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南充浩 オフィシャルブログ

ネット通販

販売員にこそ素材知識が必要なのではないか?と思った話

2022年2月16日 ネット通販 3

現在の国内ブランドの洋服は、一部を除いてはかなりデザイン的に同質化しているように見える。例えば、トウキョウベースという会社はいくつかの屋号を持っているが、当方からすると、屋号は違えど、店頭に並んでいる商品はあまり区別ができない。あと店の雰囲気も似たような感じにしか見えない。屋号の違いがわからない。もちろん。これは個人差であり「私は屋号の違いがハッキリクッキリ

ネット通販の成長を阻害する嘘表記

2021年12月23日 ネット通販 3

ラニーニャ現象の発生によって、12月、1月は寒くなると言われていた。 たしかにここ5年間と比べると12月23日現在は寒いと感じる日が少し増えた。とはいえ、10年前、20年前と比べるとまだまだ暖かい。 12月23日現在までの大阪市の寒暖で言うなら、寒い日は確かにあったが、2~3日で終わり、また最高気温12度くらいに戻る。 長期予報でも26日の日曜日が最高気温5

バイク用ジョガーパンツとダンボールニット

2021年12月17日 トレンド 0

もう2か月ほど前のことになるが、レビュー記事を書くために久しぶりに綿100%デニムのジーンズを購入した。 と言っても、ユニクロである。 ユニクロの今秋発売のセルビッジレギュラーストレートと、ユニクロUのセルビッジレギュラーストレートである。 同じレギュラーストレートと言っても、穿き比べた結果、ユニクロUの方が少し太目で、股下の丈は短かった。価格はどちらも39

ジーンズへのウォッシュ加工が日本で発祥した理由

2021年11月5日 ジーンズ 1

日本のジーンズの歴史は正確には、終戦後、1950年から米軍の中古ジーンズが入ってきたのが始まりだということは業界では常識となっている。 世界で初めてジーンズを水洗いして販売したのは、日本だということもそこそこには知られてはいるが、あまり人口に膾炙していない気がする。(違っていたらごめん)   日本で国産ジーンズが作られるようになったのは1960年代

「ラグジュアリーブランドと同じ生地を使っている」ことをアピールするブランドに感じる違和感

2021年10月25日 デザイナー 3

最近、業界メディアでよく見かけるのが「ラグジュアリーブランドと同じ生地を使った新ブランドです」みたいな打ち出しである。 まあ、気持ちはわからないではないし何となく凄そうな気はするが、冷静になってよく考えてみると、実はあまり関係ないということがよくわかる。 たしかにラグジュアリーブランドと同じ生地というと、確かに生地の品質は高そうな気がする。しかし、それ以上で

リサイクル素材の理想と現実

2021年10月11日 トレンド 1

以前、オーガニックコットンの認定偽装が報道されたことをこのブログでお伝えしたが、またサステナブル原料に偽装があった。 個人的には、この手の偽装は他にもあって、発覚したのは氷山の一角ではないかと思っている。   田村駒が漁網リサイクル生地に不備発覚、返金対応 – WWDJAPAN 繊維商社の田村駒は7日、漁網のリサイクルナイロン生地「GN

ワイドシルエットが全盛なので往年のレーヨンデニム生地を復活させてはどうか?

2021年7月9日 トレンド 0

ファッショントレンドは何年か周期で戻ってくる。 短い場合は5~10年くらい、長ければ20~30年くらいで戻ってくる。ただし、戻ってきたと言っても、完全に当時と同じではない。微妙に当時とは変わっている。 今でいうとルーズシルエット全盛だが、まさか30年ぶりにルーズシルエットが戻ってくるとは思わなかった。永遠に戻ってこないのではないかと思っていたが。 &nbsp

アパレル製品の生産数量削減に対して即効性のある施策は無い

2021年3月9日 産地 0

「洋服の大量生産ガー」というキーワードが叫ばれ、ついに「アパレルの在庫8割減」なんていうビックリ提言まで出てきて驚くしかない。正直なところ、これを劇的に即座に解決できる施策など存在はしないと見ている。 まず、洋服の製造量や仕入れ量は個々の企業の計画であるから、個々の企業が自社で調整すれば良い。オーダーもその一つの方策ではある。   では、それによっ

「ダウンジャケット」も「革靴」もデザインや形状を示す呼び名ではない

2021年3月4日 ネット通販 3

最近気になっていることの一つに、衣料品の生地や素材についての虚偽に近いような説明やネーミングが増えているように感じることがある。 正確にいうと、悪質な虚偽だといえるものとして 1,ダウン 2,レザー(本革) がある。   虚偽ではないし違法性も全くないが、川上・川中の人が突っ込まざるを得ないヘンテコなネーミングとしては ・スエットライクニット ・ニ

本革(レザー)はエコ素材だという話

2021年1月25日 トレンド 1

最近の環境対策は一気に「〇〇ゼロ」を目指そうとするような性急なものばかりで、現実的に実現性が低いものや、論理的に矛盾しているものが多く、SF小説の域を出ないと見ている。 その中の一つに、本革(レザー)廃止論があるのだが、本革の代替品として、今のところは合繊を主軸とした合成皮革・人工皮革が挙げられているが、他方で「石油製品削減」を訴えていることを考えると、意味

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