MENU

南充浩 オフィシャルブログ

デザイナー

産地企業や製造加工業者は決して「善良なる弱者」ではない

2018年8月9日 デザイナー 0

10月から人気ドラマ「下町ロケット」の続編が始まる。 7月に発売された3巻が原作になっている。 初回ドラマは1巻と2巻を原作にしていたから、ドラマとしては二作目でも原作は三作目になる。 ちなみに、7月に3巻「下町ロケット ゴースト」が発売されたばかりなのに、また4巻「下町ロケット ヤタガラス」の発売も決まっている。 すごいハイペースで原作小説が執筆されている

お手頃価格でみんながファッションを楽しめるならそれが最高だろ

2018年4月23日 お買い得品 1

金曜日にユニクロとJWアンダーソンコラボの2018夏物が発売された。 メンズのアシンメトリーボーダー柄Tシャツは意外に生地が分厚く、原材料費にカネかかってんなあという感想だ。 あと、スタンドカラーのロング丈シャツは値下がりしたら買いたいと思った。 せっかくなので、390円のボーダー柄靴下を2足買った。 全部で6色くらいあったが、黄色のボーダーとマルチカラーの

「作るだけ」ではデザイナーズブランドは運営できない

2018年1月26日 デザイナー 0

今日はちょっと風味を変えて。 現在、漫画を読む層は30代~50代くらいのオッサン(オバハン)世代だと言われていると、何かの統計にあった。 昔、漫画は子供や若者の物という印象が強かったが、その統計によると最近の若い人は漫画離れだと言われている。 たしかに専門学校の生徒と話すと、「漫画を読んだ」というよりは「アニメを見た」という声の方が多いような気がする。 自分

IZREELが雑貨に特化してZOZOTOWNに出店した理由

2017年12月25日 デザイナー 0

先日、イズリール(IZREEL)というブランドから「展示会に来てください」とお誘いいただいた。 高倉一浩さんというデザイナーが展開しておられるデザイナーズブランドで、なぜだかわからないが随分と前からフェイスブックでお友達になっている。 こちらからは滅多に友達申請をしないので、向こうから申請していただいた。 こんなデザイナーズファッションとは無縁なオッサンと友

若手デザイナーズブランドの苦境は販売先がないから

2017年10月31日 デザイナー 0

衣料品におけるデザイナーズブランドにはあんまり興味もないし、判別する知識もない。 それでも衣料品業界に20年以上もいると、何らかの接点もできてしまっているし、展示会やコレクションショーを見る機会もある。 個人的に交流していただいている方もいる。 そういう外野の人間から見て、デザイナーズブランドというビジネスは成功するのが難しいと感じる。 まあ、どんな分野にせ

若手デザイナーが海外を目指すのは、大手セレクトショップが仕入れないから

2017年10月26日 デザイナー 0

個人的にコレクションショーにはまったく興味がないが、それでも何度かは業務上必要に迫られて東京や大阪でコレクションショーの取材をしたことがある。 それでも通常のアパレルブランドの取材よりもずいぶんと当方にとってはあまり面白みは感じなかった。 今ではほとんどコレクションショーは取材しないし、記事にもしない。当方の意欲も能力もない上に現在の仕事上ではだれからも必要

「奇抜な服装=個性」という考え方こそカビの生えたステレオタイプだ

2017年8月8日 デザイナー 1

 「お客は一定の水準を越えている商品ならどこの商品でも良い」という意味の発言があったがまさにその通りだと思う。いわゆる衣料品に対しても同じことである。 もちろん、こだわりの愛好者を否定するつもりはないし、それはそれで愛好者同士仲良くやってくれよという感じしかない。 例えば、先日プラモデルを作る際、セメダインがなくなってしまったことに気が付いた。 Amazon

独立系デザイナーズブランドのゴールになるか?

2017年6月29日 デザイナー 0

 昨日の書いたことの延長線上なのだが、国内デザイナーズブランドを大手企業が買収することが増えてきた。 これは国内デザイナーにとっては喜ばしいことだと思う。 90年代後半のインディーズデザイナーズブーム以降、デザイナーズブランドにはゴールがなかった。 起業したのは良いけれど、そのあと、どうなったら「上がり」なのかが見えず、多くのデザイナーはエンドレスに活動を続

国内デザイナーズブランドのビジネス化は本当に難しいと感じる

2017年6月28日 デザイナー 0

 「アタッチメント」「ファセッタズム」など最近、いわゆるデザイナーズブランドの買収がパラパラと起きている。 個人的には、デザイナーズブランドにとって企業に買収されるということは、非常に幸運なことではないかと思って見ている。 あ、そういえば「ケイタマルヤマ」もマミーナが展開するようになった。 一方で「アウラ」を展開していたコードナインは経営破綻となった。 国内

若手デザイナーは大手セレクトショップや百貨店との取引を志向すべきではない

2017年4月10日 デザイナー 0

 昔は若手デザイナーと知り合う機会が多かった。 90年代後半は独立系デザイナーブームがあったから独立するデザイナーが多かった。 独立したデザイナーはだいたい同年輩か少し年上だったから、いろいろと話を聞いた。 オッサンになるとあまり知り合う機会がないし、こちらもあまり独立系デザイナーに興味がないから積極的に取材はしない。 それでもたまに知り合うこともある。 今

南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ