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南充浩 オフィシャルブログ

考察

嗜好品としての要素がない商品は売れない

2019年6月11日 考察 0

洋服店に限らず、日々新しい店が各地でオープンしている。 ほとんどの新店舗はどれもそれなりに外観・内装ともにオシャレである。昭和40年代みたいなボロい外観・内装の店はない。 古民家や長屋を改装したりという場合もあるが、それとてある程度の内装はリニューアルされており、レトロモダンみたいな雰囲気にまとめられている。 いまどき、ブラスチックのテーブルとパイプ椅子を設

「売上高を増やしたければ在庫を増やせ」は現在では通用しない

2019年6月5日 企業研究 0

100万円の売上高が欲しければ100万円分の在庫が必要。 これは商売の基本である。用意した在庫量以上の売上高は見込めない。 じゃあ、売上高を200万円にしたければどうすればよいかというと200万円分の在庫を用意しなくてはならない。 300万円なら300万円分、500万円なら500万円分、という具合に売り上げ目標を増やすごとに基本的には用意する在庫も増やさなく

アバウトな指示が生産現場に混乱を引き起こしているアパレル業界の日常茶飯事

2019年5月17日 製造加工業 0

アパレル業界は用語に関しては本当にルーズな業界だといえる。 他の業界はどうなのだろうか?例えば、飲食業だと専門用語は正確に使用されているのだろうか? 三番がトイレで、五番が食事なんていう隠語ではない。いわゆる仕事上使用する専門用語である。   どこに掲載された誰が書いた記事だったのか忘れたが、先日、ブルーのシャンブレー生地を使ったシャツについての記

ファッション業界人の無責任なアドバイス

2019年5月14日 考察 4

「このモデルさんと同じ服装をしてみたのになぜか似合わない」とか 「このモデルさんと同じ色合わせをしてみたのになぜか似合わない」とか そんな経験がおありではないかと思う。 答えは簡単で、そのモデルさんと自分は容貌も体格も体型も脚の長さも首の長さもすべてが違うからである。   ファッション雑誌が売れなくなった理由の一つにはこれがあるのではないかと思う。

「よほどの物」でない限りは消費者は欠品にこだわらない

2019年5月8日 お買い得品 1

洋服を買うということになると、当方はブランドホッパーである。 特定のブランドに入れ込むことがなく、そのときどきでお買い得品を選ぶ。とはいえ、選択肢になるブランドは、多くても10くらいでしかない。 ユニクロ、ジーユー、無印良品、ライトオン、ジーンズメイトあたりがレギュラーで、そこにアダストリアのグローバルワーク、レイジブルー、たまにウィゴーが混じるという感じで

コアコンピタンスについてダラダラしながら考えてみた

2019年5月1日 考察 0

今日から令和元年である。 平成の30年間は1989年1月から2019年4月までで、当方が19歳から49歳まで過ごした。言ってみれば、昭和は子供時代、平成は若い頃を過ごしたといえ、令和は老年期を過ごす時代になる。   ゴールデンウィークの真っ最中ということで、大してこのブログを読んでいる人もいないだろうから、まあ軽い感じで書いてみたい。  

仕入れ型ネット通販でも「DtoC」なの?

2019年4月24日 ネット通販 0

オールユアーズ、10YC、フートーキョー、ファブリックトーキョーなどなど。 これらのブランドの売り方は「DtoC」と呼ばれる。ダイレクトtoコンシューマーの略だそうだ。 D2Cという書き方は嫌いなのでしない。   これらのブランドはオリジナル商品をインターネット通販で販売している。 だから当方のDtoCの理解は、「オリジナル商品をインターネットで販

既製服を「作品」と呼ぶナンセンスさ

2019年4月23日 デザイナー 0

今日でめでたく49歳になってしまったわけだが、我ながらジジイになったと思う。 節分に、「数え年+1」個の数の豆を食べることが苦痛になって随分と経つ。何せ豆つぶを50個前後も食べるのは苦痛でしかない。 毎年、節分が来るたびに年齢を痛感する。 大したこともないままにジジイになっており、こういうのを「馬齢」というのだろう。 で、当方よりも上の老人層のファッション業

「手段」を「目的」にしてしまうアパレル業界

2019年4月19日 考察 0

某専門学校で毎週見かける講師の方がいる。名前も知らないし言葉を交わしたこともない。 しかし、服装に特徴があるので覚えている。いつも70年代調のファッションでキメておられ、ズボンは必ずベルボトムというかパンタロンというかで、凄まじく裾が広がり、おまけになんとも言えない幾何学柄やサイケ柄が描かれている。   この手のズボンが仮に、どこかの店頭で「在庫処

2000円の服は「安い」が2000円のショートケーキは「高い」ということ

2019年4月1日 考察 0

「中高価格帯の飲食が流行っているから、洋服も中高価格帯が売れる」 なんてことを聞くことがあるが、その考えは一概には危険だと見ている。とくに苦戦している中高価格アパレルの幹部ほどこんなふうに楽観的に見ている気がする。 まあ、人生も世の中もつらいことの方が多いから楽観的にでもならないとやってられないという気持ちはわかるが、この楽観視は百害あって一利なしだろう。

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