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南充浩 オフィシャルブログ

企業研究

レナウンの破産が確定

2020年11月4日 企業研究 2

知らない方もおられるかもしれないので、一応、レナウンの破産決定について触れておきたい。   レナウンが民事再生を断念、破産へ 業界の多くの人が予想していた通りに、民事再生を断念して破産整理になる。 これでレナウンという会社は無くなる。   民事再生法の申請というのは、スポンサーが見つかれば文字通り再生できるが、スポンサーが見つからない場合

長所と短所は表裏一体 光があれば必ず影ができる

2020年10月26日 企業研究 0

今回はちょっと小ネタを。 何事にもメリットがあればデメリットもある。光が差すところには必ず影ができる。 短所と長所は必ず表裏一体である。   ちょっと往年の勢いは落ちてきたものの、まだまだ百貨店単独店舗では国内1位の売上高を誇るのが伊勢丹新宿本店である。 ハイファッション云々とか、そういう事柄が注目されるが、ビジネス系の人たちは、その坪効率の高さに

続・無印良品の衣料品が売れなくなった理由を考えてみた

2020年10月22日 企業研究 5

最近は、サステナブルとかエシカルとかの観点から、ベーシック品を長く売るべきだという論調があって、それはそれなりに理解できる部分もあるが、それなら往年のジーンズメーカーの手法が一番サステナだったんじゃないのか?という疑問が湧いてしまう。 501とか503とかを延々と卸し続けていたわけである。そしてジーンズカジュアルチェーン店はそれを主力の一つとし続けてきたわけ

無印良品の衣料品が売れなくなった理由を考えてみた

2020年10月21日 企業研究 0

前回、全体の売上高はコロナ休業明け以降堅調に推移している無印良品だが、衣料品は大苦戦しており、食品の大幅増で補填されていて、衣料品の苦戦傾向は昨年10月から始まったということを書いた。 衣料品の不振を食品の大幅な伸びでカバーしている無印良品 無印良品としては、食品が売れ、生活関連用品が堅調ならそれでいいんじゃないかと考えていても不思議ではない。 当方が経営者

衣料品の不振を食品の大幅な伸びでカバーしている無印良品

2020年10月20日 お買い得品 0

新型コロナ休業明けからユニクロ、しまむら、ジーユーなどの低価格衣料品の回復が目覚ましい。 ユニクロの場合は、ブランドへの安心感、品質への信頼感がやはり高いと考えられる。マスにおいての信頼感・安心感は国内ではダントツの1位ではないかと思う。 しまむらは、経営改革の成果もある程度はあるのかもしれないが、それよりも、郊外型路面店中心という立地に助けられている部分と

割引クーポンで大幅値引きをしても「プロパー販売」とはこれ如何に?

2020年10月16日 ネット通販 0

新型コロナが起きる前から、国内のアパレル企業、特に数百億円規模の中堅以上に対しては、 売上高を伸ばすことは限界に近いから、利益率を高めるべきだ という論調が主流となり始めていた。 新型コロナによる失速で売上高の低下はより鮮明化したため、今後、さらに利益率向上という風潮が強まることになると考えられる。 利益率の向上という取り組みについては当方もまったく異論がな

百貨店のブランドラインナップが今後ショッピングモールと同質化しそうな気配

2020年10月15日 トレンド 0

先日、ファッション専門学校生がこんな質問をしてきた。 「もうすぐオープンする心斎橋パルコにどうしてABCマートが入っているんですか?商店街の歩いてすぐの場所にも大きな路面店があるのに」 とのことで、確かに疑問ではある。 3年くらい前の某コンサルなら「ドミナント戦略だ!」の一言で片づけることだろう。(笑)   理由としては   1、どんどん

ネット通販を強化すれば必ず収益性が高まるわけではない

2020年10月9日 ネット通販 0

一般的に、ネット通販は実店舗よりもコストが低くて儲けが多いと信じられている。 だが、最近はそうではなくなりつつあると感じる。 とはいえ、一概に「儲からない」わけではなくケースバイケースとしか言いようがないのではないかというのが率直な感想だ。 例えば、品揃えは全く同じで、当方のような個人が徒手空拳で小売店を開設する場合、ネット通販の方が実店舗よりも断然コストが

プランニングが根本から間違っていた三陽商会の新ブランド「キャスト」

2020年10月8日 企業研究 2

「今まで誰もやったことがない」 という物事には、それ相応の「できない事情」があると考えた方が正しいだろう。 人間の中には超天才はほんの一握りしかおらず、あとは凡人かそれ以下である。もちろん当方も含めて。 今まで誰もやったことがない物事であっても、過去に何人もの人間がそれ自体を構想したことはあったと考えた方が正解に近いだろう。 それでも実際には実行できなかった

イトキンの新リメイクブランドの行く末に注目したい

2020年10月7日 デザイナー 0

今回は予定を変更してこのニュースをご紹介したい。 イトキンがリメイク型D2Cブランド 若手・少数精鋭で事業もサステナブルに また「サステかよ~」とちょっとウンザリする気持ちはあるが、注目したい点は2つだ。サステかどうかは個人的にはどうでもいい。 1、久しぶりのイトキンの話題 2、不良在庫を使ったリメイクブランド という2点である。   イトキンが、

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