MENU

南充浩 オフィシャルブログ

ネット通販

洋服のネット通販が「やっぱり使いにくいなあ」と感じる点

2020年11月27日 ネット通販 3

なんやかんやと言って、ネット通販で服を見ることが増えた。 個人的にネット通販で服を本格的に見るようになったのは、2017年くらいからである。今、定期的に服を買っている通販サイトは 1、ドットエスティ 2、ユニクロ 3、ジーユー   である。 ほかのサイトでは服を買わない。 スニーカーや腕時計、リュックなんかでは、AmazonとYahoo!ショッピン

インフルエンサーが唱える「大量生産根絶」が不可能である理由

2020年11月20日 産地 3

基本的に、ファッション業界の川下の人は、製造に関する知識がほとんどない。 そのため、川下の人や川下出身の人が現在主張している「洋服の大量生産をヤメロ」というのは、自分らの見える範囲では確立できるかもしれないが、川中、川上ではまったく通用しない。 それならば、国内縫製工場や国内生地工場の倒産や、中国やバングラデシュの繊維業の雇用悪化など、そんなものは大量生産根

物性のクオリティが低下したのは低価格ブランドではなく、百貨店やファッションビル向けの中価格帯ブランド

2020年11月18日 お買い得品 2

当方は基本的に「昔は良かった論」は嫌いである。 というか、いつの時代も「昔は良かった」と言われてきたのだから、最も良かった時代は原始時代くらいなのではないかと思ってしまう。 最近のファストファッションは10年前・20年前と比べてクオリティが落ちている という謎の言説がSNSで出回っていたが、これは若い人特有の当時のことを詳しく知らないゆえの思い違いに過ぎない

原料の価格が店頭に並ぶ服にどのような影響を及ぼすかをざっくりと説明してみる

2020年11月16日 素材 4

天然繊維は気候や天候に出来高が大きく左右される。 日照りや洪水、気温の上昇や低下などなどである。この数年、綿花の値段は安定しているようで、大きく値上がりしたとも値下がりしたとも聞かない。 一方で、ウール(羊毛)の値段は値上がりし続けてきた。2019年末までは。   綿花 じゃあ、これらの原料価格が洋服にどう反映されるのかということを今回はざっくりと

「ニットフリース」という謎の商品名

2020年11月13日 ユニクロ 6

今秋の気候をおさらいしてみよう。 10月はここ3年くらいに比べると涼しかったといえる。当方は高血圧なのか更年期なのか、それとも夏場で汗腺が開いてしまったのか、10月でも汗は止まらなかったが、さすがに真夏のように「暑い」と感じることはなかった。 覚えておられないかもしれないが、昨年も一昨年も10月10日前後に30度を越える日が何日かあった。今年はそれがなかった

複合素材を作る方法は「混紡」以外にも3つあるという話 ~「ウール綿混」だからといって「混紡」とは限らない~

2020年11月5日 素材 2

今回は、生地についての超基本的なことを書いてみたいと思う。 というのは、繊維・アパレル業界は知識・認識が分断されており、共有化されづらいからである。国内はもとより、海外でも実際のところは同様なのではないかと思う。 なので、今回は製造加工業者やそれに詳しい人は読まない方が良いと思う。申し訳ないが時間の無駄になってしまう。   現在、われわれが手にする

「ニット」という用語を巡る混乱

2020年9月8日 メディア 7

WEB関連は専門用語が難しくてとっつきにくいと言われることが多い。専門用語というよりは正確にはカタカナが多すぎるということではないかと思う。カタカナが多いために老人層には極めてとっつきにくいと感じる人が少なくない。 WEB関連によらず、何事においても「専門用語」というのはそれなりに存在するし、仕事にするならば、ある程度はそれを理解しないと難しい。 しかし、洋

「わかりやすさ」を真似ずにユニクロの商品を真似る愚かさ

2020年4月9日 ジーンズ 0

新型コロナによる非常事態宣言を受け、対象地域の大型商業施設は軒並み当面の間休館となってしまった。 昨日、心斎橋筋商店街を覗いてみたがコンビニ、ドラッグストア、半数くらいの飲食店、一部のショップしか開いておらず、昼間からシャッターが多く、人通りもまばらな心斎橋筋商店街というのを初めて見た。 この光景は終電間際くらいしか今までなら見られなかった。 ABCマート、

ワークマンで初めて買い物をしてみた話

2020年4月2日 お買い得品 2

今まで話題にもなっていたし、何度も展示会にもご招待いただいていたが、ワークマンの商品を先日初めて買ってみた。 なぜ、今まで買わなかったかというと、行動範囲内に店舗がなかったからである。 WEB通販があるじゃないかと言われても、1万円以上買わないと送料無料にならないし、ワークマンの衣料品は安いから1万円買おうと思うと何枚も買わなくてはならない。そんなに何枚もい

大量生産システムに支えられている受注生産

2020年3月27日 産地 7

今の世の中は、各分野が高度に細分化しているから、全体像は見えにくい。 どうしても自分の携わっている分野のみしか知覚できない。   以前にも書いたが、もう何年も前のことになるが、その頃は、国内の生地産地に今よりも焦点が当たっていた頃だった。 当方も小規模な独立系デザイナーと知り合ったが、どうにも観念が先行しがちな人が多い印象だった。 国産ブームみたい

南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ