿くことはあるが、それは昔購入した商品がほとんどである。あと、細身ストレートを穿くことはあるがスキニーはほとんど穿かなくなってタンスの肥やしになっている。
一方、ジーンズの優位的な利便性とはなんだろうか?
速乾性は合繊パンツに圧倒的に劣る。耐久性も微妙である。
実際に工事現場などでは合繊主体のワーキングユニフォームの方が、破れにくく丈夫で引っかきなどにも耐久性が高い。
当方が思うジーンズの機能的優位性は
1、コーディネイトが楽
2、色落ちしても着用可能
3、破れても着用可能
4、汚れても着用可能
というあたりではないだろうか。
いわゆる「カラージーンズ」を除くブルージーンズ、ブラックジーンズはだいたいどんな色・柄のトップスにも合う。カラーコーディネートをいろいろと悩むことが無い。
どんなトップスでもジーンズを穿いておけば何とかなるという利点がある。
2~4においては読んでいたただいた通りである。
濃紺デニムが薄青にまで色落ちしても、着用可能である。これが他の生地のズボンなら色落ちしても着用可能な物は限られている。
破れ、汚れにしても同様である。
ウールのスラックスが破れて汚れたまま穿いていてカッコヨク見える人は少ないだろう。ところがジーンズはわざわざそういう加工を施した商品が多数存在するほどに汚れても破れてもサマになって見える。
2010年代半ばまで、なんやかんやと言われながらもカジュアル服の定番としてジーンズが君臨できた理由はこの4点にあるのではないかと思う。
重くて乾きにくいという特徴はあるものの、それに勝ると感じられる部分があるのがジーンズ類ではないかと思う。
実際に当方もカラーコーディネイトがしっくりこない時は、ジーンズを穿いて誤魔化すことが多々ある。すごくカッコヨク見える必要はない(実際に当方がすごくカッコヨク見えるということはあり得ない)が、すごく変に見えたいわけではない。ジーンズだと極めて普通に見てもらいやすい。
コーディネイトに困ったときにはジーンズに限るというのが、個人的な意見である。
現在、復活したジーンズを着用している若者たちはどのように感じているのだろうか。
恐らくはこの利便性も感じているのではないかと思うが、実際に若者ではない当方には本当のところは想像できない。
そんなわけで当方は洗濯のことを気にしつつ、時々はジーンズを穿くという生活を自分のペースで続けることになるだろうと思っている。
おそらく「乾きにくい」という欠点は、元来の出自=「砂漠の中のワークウェア」「金鉱採掘やカウボーイ仕事?のワークウェア」としては問題なかったのでしょうね。発祥の地では、日本と乾燥レベル違うので。
あわせやすさや、ダメージや汚れが気にならない、というのは横糸が白い、という特徴によるものだと思います。色合いや素材感をぼかしてくれるので、いろいろな素材や色とあわせやすいし、傷がついても白い横糸の露出、それ自体が見た目の深みや味になります。