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南充浩 オフィシャルブログ

ユニクロ

目新しい要素がないと洋服は売れにくいという話

2021年8月4日 ユニクロ 0

我が国日本だけに限らず、成熟社会となれば、バブル期や高度経済成長期のように洋服がドンドン売れるということはなくなる。 何せ、来月着る服がないなんてことはよほどの特殊事例を除くとあり得ないからだ。昨年買った服を着れば過ごせるという人がほとんどだろう。 そうなると、「五適(適品・適量・適時・適価・適所)」の精度を高めたマーチャンダイジングが必要になり、それを立案

無印良品の男女兼用服を増やす試みはビッグサイズトレンド無しでは成り立ちにくい

2021年7月20日 商品比較 2

ちょっと依頼があって記事を書くために、久しぶりに無印良品でTシャツを2枚買った。 正確に言うと、Tシャツが1枚、半袖セーターが1枚だが、半袖セーターにはまたしても「ニットTシャツ」と書かれてある。 通常のTシャツに使われている生地は大きく分けて3種類。天竺、フライス、スムースだが、3つとも編み生地である。英語でいうとknitである。 Tシャツを含むカットソー

計画未達だった今夏のユニクロとジーユーから学べる事跡

2021年7月19日 ユニクロ 3

言うまでもなく、当方はオッサンなので、あまりレディース服売り場をしげしげとは見ない。 まかり間違ってレディース服ブランドから仕事の依頼があればしげしげと見る。何せ業界紙記者時代はレディース下着の担当も2年くらいやっていたくらいである。 しかし、今はそんな仕事の依頼もなく、リサーチと趣味を兼ねて、売り場をざっと見渡したあとは、自分が着用できるメンズ服売り場で物

大手セレクトこそ実店舗が重要

2021年6月17日 売り場探訪 4

つい数日前にこんな内容の連絡があった。 知り合いのOEM業者からである。 「大手セレクトショップ各社が厳しい。発注を絞っていたり期中対応が増えていたりする。ECが好調と言われる『あの』大手セレクトも仕入れは絞っているのでトータルでは厳しいようだ」 との内容である。 実際の連絡には全て社名が書かれていたのだが、あえて社名は伏せておく。   大手セレク

エドウインの生き残り策は規模の縮小しかないのではないか

2021年6月4日 ジーンズ 3

ジーンズカジュアル系のアパレルにはエドウインのOBが多い。 独立して自分のブランドを立ち上げた人、別のアパレルに入社した人、OEM会社を設立した人、などなどさまざまである。 ちなみにファーストリテイリングの「ユニクロ」のジーンズ担当者もエドウインのOBが多い。   そんなわけで多数いるエドウインのOBの中でも何人かはちょくちょくと連絡をくださる。そ

営業再開で実店舗のありがたみを再認識したという話

2021年6月3日 ネット通販 0

まだ非常事態宣言が延長中だが、6月1日から商業施設の平日営業が再開された。 個人的には土日に休業させることには賛成しかねるが、とりあえず営業再開できたことは最善ではなく次善だったと思う。 今春の非常事態宣言では、通勤電車の状況を見ていると、昨年秋と比べてほとんど人数は減っていないように感じる。また昨春ほどの完全自粛をしている人も少ない。 これを指して &nb

売れにくい時代だからこそ精緻なマーチャンダイジングが必要

2021年4月30日 トレンド 1

ファッション専門学校でも「マーチャンダイジング科」という学科がある場合もあるし、零細を除くアパレル企業にもマーチャンダイザーという肩書を持った人が必ずいる。 しかし、実際にマーチャンダイザーとして機能している人はそう多くはないという印象がある。 マーチャンダイジングの「五適」という言葉は多くの方がご存知だろう。 「適品」「適量」「適時」「適価」「適所」 であ

「オフプライスストア」という看板は一般大衆の購買意欲を刺激できない

2021年4月14日 トレンド 2

国内のアパレル小売市場で、往年のような「ブーム」が起きることはまずなくなった。 可処分所得の減少とかそういうことも一因かもしれないが、30年近く服を買い続けてきた当方からすると、ラグジュアリーブランドや一部のデザイナーズブランドを除くと、百貨店向けブランドやファッションビルブランドと低価格ブランドの商品に大きな差が無くなったと感じる。 厳密に比べればもちろん

現在の体制のままでワークマンは今後も拡大が可能なのか?(後編)

2021年4月12日 企業研究 0

作業服店だったワークマンが、商品の機能性の高さを活かして、カジュアル・アウトドアの客を取り込んだことは、特筆されるべき妙手だったといえる。 まず、ある意味で、カジュアルへの進出はワーキングウェア業界の悲願でもあった。 このブログでも何度か書いたが、ワーキングとカジュアルは親和性が高く、昔の作業服の多くは現在のカジュアルウェアに取り込まれている。第二次大戦後の

現在の体制のままでワークマンは今後も拡大が可能なのか?(前編)

2021年4月9日 企業研究 2

先日、なんばシティにオープンした「ワークマン女子」の内見会に参加したことは以前にも書いた。 税込み980円の9オンスTシャツはまた別色を何枚か買いたいと思っている。それほどにアメカジ好きにはコスパの高い商品である。     ワークマンの躍進によって、メディアには過剰な「ワークマンあげ」記事が多数見られるようになった。ちょっとアゲすぎではな

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