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南充浩 オフィシャルブログ

デザイナー

欧米の最先端トレンドでも不便な物・奇異すぎる物はマス化しない

2021年12月1日 デザイナー 2

ファッショントレンドというものがある。 当方も含めた多くの人が注目するのは、マストレンドである。しかし、マスに広がる前には一部の先端層でトレンドとして受け入れられ、何か月かのタイムラグがあってマスに広がる。 マスにトレンドが広がれば、アパレルブランドの稼ぎ時ということになる。 一方、多くの人は気付いていないと感じるが、先端層だけで終わってしまうトレンドは実は

「ラグジュアリーブランドと同じ生地を使っている」ことをアピールするブランドに感じる違和感

2021年10月25日 デザイナー 3

最近、業界メディアでよく見かけるのが「ラグジュアリーブランドと同じ生地を使った新ブランドです」みたいな打ち出しである。 まあ、気持ちはわからないではないし何となく凄そうな気はするが、冷静になってよく考えてみると、実はあまり関係ないということがよくわかる。 たしかにラグジュアリーブランドと同じ生地というと、確かに生地の品質は高そうな気がする。しかし、それ以上で

学生服業界を取り巻く難問の数々

2021年10月5日 デザイナー 2

ちょっと告知を。 フェイスブックのアカウントが2つとも1か月間凍結されてしまったので、フェイスブック友達の皆さんは、定期的に11月4日まではブログを見に来てください。(笑)(11月4日にはこの部分は削除します) 本題。   自分がやむを得ず独立してしまったのは11年前のことになるが、その時点でも繊維業界記者歴は13年くらいは経過していた。当方のよう

中間業者によって支えられるインフルエンサーブランドの乱立 ~合繊100%のモヘヤカーディガンが出来上がる理由~

2021年9月15日 デザイナー 0

新規参入者が絶えないのは、昔からのアパレル業界の特色だが、当方が若かった時分の90年代から2000年代半ばまでと、2015年以降では、デビューする有象無象のブランドの立ち上がりの様子は大きく変わっているように感じる。 2000年代中頃までにも読モやタレントなどいわゆる「素人ブランド」のデビューは多々あったが、必ず、業界や製品に通暁する会社や個人がサポートして

パクリ問題に見る「洋服をデザインする」という言葉の解釈の違い

2021年1月7日 デザイナー 3

アパレル業界の良いところであり、悪いところであるのが参入障壁の低さである。(継続できるかどうかはまた別の問題) ド素人の参入によって業界や売れ行きが活性化されている部分もある。 しかし、ド素人が増えれば増えるほど、パクリ問題が常に付きまとう。冷静に考えてみてもらえば理解できると思うが、毎シーズン何型もそれなりに売れるであろうという服のデザインを考えるのはド素

イトキンの新リメイクブランドの行く末に注目したい

2020年10月7日 デザイナー 0

今回は予定を変更してこのニュースをご紹介したい。 イトキンがリメイク型D2Cブランド 若手・少数精鋭で事業もサステナブルに また「サステかよ~」とちょっとウンザリする気持ちはあるが、注目したい点は2つだ。サステかどうかは個人的にはどうでもいい。 1、久しぶりのイトキンの話題 2、不良在庫を使ったリメイクブランド という2点である。   イトキンが、

服作りが好きな人は「儲けること」を考える必要がある

2020年6月26日 デザイナー 0

先日、タイトルが表示されたが、クリックせずに華麗にスルーした記事がある。   アパレル苦境下で200%伸びたブランドの正体 https://toyokeizai.net/articles/-/357339   タイトルがいかにも胡散臭い。経済系メディアでよくありがちな見出しである。この手の記事はだいたい、大手とは比較対象にならないくらいの

国内デザイナーズブランドが売れないのはコレクション開催時期の問題ではない

2019年11月20日 デザイナー 2

先日、東京コレクションブランド「ノゾミ イシグロ」が経営破綻した際、東京コレクションの開催時期が話題となった。 開催時期を変更すればコレクションを見たバイヤーが発注する可能性が高まるのではないかという論である。 今の開催時期は欧米コレクションの後に開催されている。このため、バイヤーは「欧米コレクションで予算を使い果たしたから注文できない」と断ることが常となっ

国内デザイナーズブランドの厳しい実情

2019年10月10日 デザイナー 0

東京コレクションに出展しているデザイナーズブランドのほとんどは満足な収入を得られていないというのが、昔から変わらない実情である。 デザイナーズブランドの多くは決算内容が非公開なのであまり正確な内情を知られることは少ない。また、メディアは忖度した報道を常としているし、デザイナー志望の学生を集めたいファッション専門学校も現状を正しく語ることは少ない。 &nbsp

Amazonが東京ファッションウィークのスポンサーから降板

2019年6月27日 デザイナー 0

当方がガンプラやそれに必要な道具、たまにパソコンを買う先であるAmazonが東京ファッションウィークの冠スポンサーを降板することが明らかになった。 ちなみに先日Amazonで買ったプラモデル用のニッパーはすこぶる切れ味が良い。しかし、やっぱりまだ切り取った跡が残ってしまうので、次は5000円前後もするゴッドハンドのアルティメットニッパーを買うべきだろうかと悩

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