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南充浩 オフィシャルブログ

お買い得品

洋服を買う場所が完全にネット通販には置き換わらない理由

2021年8月23日 お買い得品 0

洋服のネット通販の需要は重々承知しており、その利便性の高さも理解している。 また利用方法も何となく自分なりには把握しているが、個人的には洋服の購買はできれば店舗でか、一度店舗で実物を見たことがあるものにしたいと思っている。 そんなことを言いながら、実は毎月、アダストリアの直営サイトであるドットエスティでだいたい4000円分くらい服を買ってしまっている。 グロ

衣料品のネット通販売上高が増えても前年売上高を大きく割り込む理由

2021年8月18日 ネット通販 0

新型コロナ感染症がなかなか収束しないため、営業時短や買い物客の減少によって衣料品の実店舗売上高は一部の店舗を除いてなかなか2019年水準まで回復しないままである。 実店舗への来店客減少、営業時短などを考慮するとEC(いわゆるネット通販)に期待するほかないが、意識他界系 イシキタカイ系やIT関連業界人が期待するほどには、衣料品のネット通販は伸びないというのが実

衣料品分野ではAIによる需要予測が難しいと考える理由

2021年5月28日 ファッションテック 1

最近、「AI(人工知能)による需要予測でアパレルの在庫削減」というニュースをあまり見なくなってきたように感じる。 AIが全く無力だとは思わないが、衣料品に関して「需要予測」は、取りざたされていた当初から当方はあまり意味がないと考えていた。このブログでも何度か過去に言及している。 膨大な画像データをAIに取り込んでの「トレンド予測」や「マストレンド分析」などは

ブランドや企業はSNSに過剰な期待をしない方がいい

2021年5月21日 SNSについて 0

ブランドの告知・発信の手段の一つとしてSNSはやった方が良いということに異論のある人はいないだろう。 当方もやった方がやらないよりはいいと思っている。 世の中には「バズって」おかげで売れたという商品もある。しかし、存在するアカウント数やサイト数の多さから考えるとそれは、宝くじで3億円が当たるよりも低い確率なのではないかと思える。 その数少ない成功体験がウェブ

そのタレントやインフルエンサー起用に効果はあるの?

2021年5月17日 トレンド 2

以前から、疑問を感じていたのが、ファッション雑誌でタレントを表紙や巻頭ページに起用し、その号が完売することである。 もちろん、売れないよりは売れた方が良いのはいうまでもない。 また売るための工夫として人気タレントを起用するのは間違いではない。 しかし、その号が売れたのは、雑誌の内容ではなくタレントのおかげであるから、次号から売れ行きが続くことはほとんどない。

衣料品ブランドの発信もYouTubeの時代

2021年5月14日 トレンド 0

ちょうど1年前の今頃のことである。 詳しい説明は専門の方にお任せするとして、平たくいうとGoogleの検索のアルゴリズムが大きく変更され、ブログより動画の方が上位に表示されやすくなった。 そのため、このブログも昨年5月から大きく訪問者数、PV数が減り、今はそのまま落ち着いて推移しているという感じである。 変更前は、訪問者数は月間でだいたい6~8万人くらい、P

最初から最後までピンと来なかった「D2C」という概念

2021年4月15日 ネット通販 1

昨年から始まったコロナ休業によって、繊維業界では、素材メーカーや縫製工場、染色加工場によるオリジナル品のネット直販が増えた。 増えたというより、実店舗が長期休業した上、再開後も2019年並みの売上高に戻らない状況としては製造加工業者としては自衛目的としてオリジナル品の直販を増やさざるを得なかったというのが実情である。 2019年までなら百貨店やファッションビ

「洋服の過剰供給」に異を唱えながら新規ブランドが続々と立ち上がる矛盾

2021年3月18日 トレンド 2

最近、「アパレルの過剰供給に向き合う」というスローガンを掲げた新規ブランドが続々と立ち上がっている。 自分はこの手のニュースを見たときに、真っ先に疑問しか感じない。 わざわざ新ブランドなんか立ち上げたら、さらに供給量が増えるんじゃねえの?と。   既存のブランドが売れ行き絶不調だったとしても、最低限の売れ行きは算出できる。なぜなら長年運営できてきて

巷に蔓延する「おかしな表記」と「嘘の神話」

2021年3月12日 ジーンズ 1

97年に業界紙に入ってから24年が経過して、過ぎ去りし日々を振り返るたびにジジイになったことを噛みしめる今日この頃だが、最近、とみに業界メディアの言葉遣いや説明文に違和感を感じることが増えた。 これが老化だと言われればその通りなのだろう。自分の肉体、精神は確実に老い衰えておりそれは自覚している。 フィラメントが長繊維、スパンは短繊維。 とか 長繊維と繊維長は

EC、DX、D2Cという言葉は一般的に通じにくい

2021年3月10日 ネット通販 2

アパレルが世間一般から分かりにくいと思われている理由の一つとしてカタカナ語・アルファベット語の多さがある。 洋服は「洋」服というくらいなので、西洋の服だから基本的にはシルエットとかデザインとかプリーツとか、そういう向こうの言葉を音訳したカタカナ語が増えるのは当然である。 明治から戦前までは、カタカナ語も上手く日本語に訳して使用してきたが、戦後はGHQの占領政

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