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南充浩 オフィシャルブログ

2023年 の記事一覧 : 243件

中低価格帯の外資ブランドにとって日本市場は鬼門では?

2023年4月19日 企業研究 1

これまでの市場の推移を見ていると、ラグジュアリーな高級ゾーンを除くと、中価格帯から低価格帯の外資ブランドのほとんどが国内市場には根付きにくいといえるのではないかと思う。アパレルブランドに限らず。 アパレルで見ても、結局国内に残った外資ブランドは、GAP、ZARA、H&Mくらいである。大手3社の看板ブランドだけが残ってサブブランドは撤退してしまった。要

低価格品が底上げされて便利になったが「突き抜けた物」は生まれにくくなった閉塞感

2023年4月18日 考察 1

JR大阪駅から徒歩数分の場所に、大阪駅前第1~第4ビルというのがある。 かなり年季の入ったビルで、最近ではチェーンの低価格居酒屋や低価格カフェなんかもテナント入店しているが、いまだに何十年前からあるのかわからない昔ながらの喫茶店や居酒屋、立ち飲み屋なんかも入店している。そういえば、この4つのビルは壊されて公園か何かにされる計画だと聞いたことがあったのだが、い

中高年層の強固な百貨店信仰に驚いたという話

2023年4月17日 百貨店 1

なんだかんだと先行きが見えないそごう西武の売却と異なり、先日あっさりと決まったのがバーニーズニューヨークの売却である。 セブン&アイ/バーニーズ ニューヨークをラオックスに売却 セブン&アイ・ホールディングスは4月6日、バーニーズ ジャパンの全株式をラオックスホールディングスに譲渡すると発表した。 取得価額については、当事者間の契約によって非開示となっている

繊維の製造加工業とメディアの認識の食い違い

2023年4月14日 製造加工業 0

アパレルブランドの展示会やイベントで、デザイナーや企画担当者、スタイリストなどの話を聞く機会はそれなりに多くあったのだが、彼・彼女らが「このコーディネイトがイケてるんですよ」という理由を説明されてもイマイチ理解できないことがままあった。 当方は彼・彼女らほどにはファッションに興味が無いし、センスも無い。熱意だって怪しい。マス層の大多数が「カッコイイ」と評価す

繊維の製造加工場は可能な部分はできるだけ機械化・全自動化を進めるべき

2023年4月13日 製造加工業 4

少し以前、何の気無しに見ていたYouTubeに「金属削り工場」の動画がサジェスチョンされたので、ついでに視聴してみた。 改めて検索してみたが出てこないので、当方の記憶を基に文字で説明するが、拙い文章力なので恐らくは伝わりにくいことをお許しいただきたい。 金属の塊をワイングラスの脚のように細長く削り出すという作業なのだが、これが人間の手でないと不可能なのだとい

「若者の半ズボン離れ」という話 

2023年4月12日 トレンド 0

肌寒い日があるものの、今年の3月・4月(といってもまだ10日ほどしか過ぎていないが)は記録的高温が続いている。最高気温25度前後の蒸し暑い日も多い。例年通りならこの気温は5月くらいである。 綿セーターや長袖トレーナーなど「春物」と呼ばれるアイテムをほとんど着る機会が無いまま夏を迎えそうだ。 夏はエルニーニョ現象によって比較的冷夏になるという予報もあるが、他方

工場を刷新するも当面は増産しない「水沢ダウン」

2023年4月11日 製造加工業 1

現代の衣料品は基本的に「化学」であり「工業製品」である。もちろん、中には「アート」であるものがあっても構わないが、そちらは少数派でありマニアの世界であるということを再認識する必要がある。 「キラキラ」だろうが「ファッションへの情熱」だろうが、そういう曖昧模糊としたものを形にし、ある程度の数量を量産してくれる工場は化学と工業で成り立っている。 人には得手不得手

衣料品の汚れにも色々な種類があるという話

2023年4月10日 考察 0

皆さんこんにちは。 USです。 春ですね〜。 マスク着用の要件が緩和されたのにも関わらず、私は花粉症が酷くマスクがまだまだ手放せない日々が続いており、マスク無しで歩いている方が羨ましいです。   先日、ふらっと立ち寄った店で柄にもなく春らしい白のパンツが欲しくなり購入しました。 そのパンツを履いて出掛けた先でたまたまブラックライトの当たっている場所

再生ポリエステル糸の需要増加で起きる本末転倒

2023年4月7日 素材 2

以前から業界内では噂になっていたが、ついに記事として取り上げられた。 繊研新聞のこの姿勢は評価をすべきだろう。繊維ニュースを除くその他の業界メディアではこうは行かない。 再生ポリエステル原料が調達困難に 飲料ボトル用との取り合いさらに | 繊研新聞 (senken.co.jp)   リサイクルポリエステル繊維の原料となる国内の回収ペットボトルが今後

工場は素人にも分かりやすい効能で技術を説明してみてはどうか?

2023年4月6日 製造加工業 1

久しぶりに1泊で岡山・児島の産地企業を回らせてもらった。 2019年に東京出張をして以来の宿泊出張なので、4年ぶりになる。この4年間で身体のジジイ化が一層進行してひどく疲れてしまたった。児島は「デニムの街」と言われるが織布はショーワの1社しかない。生地染め染色工場は堀江染工だけになっていて、あとは洗い加工場とか整理加工場なので、実際のところは児島は「デニムの

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