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南充浩 オフィシャルブログ

2024年 の記事一覧 : 239件

昔のようなマス層に広がる「大ヒットファッション」が生まれにくくなったという話

2024年5月1日 トレンド 0

3月末に気温が急上昇してから4月も概ね高気温を維持したまま終わった。 特に4月最終週は気温もさることながら、湿度も高い日が多く、気温以上に暑さを感じる日が多かった。こうなると、着用する服は当方の場合、半袖Tシャツか半袖ポロシャツしかない。 買う洋服も半袖Tシャツか半袖ポロシャツくらいになり、途端に購買意欲がなくなる。もうすでに半袖Tシャツも半袖ポロシャツも何

「年間の半分は夏服」という提案は検討してみる価値があるのではないか

2024年4月30日 天候・気候 0

少し以前にジャヴァの現社長が季節MDを見直したいという記事が掲載され、個人的には注目をしていた。 今回、繊研新聞に掲載された解説記事はその解説である。 《解説》MDの見直しを迫る“長い夏” 「気温問題」にどう向き合うか | 繊研新聞 (senken.co.jp) 婦人服アパレルのジャヴァコーポレーション(神戸)は、年間の半分を「夏」と捉えた正価提案の確立を目

レアスニーカーブームが沈静化してスニーカーは生活に定着した

2024年4月26日 企業研究 2

スニーカーブームは終わったという関係者からの嘆きの声をメディアで見るたびに「アホくさ」と思ってしまう。彼らの言うブームとは、主にナイキの復刻版や限定モデル(便宜上レアモデルと総称する)が投機目的転売ヤーを含めて過剰値上がりした状況を指していると当方は理解している。 あんなものの何が良かったのか理解に苦しむ。 当方が愛好するガンプラで言えば、転売ヤーによる買い

自社商品は高く売りたいが買うときは安く買いたいという都合のいい話

2024年4月25日 トレンド 1

いろいろな物の値段が少しずつ上がっている(大幅に上がった物もある)ことを実感する。 多くの人は職業人であり消費者である。自分も含めてのことになるが、人間のほとんどは職業人としてはできるだけ高く売りたい・高い報酬をもらいたいと思っているが、消費者としてはできるだけ物・サービスは安く利用したいと思っている。 矛盾極まりない願望である。しかし、ほとんどの人は矛盾と

新技術をどこよりも早く導入すべき理由はあまりないという話

2024年4月24日 ファッションテック 3

欧米で開発された新技術や新思想に条件反射的に飛びつくことが良いことだというように我が国のマスゴミマスコミは報道する風潮が強いと感じる。 しかし、その新技術や新思想が欧米自身で立ち消えたり、我が国に導入されたものの風土に合わず伸長しないことがままある。 一秒を争って導入しなければ後れを取ってしまうような事物というのは、そんなにたくさんあるわけではないから、新技

シーズンレス化している公式ネット通販の値下げ品コーナー

2024年4月23日 トレンド 0

近年は高気温化が顕著であることは多くの人が体感しておられるのではないかと思うが、個人的にもう一つ特徴的だと思うのが、夏以外の3シーズンで気温の高低が激しいということである。 例えば、今春でも3月末に前日よりも突然7~8度気温が上がっていきなり暖春になってしまった。そうかと思うと雨が降ったり低気圧が通過したりすると、前日よりも5~8度気温が下がることもよくある

価格が高いことと着心地が良いことは必ずしも一致しないという話

2024年4月22日 製造加工業 0

個人的な洋服の評価基準だが、似合うか似合わないかという点は除外して 1、着ていて楽なこと 2、少々雑に扱っても破損しにくいこと 3、防水や吸水速乾の機能性があること 4、洗濯機を使った家庭洗濯できること あたりである。 一つずつ補足していくと、まず1だが、2000年代のようなピチピチピタピタはやっぱりしんどいのでもう2度と着用したくない。あと、昔ながらの製法

踊り場にさしかかった衣料品類のネット通販市場

2024年4月19日 ネット通販 0

業界の大手や有名企業の決算が発表されているが、最近の傾向としては「ネット通販が伸び悩んでいる」場合が増えていると感じる。 個人の体験で言うなら、ネット通販は毎月使っているが、衣料品よりは生活雑貨、家電、生活用品、薬剤・洗剤などを買うことの方が多い。 もちろん、当方は衣料品に対する興味を全盛期の2割くらいまで低減させているから、国民全体に反映できるわけではない

人間は同じ物ならなるべく安い方で買おうとする

2024年4月18日 ネット通販 0

洋服も含めてすべての商材は大手になればなるほど卸売りと直販のバランスが難しくなる。 ブランド側とすれば、直販を増やした方が粗利益は取りやすい。しかし、直販も万能の良薬ではない。実店舗にコストがかかるし、ネット通販も最近ではすべてのコストが上昇している。実店舗にしろネット通販にしろ強化すればするほどコストはかさむ。 ユニクロやGAPのように完全に直販に振り切っ

身近な物でも本当に理解できている物は少ないという話

2024年4月17日 製造加工業 0

生地というのは一見しただけでは何がどうすごいのかがわかりにくいと感じる。 もちろん、当方が鈍感であることは認めるが、一見しただけでは「普通」に見えることが多く、いろいろと解説を聞いて初めて「なるほど、それはすごい技術だ」と感心してしまうということがある。 先日、御厚意でセーレンさんの展示会を覗かせてもらった。 セーレン株式会社 (seiren.com) 業界

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