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南充浩 オフィシャルブログ

トレンド

「若者の半ズボン離れ」という話 

2023年4月12日 トレンド 0

肌寒い日があるものの、今年の3月・4月(といってもまだ10日ほどしか過ぎていないが)は記録的高温が続いている。最高気温25度前後の蒸し暑い日も多い。例年通りならこの気温は5月くらいである。 綿セーターや長袖トレーナーなど「春物」と呼ばれるアイテムをほとんど着る機会が無いまま夏を迎えそうだ。 夏はエルニーニョ現象によって比較的冷夏になるという予報もあるが、他方

世の中にはいろんな趣味があってどれも同等だという話

2023年3月31日 トレンド 0

先日、大阪に出張してこられた野田大介さんと久しぶりにお会いした。 《 あんときのストリート 》を発掘|MIMIC ( ミミック ) | ストリートアーカイブ・マガジン (mimimimimimimimimi.com) こんな情報発信も手掛けておられる。   自分はどの分野の趣味においても収集癖はあるものの、いわゆる「レア物」を集めたいという願望はほ

洋服を定価で買わない心理

2023年3月29日 トレンド 0

今日はちょっとガンプラの話でも。 あくまでも個人的な心理なのだが、最近は以前に比べるとガンプラ購買欲が落ち着いている。もちろん、ほぼ毎月新発売品は買っているが、今回買えなくても次回の再販でも構わないかなあという感じである。 もちろん、新発売品の中には好みや価格の問題でスルーする商品もある。 昨年9月ぐらいまでは、毎月の再販日に血眼になって行ける範囲の家電量販

どの業界にも一発で逆転できる必殺技なんて存在しないという話

2023年3月27日 トレンド 1

先日、業界の先輩である大手合繊メーカーの社員グループと久しぶりにお会いした。 自分よりも年長の方が2人、同年輩が1人というグループだったが、その席上で、電気自動車の話題となった。当方は全世界の自動車を電気自動車に置き換えることは現時点の技術力では不可能だと思っている。一方、先輩お二人はEUと中国が電気自動車を推進しているのだから、電気自動車に代わるという考え

ゴミになった衣類を処理できる新技術の確立となるか?

2023年3月24日 トレンド 2

衣料品の廃棄問題の場合、整理して考えなくてはならないのは、企業がブランド価値を維持するために産業廃棄物として捨てる場合と、個人が不要になって(汚れ、破損などによって)捨てる場合があるということである。 我が国の場合、アパレル企業は営業利益率を守るために廃棄するということは年々減少している。理由は、産業廃棄物として捨てる場合、捨てるために何百万円・何千万円とい

ファッショントレンド系メディアの煽りとマス嗜好の多様化とのズレ

2023年3月17日 トレンド 2

ファッショントレンドというのは「空気感」「雰囲気」みたいなものがあって、街行く人々を眺めていると、何となく「今はこんな感じの着こなし、サイズ感、コーディネイトが流行っているんだな」と薄ぼんやりと認識できる。 それで2010年以前と比べると、ファッショントレンドへの一極集中、過度の集中というのがかなり減っていると感じる。 そして、「今は〇〇が熱い」と1つのアイ

リアリティと説得力が感じられる洋服の耐久年数とは

2023年3月15日 トレンド 0

現在、使っているASUSのノートパソコンは確か2017年秋に買った。OS込みで10万円弱したと記憶している。 その前は富士通の薄型ノートパソコンを使っていたのだがこれはお茶をこぼしてしまったせいもあるのか、4年で壊れてしまった。たしか75000円だったと記憶している。 その前は富士通のラップトップパソコンだったが、使用開始して4年くらいで謎のウィルス?みたい

昔は月賦やローンで高い服を買っていた若者が結構いたよねという話

2023年3月14日 トレンド 2

当方の長男と次男が無事に27歳と25歳になったのだが、二人ともあんまり服を買わない。仕事がスーツなので買う必要が無いということもあるが、就職する前からそんなに買っていない。次男の方はまだ買う方だが、だいたいがアダストリアの商品なので、定価で買ってもしれているし、当方のようにセールで買うなら尚更安い。   このたび、6年半ほど非常勤講師を務めた専門学

アパレル業界の「死語の世界」をいくつか挙げてみる

2023年3月2日 トレンド 6

アパレル・ファッション業界は目新しさを使い捨てるという風習がある。 逐一記録しているわけではないから、近年の事例だといくつかしか思い浮かばないが、つぶさに記録している人ならもっと数多く思い浮かぶことだろう。 まず、初めは「ロハス」である。 2000年代後半にやたらと「ロハス」が持て囃された。多分、高級な感じを指す言葉でラグジュアリー的な意味だろうと思う。厳密

衣料品も他の商品と同じ支出先の1つに過ぎないという話

2023年2月13日 トレンド 3

2020年の年末、当時就職1年目だった次男が年末大掃除を手伝いに来てくれた。 その際、亡父が死んでから使っていなかった亡父専用の95年製ホットカーペット2畳用のスイッチを入れたが発熱せず、壊れていることが判明した。 その夜はホットカーペット無しでやり過ごしたが、普段家族と暮らしていれば即座に買いなおすところだが、なにぶんと一人暮らしなので、どうしても寒ければ

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