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南充浩 オフィシャルブログ

2023年 の記事一覧 : 243件

一部の好調さでは業界全体の退勢を覆せないという話

2023年4月5日 百貨店 2

百貨店の衰退が叫ばれながら、特定店舗の好調も報じられる。 業界関係者以外、いや、業界関係者でも百貨店に詳しい人以外はこの矛盾する報道が実は正しいのだということが理解できないのではないかと思う。   伊勢丹新宿本店、31年ぶりに最高売上高を更新 高級ブランド売れに売れる 三越伊勢丹は3日、国内百貨店事業の3月度売上高速報を発表した。23年3月期通期で

メタバースが行き詰まるのは当然の結果

2023年4月4日 ファッションテック 3

衣料品業界と業界メディアはいまだに期待分野の1つとしてメタバースを持ち上げ続けているが、それも徒労に終わりそうである。 仮想世界「メタバース」に厳しい現実 – WSJ 仮想世界「メタバース」は、大きな話題を呼んでから2年足らずで厳しい現実に直面している。 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は今週、ウォルト・ディズニーがメタバース戦略を開発

ユニクロの洋服が長持ちしないという人が多い理由を考えてみた

2023年4月3日 素材 5

洋服の傷み具合は、着用回数×洗濯回数に比例して速くなる。 だから、着る回数が多く洗濯する回数が多ければ洋服の傷みは速い。逆にほとんど着用せず、着用しないから洗濯する必要もない洋服はなかなか傷まない。 これは洋服の値段の高低には関係なく、等しいものである。物は何でも使い続ければいずれは破損する。   低価格衣料品にはさまざまなブランドが存在しているの

世の中にはいろんな趣味があってどれも同等だという話

2023年3月31日 トレンド 0

先日、大阪に出張してこられた野田大介さんと久しぶりにお会いした。 《 あんときのストリート 》を発掘|MIMIC ( ミミック ) | ストリートアーカイブ・マガジン (mimimimimimimimimi.com) こんな情報発信も手掛けておられる。   自分はどの分野の趣味においても収集癖はあるものの、いわゆる「レア物」を集めたいという願望はほ

生産の経済ロットを達成しながら希少性も維持できそうな売り方を考えてみた話

2023年3月30日 製造加工業 0

業界メディア上でも報じられないことも多いが、ここ何年間かでオリジナルブランドを開始したという国内工場は結構ある。業界メディアで盛んに報じられる人気企業(個人の人気者も含む)の新ブランドでさえ、華々しい報じられ方に反して内情は火の車というところも珍しくない。 で、国内工場というのは一部を除くと資本力が小さいから大手企業のようにローラー作戦で資本投下ができるわけ

洋服を定価で買わない心理

2023年3月29日 トレンド 0

今日はちょっとガンプラの話でも。 あくまでも個人的な心理なのだが、最近は以前に比べるとガンプラ購買欲が落ち着いている。もちろん、ほぼ毎月新発売品は買っているが、今回買えなくても次回の再販でも構わないかなあという感じである。 もちろん、新発売品の中には好みや価格の問題でスルーする商品もある。 昨年9月ぐらいまでは、毎月の再販日に血眼になって行ける範囲の家電量販

百貨店にファミリー客が戻ってこないのは当たり前という話

2023年3月28日 百貨店 4

もう長いこと百貨店の改革プランというのを断続的に眺めているがイマイチピンと来ない。 多くの場合は 1、品揃え強化(要するにもっとイケてる洋服ブランドを集める) 2、接客サービスの向上 あたりに集約されると感じる。 2020年以降に出てきたのが 3、イシキタカイ系の売り場を導入する(イキった売り場の導入。売らない店とか) 4、外商の強化 だとまとめられると思う

どの業界にも一発で逆転できる必殺技なんて存在しないという話

2023年3月27日 トレンド 1

先日、業界の先輩である大手合繊メーカーの社員グループと久しぶりにお会いした。 自分よりも年長の方が2人、同年輩が1人というグループだったが、その席上で、電気自動車の話題となった。当方は全世界の自動車を電気自動車に置き換えることは現時点の技術力では不可能だと思っている。一方、先輩お二人はEUと中国が電気自動車を推進しているのだから、電気自動車に代わるという考え

ゴミになった衣類を処理できる新技術の確立となるか?

2023年3月24日 トレンド 2

衣料品の廃棄問題の場合、整理して考えなくてはならないのは、企業がブランド価値を維持するために産業廃棄物として捨てる場合と、個人が不要になって(汚れ、破損などによって)捨てる場合があるということである。 我が国の場合、アパレル企業は営業利益率を守るために廃棄するということは年々減少している。理由は、産業廃棄物として捨てる場合、捨てるために何百万円・何千万円とい

床革を使用したドライビングシューズに見るワークマンの巧妙さ

2023年3月23日 素材 3

各分野には昔から使われてきた「専門用語」が存在する。 ごく細かい差異で使う専門用語が異なることは普通にある。専門外の人間からすれば「使い分けなんてめんどくせーな。同じでええやんけ」となるが、わざわざ呼び名を変えているのはそれなりの存在意義があるからである。 ゆとり教育とか言われ始めたころの一時期、円周率3・14を3にして教えるとかいう意味のわからない取り組み

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