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南充浩 オフィシャルブログ

トレンド

ど素人からの生産依頼にも繊維業界が飛びつきたくなる理由

2021年10月27日 トレンド 1

ちょっとしつこくて恐縮なのだが、今回も前回の続きである。 しつこい男はモテないと言われるが、事実モテてないからしつこく続ける。 インフルエンサーブランドはOEM&製造加工業者が思っているほど美味しい商売ではない – 南充浩 オフィシャルブログ (minamimitsuhiro.info)   このブログをアップして何時間か後に、こんな記事が流れてき

インフルエンサーブランドはOEM&製造加工業者が思っているほど美味しい商売ではない

2021年10月26日 トレンド 0

昨日、ホットラインでの連絡があったので、相当にいろいろと憂慮すべき業界状況なのではないかと思う。 流行り。 | ulcloworks 表題短っ どうもインフルエンサー系服やりたい案件の金のにおいだけ嗅ぎつけて飛びついては事故ってる事例が巷のOEM業者様間で目につくようになってきた今日このごろ。 — ヤマモト ハルクニ (@HARUKUNI_Y) Octobe

繊維関係の製造加工業者がすぐに電話をかけてくる理由

2021年10月14日 ファッションテック 1

以前にも書いたが、5年くらい前までお世話になっていた小規模なOEM事務所の社長が亡くなられた。 この5年間はお会いしていなかったので、その点については大いに悔いが残っている。 まだ、お元気だった頃、よく事務所にもお邪魔して、業務の様子なんかも拝見させていただき、非常に勉強になった。 当時は中国工場とのやり取りがメインだったが、やり取りはメールとスカイプでやっ

衣料品分野でネット通販とオンライン展示会が占有率を高めにくい理由

2021年10月13日 トレンド 2

実は昨日、またジーユーで値下げ品を買ってしまった。 スリットロングシャツである。定価1990円が990円に値下がりしていた。 いわゆるチュニック丈で丈長のシャツでタックアウトして着用する。白・黒・薄ブルーの3色展開だが、迷わず黒を選んだ。       白は汚れが目立つから嫌だし、すでに似たようなモノを持っている。もう少し黄味がか

「AIによる需要予測で在庫削減」ブームがアパレル業界で消え去った理由

2021年10月12日 トレンド 0

新型コロナ禍とサステナブル関連で最近すっかり消えてしまったのが「AI(人工知能)による需要予測で在庫削減」というフレーズである。 2019年末を最後に消え去ったように感じる。 需要予測を謳って三陽商会などに入り込んだベンチャー企業も今では異なるAIサービスを展開しており、そういう嗅覚だけは鋭いのだと感心させられてしまう。 コロナ禍による商況の激変は大きな要因

マス層はインフルエンサーをあまり好意的に見ていない

2021年10月7日 トレンド 3

現代日本のような成熟社会において洋服が確実に売れるような手段は無いと基本的には思っている。 当方は外野で、製品ビジネスをやっているわけではないから、そんなことが気楽に言えるのだが、実際に製品ビジネスをやっている製造加工業者やアパレルブランドの方々は売れそうな手段なら藁にもすがりたい気持ちだろうということは十二分に理解できる。 その中の一つがインフルエンサーで

スタート地点に立ったにすぎない百貨店のD2C売り場

2021年9月28日 トレンド 0

10月1日からコロナ自粛が解禁されることが濃厚となった。 解禁後はこれまでとは一転して、しばらくの間は実店舗が活況に賑わうのではないかと思っている。(はずれたらゴメンね) まず、居酒屋を含む飲食店は間違いなく、活況を呈するだろう。 また、飲食店に限らずほとんどの実店舗も恩恵にあずかるだろうと見ている。一方、巣籠り需要で好調だった商品群は少し消費が落ちるのでは

外資低価格ブランドの公式アプリ利用率はかなり低い

2021年9月21日 ネット通販 0

衣料品関連を専門としていると、最近はEC(いわゆるネット通販)の話を聞くことが多い。 衣料品業界人やIT業界人はネット通販に過剰な期待をかけている人が多いように感じるが、大衆向けを狙うブランドには過剰な期待は不要だと感じる。 一方、IT愛好家向けとか少数のコアなファンだけで成り立つ小規模なブランドはそういうネット通販に特化してもやれるのではないかと思う。 先

レッドオーシャン化したクラウドファンディングという販売方法

2021年9月17日 ネット通販 0

インターネットの普及によって、アパレル製品への新規参入はさらに容易になった。 もともとの参入障壁からして、かなり低く、容易によじ登れる程度だったがそれがほとんど無いに等しくなった。 インターネットの普及によって大きく変わったのは、 1、情報発信 2、販売 だといえる。 1の情報発信でいうと、これまでは新聞、テレビ、雑誌、ラジオなどに採りあげられるまで自社から

洋服を買う場所が完全にネット通販には置き換わらない理由

2021年8月23日 お買い得品 0

洋服のネット通販の需要は重々承知しており、その利便性の高さも理解している。 また利用方法も何となく自分なりには把握しているが、個人的には洋服の購買はできれば店舗でか、一度店舗で実物を見たことがあるものにしたいと思っている。 そんなことを言いながら、実は毎月、アダストリアの直営サイトであるドットエスティでだいたい4000円分くらい服を買ってしまっている。 グロ

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