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南充浩 オフィシャルブログ

企業研究

ファッション需要獲得を目指すワークマンが法人FCを解禁するのは当たり前という話

2025年7月23日 企業研究 0

ワークマンの店舗数の95%前後がフランチャイズ経営であることは広く知られていた。 このフランチャイズ経営はこれまで「個人経営」に限定されていた。これもまあそれなりに知られているのではないかと思う。 ただ、個人経営限定では、現在のワークマンが目指しているファッション化路線には対応しづらくなってきたというのも事実である。 実際、5年くらい前にすでにワークマン社内

百貨店依存率が高すぎる三陽商会は中期経営計画の達成が難しいだろうという話

2025年7月3日 企業研究 0

先日、三陽商会の2026年2月期第1四半期決算が発表され、営業利益が95・1%減の大幅減益となっていて話題となった。 三陽商会が純利益93.8%減、インバウンド消費急減速で百貨店苦戦 2026年2月期第1四半期 三陽商会が、2026年2月期第1四半期決算(2025年3月〜5月)を発表した。売上高は145億800万円で、前年同期比で5.7%減少。営業利益は36

ブランドの買収・転売の頻度が高まってきたと感じた話

2025年6月27日 企業研究 0

「モモタロウジーンズ」などのジーンズブランドを展開するジャパンブルーをダイドーリミテッドが買収したという報道があった。 ダイドーリミテッドが「モモタロウジーンズ」運営会社を買収 突然の報道だったので驚いたとともに、「また?」という感想も抱いた。     理由は、ジャパンブルーは22年1月に買収が発表されたばかりで、たったの3年強で転売され

経営再建に向けた動きが対照的なライトオンとマックハウス

2025年6月20日 企業研究 1

たまに年配のカジュアル業界関係者にお会いすることがあるが、ライトオンとマックハウスが買収されてしまったことはいまだに話題に上る。 ライトオンはワールドに買収され、マックハウスは親会社のチヨダからジーエフホールディングスに売却された。両社とも奇しくも同時期の昨年秋に発表された。 理由は多くの方がご存知のように、両社ともに業績不振による。 両社の商品戦略、販売戦

量販店向けブランドが地方百貨店に進出する好機

2025年6月17日 企業研究 0

百貨店とは法事のお返し以外では無縁の生活をしているが、一応、報道ベースで眺めていると、都心旗艦店の好調と地方・郊外店の閉店ラッシュの差が大きすぎて、一般消費者には伝わりにくいと感じる。 都心旗艦店はバブル期を越える繁栄を謳歌する一方で、地方郊外店は不振で毎年閉店や倒産が相次いでおり、これが止まる気配はない。     島根県の一畑百貨店の閉

コックスの増収増益の好調理由が興味深かったという話

2025年6月2日 企業研究 0

低価格帯ブランドの報道となると、だいたいがユニクロ、しまむら、ジーユー、無印良品、アダストリア、ワークマンあたりがほとんどでたまにハニーズ、ウィゴーあたりが加わり、別枠でシーインとTemuが取りざたされるという印象がある。 そんな中、先日、繊研新聞が珍しくコックスを取り上げていた。短い記事だが興味深い点があった。 コックス、品番絞り価格維持で増収増益 「これ

生地工場がオリジナル製品ブランドを続けることの難しさ

2025年5月26日 企業研究 0

最近では国内生地工場が自社オリジナルの製品ブランドを立ち上げて、小売業までを一気通貫で手掛けるというモデルは珍しくなくなった。もちろん、縫製は他社の縫製工場に依頼するが。生地作りと製品企画、そして販売は自社で手掛けるというモデルである。 これまで生地の卸売り販売だけでビジネスが成り立っていたが、生地の卸売りだけではビジネスが成り立たなくなってきたため、200

はるやまのレディースカジュアル新ブランドは前回の失敗を雪辱できるか?

2025年5月23日 企業研究 1

スーツの大手4社といえば、青山商事、AOKI(めんどくさいから以後アオキで)、コナカ、はるやま、だが、青山・アオキとコナカ・はるやまには明確な差がある。 青山とアオキは、スーツ販売以外に飲食店などの異業種を多数抱えており、異業種の売上高によって企業規模を維持している。 一方、コナカとはるやまはアパレルにほぼ特化しており、飲食店などの異業種が無い。そのため、厳

業界に染まり切っていないからライト層の取り込みが成功しているのではないか?

2025年4月24日 企業研究 1

古着ブームと銘打った取材であまり触れられないのがゲオの「セカンドストリート」で、個人的には下北沢の個人経営の古着ショップを取材・特集するよりもはるかにその動向はマス層を左右すると思っている。 そんなことを書こうとしていたら、偶然にこの記事がアップされたのでついでにご紹介したい。 「セカンドストリート」、国内外1000店舗突破 シンガポールや香港に初進出で海外

ショッピングセンター内で「セールをしないこと」の無意味さ

2025年4月17日 企業研究 0

高額な商材やサービスに対して好き嫌いは別としてほとんどの人は「高いイメージ」を抱くのではないかと思う。それに見合った価格と内容である限りにおいて。 見合っていないことが露見すると「ぼったくり」と認定されイメージは低下してしまうのだが、そのことは今回は置いておく。 「高価格=高級イメージ」ということを否定する人はほぼ誰もいないだろう。当方とて同様である。 &n

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