トレンド
「二酸化炭素排出量の削減と経済成長の実現は両立できない」という論評に賛成
2020年12月28日 トレンド 9
2020年はコロナショックの傍ら、環境問題対策の話題が多かったが、個人的にはそのほとんどが首を傾げたくなるものばかりだった。 例えば、自動車を全部電気自動車に変えるという話だが、トヨタの豊田章男社長が大反論をされていた通り、全部を電気にすれば少なくとも10~15%の発電量の増量が必要となる。 10~15%発電量を増やすとなると、だいたい原子力発電所を10基か
激しさを増す大手資本低価格ブランドによる価格競争
2020年12月2日 お買い得品 1
ジーユーが来春夏から30%の値下げを打ち出した。 「ジーユー」が2021年春夏物で最大30パーセント値下げ トレンド×低価格を強化 コロナ禍で売れたのは「強みのトレンド品」 | WWDJAPAN.com これに限らず、各メディアが報じているので、ご存知の方も多いだろう。 ジーユーは新生児向け衣料も開始するが、それはまた別の話。 &
そのやり方は昔からあったよね?
2020年12月1日 トレンド 2
最近、川下の人たちや川下に参入したド素人の人たちがP2Cという売り方を提唱している。 D2Cの派生らしいが、派生するほどメジャーな手段なのかと疑問しか持てないし、そもそも派生できるほど確固とした定義があるわけでもない。 D2Cはdirect to consumerの略である。じゃあP2Cは何かというとperson to consumerの略だそうだ。 個人的
知られていないのは存在しないのも同然
2020年11月30日 トレンド 4
相変わらず業界メディアには起用されない(笑)が、今年3月からBLOGOSで毎月1本掲載させてもらっている。 一応、読者層が違うので、かなり初歩的な説明をしながら書くようにしている。 今月に寄稿したのがこれである。 ユニクロの「+J」商品に客が殺到 転売市場で高値でも買い手がつく背景を考える https://blogos.com/article/
試作反とサンプル縫製を省略することで「大量生産と在庫廃棄が回避できる」というロジックが意味不明
2020年11月24日 トレンド 1
アパレルというか、アパレルも含めた繊維業界の人は、だいたい流行り物ツールを導入すれば多くの問題点が瞬時に解決されると思っている。まあ、日本人全体がそういう浅はかな思考なのかもしれないが。 20年前なら、SPA化とクイックレスポンス(QR)対応である。これをやればバブル崩壊後の業績が低下が回復するかのような論調だった。 業界紙記者の会見での質問は判で押したかの
物性のクオリティが低下したのは低価格ブランドではなく、百貨店やファッションビル向けの中価格帯ブランド
2020年11月18日 お買い得品 2
当方は基本的に「昔は良かった論」は嫌いである。 というか、いつの時代も「昔は良かった」と言われてきたのだから、最も良かった時代は原始時代くらいなのではないかと思ってしまう。 最近のファストファッションは10年前・20年前と比べてクオリティが落ちている という謎の言説がSNSで出回っていたが、これは若い人特有の当時のことを詳しく知らないゆえの思い違いに過ぎない
世に知られていない製造加工業の技術が多すぎる
2020年11月9日 トレンド 0
個人的には、自分は上っ面のプロモーションとかその類は今でも嫌いである。 やっぱり中身が伴っていてほしいと思う。 しかし、製造加工業者は一部を除いて、本当にプロモーションが下手くそである。 今、メディアは「サステナブル」「エコ」ばかりである。口先だけでもこれを唱えていれば、アホなメディアは大した検証もせずに掲載してくれる。 狡猾(良い意味で)な企
自動採寸オーダースーツが従来型のオーダースーツよりも失敗が多い理由
2020年11月2日 トレンド 5
個人的には、テック系の人たちが、自動採寸にこだわるのか理解に苦しむ。 初代ZOZOスーツから始まって、他社の自動採寸オーダースーツへの苦情がネットでは少なくない。もちろん、失敗せずに成功している例もあるが、失敗も少なくはないという印象である。 一方、従来型の採寸をするオーダースーツは、自動採寸に比べると失敗が少ない。 ではどうして、従来型の人間
アパレルの「直貿」とOEM業者のオリジナルブランドが成功しにくいと思う理由
2020年10月28日 トレンド 0
新型コロナによる休業がダメ押しして、アパレル関連の苦境が顕在化した。 利益率を高めるために、アパレルは中間マージンを排除する目的から、OEM・ODMを外して「直貿」へシフトする。外されたOEM・ODM(商社も含む)は、新たな稼ぎ口を求めて、オリジナルブランドを立ち上げて消費者直販を模索する。 こんな感じが「今」のアパレル業界のトレンドである。 しかし、これは