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南充浩 オフィシャルブログ

2022年 の記事一覧 : 239件

生地の知識がほとんど無くても商品の企画・生産が可能な繊維アパレル業界

2022年3月17日 素材 0

我々は基本的に数限りない工業製品に囲まれて日常生活を送っている。 で、多くの工業製品は、その作り手・売り手が、材質や内部の仕組みなどについてある程度の専門知識(浅い・深いは個人差があるが)を持ち合わせていて、消費者に対してそれなりの説明が可能である。 しかし、同じ工業製品でも衣料品の場合はこれはほとんど当てはまらない。すべての生地の説明を的確にしかも正確にで

日本ではメタバースはマスに広がらないのではないか

2022年3月16日 ファッションテック 0

自分は写真に映ることが嫌いである。 とはいえ、仕事柄顔写真が要ることもあるので我慢して撮影はしている。 理由は自分の顔立ちが理想とは程遠いからで、もし竹野内豊かディーンフジオカ並みのイケメンであったなら、もっと写真に映るのが楽しかったのではないかと思っている。 また体格についてももう少し華奢でありたかった。今の体格だと似合う服が限定されすぎてしまう。しかし、

業界メディアが「卸売りアパレル」の機能を正確に理解できていないのではないかと思った話

2022年3月15日 トレンド 0

大きく分けてアパレルには、卸売り型のアパレルとSPA型アパレルがある。 卸売り型アパレルというのは、小売店へ卸売りをするアパレルメーカーである。98年以降のユニクロの成功からSPA型アパレルが我が国でも主流となった。 もっとその源流を考えると、80年代半ばからのDCブランドブームではないかと思う。あの当時は直営店・フランチャイズ店が入り乱れていたが、ブランド

投資ファンドが企業を買収するのは、さらに高く売るためであるという話

2022年3月14日 企業研究 4

ストライプインターナショナルが、投資ファンドの資本を受け入れた。完全買収ではないが過半数の株式を投資ファンドが取得する。 ストライプ、投資ファンド主導で再建へ – WWDJAPAN ストライプインターナショナルは11日、投資ファンドのティーキャピタルパートナーズからの出資を受け入れたと発表した。ティーキャピタルが管理・運営するプライベートエクイテ

卸売り型アパレル企業に20代の若手営業マンがいなくなりつつあるという話

2022年3月11日 トレンド 1

先日、こんな話題が出た。 「実は数年前から、小規模零細の卸売り型アパレルに若い社員が入社しなくなった。特に営業部門はその傾向が顕著で営業部門で30代なら若手、40代・50代が中堅という扱い。今後この傾向は改善されるんだろうか?」 というものだった。 コロナ禍が始まって、展示会にお邪魔する機会もめっきり減ってしまったが、思い返してみるとたしかに2010年を越え

ブランド素材が大手低価格ブランドへ行き着いてしまう理由

2022年3月10日 素材 2

繊維・アパレル業界と称されるが、繊維業界というとどちらかというと川上メインの視点、アパレル業界というと以前は卸売り型アパレルブランド中心だったが、今では店頭が中心の視点という感じがある。 川上、川中、川下と業界には存在するが、「生産数量」という視点でいうと、川上・川中と川下は大きく断絶している。 販売員&店長という川下の立場を経験した当方からすると、川上の「

衣料品という商品は身近だが理解するには膨大な知識が必要になるという話

2022年3月9日 素材 1

衣料品というのは、全裸で生活する人がいないので、万人にとっては非常に身近な物である反面、糸・生地・型紙と非常に専門性が高く、理解するには膨大な知識が必要となる。 ここに業界と消費者とのミスマッチが生まれやすい。 また製造工程に携わる人(川上)と店頭販売員やスタイリストといった川下にいる人との知識の断絶も起こりやすい。   当方は川下にいる人よりは多

問屋や小売店が商品を高額転売することは商道徳にもとるのではないかと思った話

2022年3月8日 ネット通販 1

今回は全く繊維・衣料品とは関係のない話である。 まあ、自己満足で書いているに過ぎないので、お読みいただかなくても何の問題もない。 以前からガンダムのプラモデルの品薄状態について言及してきた。8年半前に離婚してから、俗に「家族サービス」と呼ばれることをしなくて済むようになったので、1か月間に何時間か空き時間ができるようになった。そこでガンダムのプラモデルに再度

「カイハラ製デニム」の1900円ジーンズに感じるワークマンの意図

2022年3月7日 ジーンズ 2

案外と各メディアの取り扱いが小さくて意外だったのが。ワークマンがカイハラのデニム生地を使った1900円ジーンズを発売するという話題である。 ワークマン カイハラ製デニムで1900円のパンツ販売 | 繊研新聞 (senken.co.jp) ウェブ記事ではこの繊研新聞くらいしか掲載されていない。 その繊研新聞の記事も実に手短である。   ワークマンは3

「商品企画内容」「マーチャンダイジング」「海外政策」とことごとく裏目に出始めたユニクロ

2022年3月4日 月次速報 3

何年間、何十年間と活動してくれば何をやっても上手く行かないという時期も必ずある。 最善を尽くしたつもりでもタイミングが狂ってしまい、効果が出ないという時期もある。 ユニクロは今、そういう時期にあるのではないかと感じられる。2021年から潮目が変わった。 2020年はコロナ禍にもかかわらず、エアリズムマスク、+Jの復活フィーバーなど、好調に終わった。 しかし、

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