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南充浩 オフィシャルブログ

ネット通販

ネット通販の普及で「ストロー効果」が起きる?

2019年3月25日 ネット通販 0

EC、いわゆるネット通販をめぐる議論を見ていると、多くのアパレルが既存店売上高にネット通販の売上高分がプラスオンされると考えているように感じる。 しかし、それは一部の強いブランドだけであり、通常のそこら辺の平凡なブランドは、既存店売上高が幾分削れて、その分ネット通販売上高が伸びるだけに終わる。 ウェブ関連会社は、ECと実店舗はカニバリズムを起こさないとして、

伊勢丹メンズ館に商品を並べても必ず売れるとは限らない

2019年3月22日 企業研究 0

アパレル業界では「〇〇に出せば絶対に売れる」と考えている人が数多くいる。 〇〇の中には伊勢丹新宿本店とかZOZOTOWNとかそういうメジャーな売り場が入る。中には〇〇に販路を当てはめる人もいる。 例えば、ネット通販なんかが典型である。   不思議なことに、ネット通販を始めれば自動的に売上高が確実に増えると思っている人が業界には少なくない。 &nbs

高額アパレル品は「趣味の商品」だと思った話

2019年3月19日 考察 0

先日、某コンサルタント氏と話をしたが、その中で、「高額アパレル製品は趣味の品」という言葉が出てきた。 これはその通りではないかと思う。 ベーシックでそこそこの品質のアパレル製品だったら、ユニクロ、無印良品である程度そろう。スーツ類だと青山とAOKIだろう。 にもかかわらず、世の中には何万円のスーツとか、3万円のカジュアルブルゾンとかが存在しており、それをセレ

EC化率を高めてもアパレルの過剰在庫問題は解決しない 

2019年3月15日 ネット通販 0

アパレル業界をめぐる議論は常に不可思議な論説が多いのだが、目下のところ、もっとも不可思議な議論は 「EC化率(俗にいうネット通販比率)を高めれば、業界が苦しんでいる過剰在庫問題が解決する」 というものである。   アパレル業界人、IT業界人、一部メディアはどうしてこんな不可思議な論調に納得できるのか、まったく理解できない。   現在、アパ

ネット通販もSPA化も「売るためのツール」に過ぎない ~手段を目的化し続けるアパレル業界~

2019年3月14日 ネット通販 0

このところ立て続けに古いアパレル業者と会ってあらためて驚かされた。 彼らはもちろん当方よりも相当に年上なのだが、ネット通販に対していまだに美しい幻想を抱いている。 いわく、「これからはネット通販がメインの時代」 いわく、「ネット通販を強化すれば確実に売上高が増える」 いわく、「オムニチャネルに積極的投資を」 などなど といった具合で、10年前から時空転送され

セールスポイントが「日本製しか」ないブランドは絶対に売れない

2019年3月13日 商品比較 0

先日、自宅の近所をママチャリで走っていたら、推定70代だと思われるジイさん二人が立ち話をしていた。 そのジイさん二人は色違いでユニクロのウルトラライトダウンを着ていた。 年寄りにとっての「ハレ」の場所というのがどういうものかはまったく想像がつかないが、「ケ」の場所(いわゆるカジュアル)ではけっこうユニクロの着用者が増えたと感じる。 ユニクロの着用者が増えたこ

衣料品・生地の製造加工は「工芸」でも「アート」でもなく量産による工業である

2019年3月8日 産地 0

生地作り、染色加工、洗い加工、縫製など衣料品製造にかかわる製造加工を「工芸」や「ハンドクラフト」「アート」と見なす風潮は百害あって一利なしである。 縫製でいえば、サンプル製造やオートクチュールを除いては、基本的に量産が前提である。 生地作り、染色加工なんて量産の最たる例であり、「工芸」ではなく完全に「工業」でしかない。   https://www.

「繊維業界」「衣料品業界」内にはすさまじいキャズムがある

2019年3月7日 考察 0

来月の末には49歳になるということで、最近知り合う人はめっきり年下の人が増えた。 完全にジジイになりつつあるということである。 年下の若い人たちは、アパレルブランドや販売関係だったりする。アパレル業界の言い方だと「川下(店頭)」とか「川中(アパレル)」と呼ぶが、通常、多くの人が知っているアパレルブランドは、直営店を多数持っているので「川中」でも「限りなく川下

アパレル各社は全勝するつもりで全ての品番を生産していないか?

2019年2月27日 ネット通販 0

ネット通販を眺めているとけっこうおもしろい。 いろんな商品があるし、値下げされた商品も見かける。個人的には多数のブランドを集めたモールよりも個別企業、個別ブランドのECサイトの方が見やすい。 ただし、Amazonは別で、なんでもそろうので最も見てしまうサイトである。逆に服しかないZOZOTOWNはほとんど見ない。 ユニクロ、ジーユー、アダストリアのドットエス

未来は予測できないから確率の高い方を選んで組み立てるべき

2019年2月26日 考察 0

ちょっと気温の話でも。 2月18日くらいからめっきり気温が上がってきて、ここ2~3日の昼間はダウンジャケットを着ていたら暑いくらいである。(あくまでも大阪・東京基準。東北・北海道は除く) この分だと、今年も去年に続いて3月末には桜が散ってしまって、葉桜の中での入社式・入学式になるのではないかと思う。(あくまでも大阪・東京基準) こんな話をしたら、10人中4人

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