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南充浩 オフィシャルブログ

素材

原料の価格が店頭に並ぶ服にどのような影響を及ぼすかをざっくりと説明してみる

2020年11月16日 素材 4

天然繊維は気候や天候に出来高が大きく左右される。 日照りや洪水、気温の上昇や低下などなどである。この数年、綿花の値段は安定しているようで、大きく値上がりしたとも値下がりしたとも聞かない。 一方で、ウール(羊毛)の値段は値上がりし続けてきた。2019年末までは。   綿花 じゃあ、これらの原料価格が洋服にどう反映されるのかということを今回はざっくりと

「ニットフリース」という謎の商品名

2020年11月13日 ユニクロ 6

今秋の気候をおさらいしてみよう。 10月はここ3年くらいに比べると涼しかったといえる。当方は高血圧なのか更年期なのか、それとも夏場で汗腺が開いてしまったのか、10月でも汗は止まらなかったが、さすがに真夏のように「暑い」と感じることはなかった。 覚えておられないかもしれないが、昨年も一昨年も10月10日前後に30度を越える日が何日かあった。今年はそれがなかった

世に知られていない製造加工業の技術が多すぎる

2020年11月9日 トレンド 0

個人的には、自分は上っ面のプロモーションとかその類は今でも嫌いである。 やっぱり中身が伴っていてほしいと思う。   しかし、製造加工業者は一部を除いて、本当にプロモーションが下手くそである。 今、メディアは「サステナブル」「エコ」ばかりである。口先だけでもこれを唱えていれば、アホなメディアは大した検証もせずに掲載してくれる。 狡猾(良い意味で)な企

複合素材を作る方法は「混紡」以外にも3つあるという話 ~「ウール綿混」だからといって「混紡」とは限らない~

2020年11月5日 素材 2

今回は、生地についての超基本的なことを書いてみたいと思う。 というのは、繊維・アパレル業界は知識・認識が分断されており、共有化されづらいからである。国内はもとより、海外でも実際のところは同様なのではないかと思う。 なので、今回は製造加工業者やそれに詳しい人は読まない方が良いと思う。申し訳ないが時間の無駄になってしまう。   現在、われわれが手にする

製造業者が手掛ける「売れない直販品」の問題点

2020年10月29日 製造加工業 0

インターネットやSNSの完備、YouTube動画の普及で、製造業者や中間業者が、最終製品を開発して消費者直販を始めることのハードルは格段に下がった。 しかし、参入障壁が下がることと、事業として採算化することは別である。もっと直截的に言えば、参入できるということと、売れるということは別物である。 これは何も衣料品や繊維製品に限ったことではなく、食品、雑貨、機械

アパレルの「直貿」とOEM業者のオリジナルブランドが成功しにくいと思う理由

2020年10月28日 トレンド 0

新型コロナによる休業がダメ押しして、アパレル関連の苦境が顕在化した。 利益率を高めるために、アパレルは中間マージンを排除する目的から、OEM・ODMを外して「直貿」へシフトする。外されたOEM・ODM(商社も含む)は、新たな稼ぎ口を求めて、オリジナルブランドを立ち上げて消費者直販を模索する。 こんな感じが「今」のアパレル業界のトレンドである。 しかし、これは

アダストリアが「染め直し」ブランドを収益化することができるのかに注目したい

2020年10月1日 企業研究 1

あんまり話題になっていないが、アダストリアが染め直しブランド「フロムストック」をスタートさせた。 いわゆる、リユースの一環である。 不良在庫を「黒」に染め直して新製品として再度販売するという手法である。   染め直しブランド(古着や中古も含む)というのは、実は結構前から様々な会社で模索されているが、未だに成功した事例はない。もちろん、小規模企業が細

ZOOMを使ったトークイベントを開催します。(前置き長めの告知)

2020年9月23日 告知 0

物やサービスにはさまざまな売り方がある。 それこそ「多様性」で違法でなければさまざまな売り方があっていい。 飲食でもそうだ。当方はそんなに好きではないが(めちゃ嫌いでもない)、焼き肉もさまざまで、安い「情熱ホルモン」もあれば、高いナンタラ苑とかいう焼き肉屋もある。中間価格帯もある。 ナンタラ苑に行ったことはないが、情熱ホルモンと中価格帯はある。あんまり飲食に

洋服の製造に中間業者が必要不可欠な理由

2020年9月11日 製造加工業 0

厳密に言うと、洋服を作ることは結構難しいのだが、その一方でめちゃくちゃ簡単にも作れてしまうのも事実である。 ここでいう作るというのは、ビジネスライクな意味ではなく、本当に1枚作るという意味である。 パターンを工夫して、使用する素材との相性も考えて、となるとかなり高度な作業になるが、その一方で、めちゃくちゃラフに作ることもできる。 以前、当時懇意にしていた独立

「ニット」という用語を巡る混乱

2020年9月8日 メディア 7

WEB関連は専門用語が難しくてとっつきにくいと言われることが多い。専門用語というよりは正確にはカタカナが多すぎるということではないかと思う。カタカナが多いために老人層には極めてとっつきにくいと感じる人が少なくない。 WEB関連によらず、何事においても「専門用語」というのはそれなりに存在するし、仕事にするならば、ある程度はそれを理解しないと難しい。 しかし、洋

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