プレスリリース

繊維の製造加工業者の発信方法についての基本をザックリまとめてみた
2021年2月12日 プレスリリース 1
なんだかんだと言っている間に独立して11年が経過した。 そのうちの前半5年間はまともに食えなかった。その後は何とか生活できるレベルになったが大儲けしているわけではない。今でもエラい先生方が聞いたら、多分驚くだろう金額で質素倹約を旨として暮らしている。 とはいえ、11年もやっていると、それなりの件数の仕事をさせていただいた。 繊維の製造加工業の広報関係も何件か

Eコマースは重要だが、実店舗での勤務経験はもっと重要
2021年2月5日 ネット通販 1
コロナ禍による長期間の店舗休業という事態を受けて、アパレルビジネスにおいてのWEBの重要性が増した。 また店頭の商況の悪さから、旧来型卸売りメーカーも避難路の一つとして、ネット通販への進出の必要性も増した。 そのため、WEBやEコマースへの関心が高まったのは当然といえるが、逆に過信しすぎ、商売の基本をおろそかにする風潮も強まったように感じられる。  

インドで大規模なオーガニックコットンの不正認証が発覚
2020年12月15日 メディア 1
個人的には、オーガニックコットンに何の興味もない。 しかし、熱狂的なオーガニックコットン愛好家がいるのも事実で、愛好する人に対して「やめろ」とは思わない。好きな物は好きで構わない。逆に愛好家の中の一部が、それを愛好していない人々に押し付けてくるのはまったくもって鬱陶しい。そういう押し付けは断固として拒絶する。 オーガニックコットンというと、多く

ファッション雑誌の効能
2020年12月9日 ファッション専門学校 2
以前、何か月か前のこと。 深地雅也さんが「洋服の色合わせがわからないという今の若い人は多い」とツイートしていたと記憶している。で、その理由について「ファッション雑誌を読まなくなった部分も大きい」と答えていた。 その発端として、黒いダウンジャケットに合わせる色がわからないというトピックだったが、業界に長いこといる人や業界外でも常識的な人は、「え?黒ってほとんど

中綿がポリエステル100%のジャケットはダウンジャケットでもないし中綿ダウンジャケットでもない
2020年12月7日 ネット通販 6
最近「ダウン(羽毛)」に関する表記がいい加減になってきていると感じる。 これまでもネット通販サイトでは、「ダウン」で検索すると多数の「中綿」ジャケットが上位に表示されたが、最近はメディア自体がこの表記基準を甘くしている。 これは百害あって一利なしである。 2007年から2008年にかけてはこんな問題が起きていた。 忘れている人のため、13年前のことなので知ら

洋服のネット通販が「やっぱり使いにくいなあ」と感じる点
2020年11月27日 ネット通販 3
なんやかんやと言って、ネット通販で服を見ることが増えた。 個人的にネット通販で服を本格的に見るようになったのは、2017年くらいからである。今、定期的に服を買っている通販サイトは 1、ドットエスティ 2、ユニクロ 3、ジーユー である。 ほかのサイトでは服を買わない。 スニーカーや腕時計、リュックなんかでは、AmazonとYahoo!ショッピン

ダイヤモンドオンラインのアパレル覆面座談会の記事は秀逸
2020年9月15日 メディア 2
アパレル関係のメディアに掲載される記事はだいたいが、少しズレていると感じることが多い。 恐らくは、メディア側の主観がズレている場合と、書き手や寄稿する側の主観がズレている場合の両方がある。両方ともがズレている場合も珍しくない。 記事というのはある程度啓蒙する必要があるし、編集されるものだから仕方がない側面があるとはいえ、読者としては疑問を感じることも多かった

「ニット」という用語を巡る混乱
2020年9月8日 メディア 7
WEB関連は専門用語が難しくてとっつきにくいと言われることが多い。専門用語というよりは正確にはカタカナが多すぎるということではないかと思う。カタカナが多いために老人層には極めてとっつきにくいと感じる人が少なくない。 WEB関連によらず、何事においても「専門用語」というのはそれなりに存在するし、仕事にするならば、ある程度はそれを理解しないと難しい。 しかし、洋

ワークマンへの過剰賛美はミスリードを引き起こす可能性があると思う
2020年8月18日 メディア 1
近年では数少ない衣料品の成長企業の一つであるワークマン。 当然ながらメディアへの登場回数も多い。しかし、このところワークマンへの過剰な賛美が増えすぎていると感じる。 実態を越えての過剰な賛美は、それを読んだ読者や他の企業の経営陣をミスリードしてしまうことになり、百害あって一利なしだとワークマンに限らず、常々考えている。 例えば、この記事である。