考察
ファッション業界人にありがちなダブルスタンダード
2019年2月12日 考察 0
「安い服は存在すること自体がけしからん」「安い服を買うことは許せん」「安い服を評価することは許せん」 という論調の人が衣料品業界にはいる。とくにファッション業界と呼ばれる界隈には多くいる。 これはどうも老若男女関係なしにそういう思考に染まるようだ。 しかし、この人たちは単なるダブルスタンダードに過ぎない場合が多い。 人間の生活に欠
夏と冬のバーゲンの意味が年々薄れてきている
2019年1月31日 ネット通販 0
1月も今日で終わりなのだが、毎年、年始のバーゲンには必ず買い物に出かけていた。 買う物がユニクロ、ライトオン、アダストリア、ジーンズメイトの値下げ品のみであってもだ。(笑) 少し前はマンネリを打破しようとチャオパニックティピーで買ってみたり、ベネトンで買ってみたりしたが、ベネトンもすっかり店舗が少なくなって今では店舗を探す方が手間だし、チャオパニックティピー
洋服のOEM業者は製造加工業者にとっても不可欠な存在に
2019年1月28日 製造加工業 0
最近、アパレル業界ではOEM・ODM業者の存在が悪かのように言われる場合があるが、個人的には悪だとは思っていない。悪だとするなら絶対的な悪ではなく必要悪といったところだろうか。 もちろん、悪徳業者もいるしそうでない業者もいる。そんなものはどのジャンルでも同じだ。 OEMは相手のブランド名での生産を請け負うこと、ODMは相手のブランドのデザインから生産までを請
「愛好家」じゃない消費者の方が圧倒的に多い
2019年1月24日 考察 0
アパレル関係の人はなんだかんだで洋服が好きだから、やっぱり「そういう人」に向けた施策を考える。 まあ、別にこれはアパレル業界に限らず、どの業界でも同じではないかと思う。就職した時点ではその業界に興味はなくても何年間も働くうちに知識もつくし興味も出てくる。 純然たる消費者目線の「好き」かどうかは別として、それなりに好きにはなっていると思う。 大学を卒業するまで
大型倒産はあったが91年までは右肩上がりで成長してきたアパレル業界
2019年1月22日 回顧 0
アパレル市場規模がピーク時には15兆何千億円かあったということはよくしられている。今はだいたい9兆円強で毎年推移している。 で、この15兆何千億円かあったピーク時というのは1991年のことである。 先日、ご紹介したこのNOTEをもう一度引用する。 アパレル業で私が知ってる事 余談。ZOZOについての雑感。というか百貨店の凋落時のお話 https
繊維製品のリサイクルは経済的に見合わないためリサイクル率が低い
2019年1月21日 ファッションテック 1
先日、久しぶりにバッタ屋のショーイチに取材に伺った。 ショーイチの山本昌一社長に1年半ぶりくらいにインタビューしたのだが、その中で、「エコやサスティナブルが言われているが、現時点では衣料品についてもっとも有効的な手段はバッタ屋や古着やリサイクルショップである」という話になった。 ショーイチ社長のインタビューは後日、 https://www.style-pic
大寒波という「僥倖」に期待するな! 防寒衣類は作りすぎるな!
2019年1月15日 企業研究 0
一部には例外はあるものの、2018年秋冬の商戦は暖冬の影響で、概ね芳しくなかったようだ。 アパレルでは、2018年秋冬というと2018年秋から2019年2月ごろまでを指す場合が多い。 気温の変化を思い出してみよう。当方の体感気温は大阪市内を基準としている。天気予報を見る限りにおいては東京も名古屋も大阪とさほど気温の推移に大差がなかったように感じる。 9月はい
アパレル業界が20年前に気付かなかった「不景気」以外の不振のもう一つの要因とは?
2019年1月11日 考察 0
以前から深地雅也さんにすごく的確なファッションビジネスのコメントをする方がいると聞いていて、年明けにたまたまその方のNOTEを拝読したのだが、その評判通りだと思った。 松田剛さんという方で、これが偽名なのか本名なのかはわからない。お顔も存じ上げない。何せアイコンがイラストなので。(笑) NOTEをいくつか書いておられるが、業界のことを知り尽くしておられ、それ
価格競争に巻き込まれたくないならフォーカスマーケティングを
2019年1月10日 考察 0
3回くらいで終わるかと思った正月の雑談シリーズだが4回目になる。これで多分終わる。 衣料品業界は、売れ行きの格差が激化している。 例えば、正月恒例の福袋だが、どんどんと利便性が高まったが、売れるブランドと売れないブランドの格差が明確になっている。 ずっと衣料品ブランドの販売をしている某専門学校生は今回の正月も店頭に立ち続けたそうだが、福袋が一瞬で完売するブラ