デザイナー
中間業者によって支えられるインフルエンサーブランドの乱立 ~合繊100%のモヘヤカーディガンが出来上がる理由~
2021年9月15日 デザイナー 0
新規参入者が絶えないのは、昔からのアパレル業界の特色だが、当方が若かった時分の90年代から2000年代半ばまでと、2015年以降では、デビューする有象無象のブランドの立ち上がりの様子は大きく変わっているように感じる。 2000年代中頃までにも読モやタレントなどいわゆる「素人ブランド」のデビューは多々あったが、必ず、業界や製品に通暁する会社や個人がサポートして
カジュアルテイラードセットアップをビジネススーツの視点で検証しても無意味
2021年9月14日 トレンド 3
前回のブログで「変型セットアップ」を取り上げたが、正直なところ、この企画がなぜ1年半も各若者向けカジュアルブランドで続いているのか理解ができない。 この回から読み始めた人のために説明しておくと、トップスがシャツ・ブラウス、ブルゾン、シャツジャケットなどテイラード型以外のセットアップのことを「変型セットアップ」と個人的にグルーピングしている。 それなりに容姿端
ルーズすぎるサイズと「変型セットアップ」は中高年には危険
2021年9月13日 トレンド 6
ファッション雑誌やネット通販でモデルさんが着用している画像は参考にはなるが、実際にその通りに着てみてカッコヨクなるわけではない。 正確にいうとカッコヨクなる人もいれば全くならない人もいる。 髪型とか眉毛とかそういうことは今回は置いておいて、それ以外の要素でも大きく左右される。 体型・体格・顔の大きさ・年齢(顔面の老け方など)などによって着用後の印象は大きく異
レーヨン混デニム、テンセル混デニムは復活しないのだろうか?
2021年9月10日 トレンド 5
今回は本当に初老ジジイの感想である。まあ、いつもそうじゃないかという声も多々あるが。(笑) 新型コロナ禍で人出がピークとは程遠いことは前提だが、大阪市内のアメリカ村や心斎橋だとそれなりに人がいる。東京の都心はどうなのかはわからないが、それでも田舎の県庁所在地よりは人通りがあるのではないかと思う。 大阪のアメリカ村、心斎橋界隈で道行く人を眺めていると、若い女性
インターネットの普及によって採算度外視の小規模ブランドが増えた話
2021年9月9日 トレンド 0
今回はちょっと前回の続きになるのだが、生活が他で確保されている人が価格破壊を起こしているというのは、何も今に始まったことではない。 「善意の美談」が行う経済システムの破壊 – 南充浩 オフィシャルブログ (minamimitsuhiro.info) すでに10年くらい前から業界では話題になり始めていた。 それが顕著だったのが、洋服
「善意の美談」が行う経済システムの破壊
2021年9月8日 トレンド 1
和装・洋装を問わず国内の工場の工員は高齢化している。 若い人が入ってこないという理由ももちろんある。なぜ若い人が入ってこないのかというと様々な理由があって、①求人が出ていることがわからない②工賃が安い、という二つが大きいのではないかと思っている。 工場の経営が苦しいから工賃が安いままという要因はあるにしても、実はこの「工賃が安い」という問題と「工員の高齢化」
マニアがジャンルを潰す?
2021年9月1日 トレンド 3
先日、こんな記事が掲載された。 ぜんぜんジャンルは違うが「なるほどなあ」と強く感心させられた一節があった。 ケンコバ「お笑い界は破滅する」 雨上がり決死隊の解散翌日に語った危機とは?:マピオンニュース (mapion.co.jp) ハッキリ言って、題材にはまったく興味がない。お笑いは嫌いではないが、ここ10年間くらいはお笑い番組は見ていないし、
「オーガニックコットン使用というだけ」では高く売れなくなる未来
2021年8月30日 トレンド 0
どんな商品を開発しようとも、必ず後発企業から「他社より安く売る」という手法が持ち込まれる。 これは防ぎようがない。 逆に同業者同士で最低価格を決めてみてはどうか?という意見を目にすることがあるが、これを「談合」という。 ゼネコンの「談合」については怒りをあらわにする方も多いが、衣料品や繊維なら「談合」はOKだ、というのもダブルスタンダードでしかない。 建設の
リュック人気が続く限りサマンサタバサの苦戦は続くのではないか?
2021年8月19日 トレンド 1
「サマンサタバサが米国事業を解散」というと、米国本土でそれなりの規模で事業を展開していたのかと思ってしまうが、実はハワイで小規模に展開していただけだった。 たしかにハワイも米国だから米国事業には違いない。(笑) サマンサタバサ、ハワイの子会社が解散 業績の回復困難と判断 (fashionsnap.com) SAMANTHA THAVASA U