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南充浩 オフィシャルブログ

企業研究

アメリカンイーグルが売れなかった理由を考えてみた

2019年11月26日 企業研究 4

アメリカンイーグルの全店閉鎖が発表された。 青山商事がアメリカンイーグル事業から撤退する際に想像された結末である。 2012年に鳴り物入りで導入されたアメリカンイーグルだったが、結局、鷲は鳴かず飛ばずに終わった。 また全33店舗ということなので、報道の大きさの割には、国内のアパレル小売に対する影響は極めて軽微である。   どうしてアメリカンイーグル

大手スーパーの衣料品の再振興は不可能に近い

2019年11月12日 企業研究 0

大手スーパーの衣料品の苦戦が止まらない。 先日、驚く話を聞いたのだが、某大手スーパーが衣料品不振の打開策として、高額なカネを支払って「SPAとは?」という講義を毎月受けているというのだ。 え?今更SPAの基礎知識? そんな話ならその10分の1の値段で当方が講義するのに。   正直なところ、今更SPAの基礎知識を講義してもらって衣料品不振を打開できる

ワーキングユニフォーム業界に進出するスポーツブランド

2019年11月11日 トレンド 1

スポーツブランドのワーキングユニフォーム進出が止まらない。 もともと、ワーキングユニフォームとスポーツウェアには親和性が高い。とくに機能素材を使用するという一点において。 どちらも機能性素材ありきのジャンルである。   機能性が無くても良いのなら、普通のジーンズを穿いて運動競技や工事現場での作業を行うのかということになる。 運動するにも現場で作業す

「看板」になる商品は必要か?

2019年11月8日 トレンド 1

ライトオン、マックハウスの苦戦に代表されるように、ジーンズカジュアルチェーン店という業種が厳しい状況にある。 縮小均衡で底打ちしたジーンズメイトと3社を合わせて考えてみたい。   かつて、ジーンズはその時々でビッグトレンドがあった。80年代は置いておいて、90年代から考えてもレーヨンソフトジーンズ、ビンテージジーンズ、ローライズジーンズ、ブーツカッ

客数の大幅減少と客単価の大幅上昇が続くライトオン

2019年11月7日 企業研究 0

ライトオンの10月速報が発表された。 9月に続いて大幅客数減が目立った。10月は消費増税が始まったので、その反動という面はあるだろうが、9月の大幅客数減は危機的だといえる。 10月も各社の速報が発表されているが、前年までの業績推移を無視して、単年度の比較だけでいえば、ライトオンの苦戦が一層目立つ。 例えば、昨年まで苦戦していたアダストリアだが、今10月度は全

「素人の気持ちがわかる」ということと「素人であること」は全くの別物

2019年10月16日 企業研究 0

様々な業種はそれなりに難しい。 小売店というのもそれに漏れず本当に難しい。 店舗に立っていると、昨日と今日でまるで売れ行きが変わることもある。昨日はさっぱり売れなかったのに、今日はすごく売れるなんてことは珍しくない。   一般的に、値段を下げた方が物は売りやすいが、安くしたからと言って売れるわけでもない。声出しをした方が客が寄ってきやすいが、それと

ライトオンは相当な危機に直面しているのではないか?

2019年10月11日 企業研究 1

ライトオンの2019年8月期連結と、9月の月次売上速報がほぼ同時に先日発表されたが、今後、相当厳しい状況に追い込まれるのではないかと思う。 まず、2019年8月期連結から見てみると、 売上高 739億6000万円 営業損失 21億7500万円 経常損失 21億9600万円 当期損失 61億4400万円 だった。今期から決算期を10日ほど変更しており、これまで

サンモトヤマの倒産は仕入れ型専門店の限界では?

2019年10月3日 企業研究 1

先日、老舗の高級専門店サンモトヤマが倒産した。 http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4615.html 負債総額は9億7150万円である。   設立は1955年だから、当方よりも15歳年長ということになる。 もちろん、設立された当時の雰囲気は当方は知らないし、当方はこの手の高級インポート専門店とは無縁に生きてきた。

安い服が必ずしも売れるわけではない

2019年10月2日 企業研究 0

昔、バブルのころは高い服が売れた。正確にいうと売れやすかったのだと思う。 なにせ、安い服と高い服には明らかに差があった。 素材や縫製仕様云々の前に、明らかに見た目の差があった。 例えば、色や柄、シルエットなど、ド素人が見ても明らかに違っていた。それこそ2005年くらいまでのユニクロを思い浮かべればその一端がわかるのではないかと思う。 それまでのユニクロは色の

負けるべくして負けたフォーエバー21

2019年9月26日 企業研究 0

アメリカ本国で破産申請かと報道されたフォーエバー21の日本撤退が正式に発表された。     これに関する原因としては、「縫製や生地のクオリティが低かった」という指摘があるが、それは原因の根幹ではなく一部に過ぎないといえる。 なぜなら、例えばオールドネイビーに対してはそういう指摘は成り立つ。 日本では撤退してしまったが、北米では堅調だから、

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