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南充浩 オフィシャルブログ

2022年 の記事一覧 : 239件

青山商事の麻布テーラー買収で完全なる終焉を迎えた「谷町アパレル」

2022年3月3日 企業研究 4

「麻布テーラー」が青山商事に買収されることとなった。 青山商事が「麻布テーラー」運営会社を買収 – WWDJAPAN   紳士服最大手の青山商事は28日、オーダースーツ「麻布テーラー」などを運営するエススクエアード(大阪、清水貞行社長)の全株式を取得すると発表した。取得金額は非公表。 持ち株会社エススクエアードの傘下にメルボメンズウェア

アパレル業界や業界メディアの発信する「スペクタクル」と大衆の「日常」との乖離

2022年3月2日 メディア 1

多くの人のファッションへのデビューは高校時代か大学時代(場合によっては中学生時代)だが、当方のファッションデビューは社会人になってからだった。 で、ファッション雑誌を読みながら勉強を開始したのだが、ファッション雑誌に書かれてある内容、紹介されている商品ともに、ジャスコとイズミヤの服で育った当方には異次元の内容だった。 例えば、メンズクラブの3月号とか4月号に

「スーツに見える作業服」が高価格では売れにくい根本的な理由

2022年3月1日 トレンド 3

だれだってどんな企業だって自分の商品やサービスはできるだけ高く売りたい。 しかし、物やサービスには「相場」があり、提供者が望む価格が高すぎると通らない。そういえば何年か前に聞いたのだが、当時、自分自身で価格を上げすぎて契約が減ったベテランコンサルタントが業界にはチラホラいたという。「できるだけ高く売る」というのが商売のコツではあるが、「相場」を越えた高さは売

ジーンズの着用率が落ちたのはビンテージジーンズブームに遠因があると考えられる理由

2022年2月28日 ジーンズ 4

少し以前に、某メディアから「ジーンズの復権はあるのか?」という設問について打診されたことを書いた。 ちょうど同時期に同じ内容でライトな記事が別媒体で掲載された。 当方は1970年生まれで今年52歳になる。自分よりも上の世代で70歳くらいまでは若い頃にジーンズに慣れ親しんでおり、現在でもジーンズを愛用している人は多い。 自分よりも下の世代だとどうだろうか、40

最近の「古着人気の報道」に対して少し違和感を覚える理由

2022年2月25日 ジーンズ 3

最近、エスディージーズ(笑)と絡めて「古着ブームだ」と報道されることがある。 まあ、古着屋JAMの人気ぶりなどを知ればブームなのだろうと思うが、イシキタカイ系メディアのように「エスディージーズ(笑)を考えた『全く新しい』消費行動」とか。某エライ先生のように「日本が貧しくなっているからだ」とか、そういう論調には違和感がある。 なぜなら、   1,95

ユニクロブームの以前から低価格ジーンズは存在していたしそれなりに売れていた

2022年2月24日 ジーンズ 0

先日、某メディアから「ジーンズの復権はあるのか?」という内容で相談を受けた。消費者視点でいえば「2008年までのような着用率の高さには永遠に戻らないだろう」と答えておいた。 理由は、スキニーブームでストレッチ素材の快適性を知り、スキニーブーム末期以降はスエットパンツ、ジョガーパンツ、ストレッチスラックス、ワイドパンツなど柔らかい素材で、ストレッチ性が高い快適

ネット通販が浸透した状況では「洋服の値下げセールの規制」は不可能だという話

2022年2月22日 ネット通販 0

2015年頃、覚えている人も多いかもしれないが、ネット通販がアパレルの救世主となるというような雰囲気だった。 たしかにその5年後にコロナ禍が始まり、実店舗の長期休業や営業時短が起きると、ネット通販をやっていた方が良かったという事態が起き、カンフル剤的な役割を担ったことは事実である。 だが、救世主みたいな存在ではなかったし、一部のネット通販専用ブランドを除くと

ワークマンにカジュアルとしての進歩が感じられた商品が増えたという話

2022年2月21日 お買い得品 0

50歳を越えてますますファッション衣料への渇望が薄れてしまっている今日この頃だが、とりあえず、店頭を見て回ると、春物が一部入荷している。 無印良品の衣料品は相変わらずで、時代劇のように偉大なるマンネリ感があり安定感はあるが、衣料品が前年割れを続けている現状では、逆に回復する要素はないと見えた。 ユニクロは、昨年春夏のような一昨年物の使いまわし感・焼き増し感は

自社のクラファンの状況をぶっちゃけてもらった話

2022年2月18日 トレンド 0

近年すっかり定着したクラウドファンディングだが、定着度合の高まりと反比例するかのように、達成するのが難しくなってきていると感じる。一つには、クラファンの乱立による個々の対象への注目度の低下があるのではないかと思う。       当方も、はっきり言っていちいち「今日はどんなクラファンが始まったのかな?」と思ってクラファンサイトを定

欧米の低価格品が日本では通用しづらいと感じる理由

2022年2月17日 ネット通販 3

少し前のことになるが、ウォルマートが西友の株式のほとんどを売却した。 楽天、KKR共同で西友買収 ウォルマート、実質日本撤退の背景と早くも焦点になる出口戦略 _小売・物流業界 ニュースサイト【ダイヤモンド・チェーンストアオンライン】 (diamond-rm.net)       この記事はかなりまともに公平に論じられているように

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