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「良いこと」が必ず「良い結果」をもたらすわけではない
2019年11月18日 ネット通販 1
以前から木下斉さんの不定期連載「地方創生のリアル」を楽しみに読んでいるのだが、書かれてあることの9割くらいは賛同する。 書かれてあることは何も「地方創生」だけではなく、繊維・アパレル業界にもほぼ共通の事象であり、特に当方が普段から接触のある製造加工業者や産地業者は、扱っている品目が違うだけで、ここに書かれていることとほぼ同様の状況に陥っている。
消え去ったストールのブーム
2019年11月6日 トレンド 1
最近のファッショントレンドの変化は緩やかだと言われる。実際に業界にいても、細かな認知できないほどのトレンドの変化は早いのかもしれないが、ビッグトレンドといわれるものはあまり変化がないように感じる。 最大のトレンド変化はビッグシルエットだろうか。 エディ・スリマンのディオールオムから端を発したピチピチ・ピタピタのタイトシルエットが業界標準となって12~13年が
品質の高さだけを追求し続けてもラグジュアリーブランドは作れない
2019年11月5日 考察 0
粗悪品なのに価格設定が高い商品は論外である。 しかし、高価格品は必ず高品質なのかというと、衣料品の場合は必ずしも当てはまらない。 「高価格品=高品質」という、この考え方をしている限りにおいて、恐らく日本からはラグジュアリーブランドは生まれないだろうと思う。 日本には、異様に製造原価率の高さを誇りたがるブランドがある。正確に言うなら、多分、製造原
繊維業界の製造加工業を取り巻くろくでもない環境
2019年10月24日 製造加工業 2
衣料品の縫製工場が厳しい状況に置かれていることはよく知られている。 しかし、製造関係者以外は具体的には知らないだろうと思う。同じ衣料品業界と言っても、セレクトショップ系の人や販売関係の人は、縫製工場のことはあまり考えたこともないだろうと思う。 当方だって、販売員をやっているときは、まったく考えたこともなかったから当然といえば当然なのだが、縫製段階一つ取っても
「原価率が高い」ことは「高品質」と必ずしもイコールではない
2019年10月17日 産地 0
最近は「原価率高い自慢」の風潮が少し沈静化したような気がする。 単に「原価率」とだけ言った場合、仕入れ原価なのか製造原価なのかが非常にあやふやでわかりにくい。 まあ、今回は製造原価ということで話を進めようかと思う。 製造原価が高いと製品品質が高いのかというと、一概にそうではない。何らかの目安になるというだけの話である。 このところ
作り手側の「良い物」は独りよがりになりがち
2019年10月7日 考察 0
「良い物」を作れば売れると、モノヅクリ系の人は考えている。 それはそうで、「良くない物」はいくら売り方・見せ方が上手くて一度は売れても、リピートはされにくい。 なぜなら、使ってみて良くなかったからだ。 特上品である必要はないが、最低限度の良さは必要である。 しかし、「良い物」と言ったところで、どこまでの良さを追求するのかは難しい。
「パンツのソムリエ」って知ってる?実はこれがブランド名という驚き
2019年9月20日 企業研究 0
ブログも含めたSNSというものをやったことによって疎遠になった人がけっこういる。(笑) それはそれで全然かまわないが、逆に知り合いになった人も多くいる。メリットとデメリットを比較すると、個人的にはメリットの方が大きかったような気がする。 そんな中に、大盛センイという会社がある。これは「たいせいせんい」と読むのだが、字を見ずに音だけ聞くと、「センイ」は「繊維」
人間はみんな「お買い得品」が好き
2019年9月17日 お買い得品 0
繊維の製造加工業者や洋服の縫製工場の人と接する機会がまあまあある方だが、彼らの「価格が安い」という嘆きは理解できる。 洋服の店頭価格を考えると、そのあたりのコストを削るのは極めて当たり前のことで、仕方のない側面がある。 しかし、嘆きたくなる気持ちはわかる。 とはいえ、製造加工業者も自らの技術を高く売る努力はすべきで、仕事が欲しいから相場の下を潜
補修・メンテナンスの重要性
2019年9月5日 産地 1
衣料品や生地の国産を守るのは知れば知るほど難しいと感じる。 断っておくと、当方は「国産滅びろ」と思っているわけではない。 国産でやりたいと考えている人がいるなら、それはそれでやれる状況が残ればいいと思っている。ただ、漫然と「国産品です」というだけでは売れないから、工夫する必要があると考えている。 漫然と工夫なく「国産品です。だから高いです」という姿勢で売れな