2020年 の記事一覧 : 238件
インドで大規模なオーガニックコットンの不正認証が発覚
2020年12月15日 メディア 1
個人的には、オーガニックコットンに何の興味もない。 しかし、熱狂的なオーガニックコットン愛好家がいるのも事実で、愛好する人に対して「やめろ」とは思わない。好きな物は好きで構わない。逆に愛好家の中の一部が、それを愛好していない人々に押し付けてくるのはまったくもって鬱陶しい。そういう押し付けは断固として拒絶する。 オーガニックコットンというと、多く
「ニットデニム」とはどういう商品か?
2020年12月14日 ジーンズ 2
ジーユー以外にも「スエットライクニット」という商品名を使っているブランドを発見して、ちょっと絶望的な気持ちになった。下手をするとこれがスタンダードになりかねない。 ジーユーの店頭で件の商品を触ってみると、どのあたりがスエットライクなのかちっともわからない。起毛させた合繊セーターでしかなく、その程度の合繊セーターなら過去からあった。ことさらに目新しさは感じない
「定番品を持ち越す」という手法は昔からある
2020年12月11日 企業研究 1
世の中というのは、時代が進むとそれにつれて技術や方法論が進むわけではないらしい。 テレビの世界では、黎明期には録画するという機能が無かったため、すべての番組が生配信されていた。ドラマも生で演じていたわけで、極端にいうと、舞台演劇を配信しているというような形態だった。 少し時代が進むと画像を録画撮影するという機能が開発され、そこから、テレビ番組は録画撮影し、そ
矛盾する「小ロット生産」で「低価格」というブランド
2020年12月10日 企業研究 2
最強の矛と最強の盾がぶつかり合うとどうなるのか?というのが「矛盾」である。 聖闘士星矢の場合は、両方砕けるという結末になるのだが、流石は車田正美先生である。 韓非子が唱えた「矛盾」だが、2000年以上が経過した現在も至るところで目にする。人間は2000年経ってもほとんど進歩していない。 繊維・衣料品業界も「矛盾」が溢れている。 例えばこのニュー
ファッション雑誌の効能
2020年12月9日 ファッション専門学校 2
以前、何か月か前のこと。 深地雅也さんが「洋服の色合わせがわからないという今の若い人は多い」とツイートしていたと記憶している。で、その理由について「ファッション雑誌を読まなくなった部分も大きい」と答えていた。 その発端として、黒いダウンジャケットに合わせる色がわからないというトピックだったが、業界に長いこといる人や業界外でも常識的な人は、「え?黒ってほとんど
マス層をターゲットとしたブランドは来年から低価格志向を強めるだろう
2020年12月8日 企業研究 2
以前にも書いたが、無印良品が今年10月から衣類72品目を値下げした。 インナーダウンベストが3900円から2900円に値下がりしたので、はっきり言ってユニクロのインナーダウンよりお買い得である。 またジーユーが来春から30%値下げする。 ついでにGAPも日本市場でようやく定価を見直して値下げした。 それぞれ抱える背景は異なる。 GAPの場合は過
中綿がポリエステル100%のジャケットはダウンジャケットでもないし中綿ダウンジャケットでもない
2020年12月7日 ネット通販 6
最近「ダウン(羽毛)」に関する表記がいい加減になってきていると感じる。 これまでもネット通販サイトでは、「ダウン」で検索すると多数の「中綿」ジャケットが上位に表示されたが、最近はメディア自体がこの表記基準を甘くしている。 これは百害あって一利なしである。 2007年から2008年にかけてはこんな問題が起きていた。 忘れている人のため、13年前のことなので知ら
洋服はサイズが合っても似合っているとは限らない
2020年12月4日 ネット通販 4
今春、新型コロナ感染の拡大による大規模な長期休業があり、ネット通販が唯一の販路として大々的に稼働した。 しかし、ことアパレル製品に関しては、ネット通販比率は大幅に伸びたものの、実店舗の売上高減少をカバーするには至らず、その状況は、年末となった今も変わっていない。 ウェブ業者はここぞとばかりにネット通販強化を各アパレルに営業して回っているが、まあ、はっきり言え
個人的には大手ECサイトは使いにくいと感じる
2020年12月3日 お買い得品 3
先日、久しぶりにAmazonで服を買った。 今回は単なる雑記である。読んでお役に立つかどうかはわからない。 今年に入ってからユニクロとジーユーとアダストリアでしか服を買っていない。あとはライトオンと無印良品で数回買った程度だ。あ、あとワークマンで初めて買い物をした。 人間は飽きる動物だし、当方は飽きっぽい。 そうなると、たまにはユニクロとジーユ