2026年 の記事一覧 : 82件
生地・縫製・副資材すべての段階で国内生産キャパ不足が顕在化してきたという話
2026年4月6日 製造加工業 0
海外ニュースを扱う媒体なのに珍しいな、と思ったのがこの記事。 ショー活況の裏で「もう作れない生地がある」 国内生産の空洞化に デザイナー 苦渋の対応 | DIGIDAY[日本版] 楽天FW東京は盛況だった一方で、国内生産のキャパ不足により納期遅延リスクが顕在化し、3月開催の限界が見え始めている。 生地や副資材の調達難、職人不足、工場減少など構造
スパイバーの新経営者に個人的に期待すること
2026年4月3日 企業研究 0
人口タンパク質繊維開発中のスパイバーの新体制が発表になった。 当初の報道とは異なり、創業者2人は研究員として残留することになったとのことで、結論から言うと研究体制はほぼ変わらないと思われる。 スパイバーが新体制を発表 川名氏がCEO、創業者の関山氏と菅原氏は主席研究員に 経営再建中のスパイバーは4月1日、新体制を発足した。旧スパイバーは清算し、
「ストーリー性」しか持っていないブランドは長続きしにくい
2026年4月2日 企業研究 0
洋服も靴も変態的コレクターマニアの人以外は、着用するために買う。 ブランドステイタスやイメージ、ストーリー性も重要だが、デザイン性、それ以上に着用しての快適性が必要になる。住居も同様だろう。 なんぼブランドステイタスが高く、イメージが良くてストーリー性があっても、デザイン性がイマイチで、それ以上に着用していてしんどい物なら一定数以上は売れないし、売れたとして
マス層の興味はファッション衣料よりもエンタメへ
2026年4月1日 トレンド 0
入荷から短期間で完売する人気アイテムはいくつかあるものの、かつての「〇〇ファッションブーム」みたいに、ファッション店舗の前で長蛇の行列ができることは少なくなった。 完売人気アイテムという概念はいまだに存在はするものの、経営効率を高める観点から各社・各ブランドともに商品計画の精度を高めており、機会損失よりは売れ残りの処分値下げを警戒して、少なめに商品を仕込んで
古着人気を高めれば高めるほど従来型最新ファッショントレンドビジネスは成り立ちにくくなる
2026年3月31日 トレンド 0
何だかんだと言いながら、毎月何枚かの洋服を買っている(値下がり品限定)わけだが、何度も書いているように新鮮味はこれぽっちも感じていない。 マスのファッショントレンドは2010年代後半からほとんど変わっていない。2024年くらいから少し変わってきたと感じるのは、丈が短めのトップス類が増えたことである。ボクシー云々とかクロップド云々と呼ばれる商材群である。 丈が
量産需要を獲得するためには「価格の安さ」が重要になるという話
2026年3月30日 企業研究 0
人工たんぱく質繊維のスパイバーが経営破綻し、私的整理に移ったことは以前に書いた。 その詳細についてはこのWWDの記事が伝えていることも書いた。 スパイバーが私的整理へ、川名氏の新会社に事業譲渡か スパイバーの経営が行き詰まった最大の要因はこの記事にあるように 「量産化できなかった」 ことにある。 &nb
量販店向けアパレル各社の厳しい背景を考えてみた
2026年3月27日 企業研究 0
以前、スーパーの衣料品売上高が2025年の年間5975億円(前年比1・8%減)にまで低下していることを書いた。 スーパーの衣料品売上高は年々低下し続けており、ついに6000億円を割り込むようになった。 R07_rekinen.pdf 恐らく、今後、何年か後には5000億円台も割り込むことになるだろうと考えられる。 理由は、スーパーで服を買う理由
量産化できないと工業製品ビジネスは成立しないという話
2026年3月26日 経営破綻 0
昨日、スパイバーの私的整理が報道された。 実質経営破綻である。スパイバーの経営危機はここ数年毎年報道されていたからこうなることは予想通りである。 巨額な負債が報道され続けていたことに加えて、販売先がほとんど報道されたことが無いことも合わせて考えると設備などに巨額投資を続けていた反面、ほとんど売れていなかったと考えられるから経営が破綻するのは当たり前といえる。
需要が減少した分野の製造工場が生き残るためには「売れそうな物」を作るほかない
2026年3月25日 製造加工業 1
生活様式の変化や快適性の向上などの理由でこれまでの製品が売れなくなるということが起きる。 売る側も困るわけだが、製造加工業者はもっと困るわけである。 売る側は取扱商品を変えれば何とかなる場合が多い。しかし、国内の製造加工業者は専門的に特化していることが多いので、今更全然違う物を作ることはできにくい場合が多い。 その一例が、メンズビ