MENU

南充浩 オフィシャルブログ

天候・気候

アパレル企業は暖冬が基本だと考えて商品計画を立てた方が賢明だという話

2023年1月6日 天候・気候 10

天気予報がそろって1月15日周辺は10年に1度の高気温になると伝え始めた。 大阪市の1月15日までの気温変化予想を現時点で書くと、8日の日曜日から12度くらいの気温が続き、来週金曜日は15度、土曜日は17度、15日は16度になっている。 三月中旬並みの暖かさである。これは東京も同じで、東京は15日は17度の予想となっている。 この年末年始も大阪市は比較的暖か

着用期間と販売期間が年々短くなり続ける防寒着類

2022年12月5日 天候・気候 1

12月に入って、関西の最高気温は11月よりも5~7度くらい低下した。(最高気温12~15度) 関西ではこのところ毎年10月・11月は高気温が続いているが、今年の11月は例年にも増して昼間の最高気温が高かった。最高気温20度は当たり前、21~24度にもなる日が続いた。 朝晩はそれなりにヒヤっとするのでさすがに半袖1枚で過ごすのは、10月20日をもってやめたが、

日本国内で着用期間が最も長いのは夏服だという話

2022年10月3日 天候・気候 1

はやいもので今年ももう残り3カ月となってしまった。 ついに10月がスタートした。関西地区は相変わらず日中の最高気温は30度前後ある。このため、当方はいまだに半袖生活を続けている。 9月半ばくらいまで猛暑が続いていたが、半ば過ぎから台風が連続襲来して、猛暑は終わった。何ならたまに昼間も涼しい日があった。しかし数日すると最高気温は30度前後にまで戻ってしまう。

ユニクロは「月満つれば則ち虧(か)く」という状態になったのではないか?

2022年2月4日 ユニクロ 1

国内では単独ブランドとしては最大の売上高を誇り、靴下や肌着などを含めると、ほとんどの人が1枚は買ったことがあるのがユニクロである。 それは依然として変わらないが、2021年後半からムードは変わったと感じる。 それまで絶対王者として君臨していたユニクロだが、少し勢いは無くなり、人心も少しだけ離れつつある。 もちろん、売上高が急減するとか、経営基盤が揺らぐなどと

効果が無いアパレル業界の「売り文句」

2022年1月7日 お買い得品 3

どんな業界にも業界内の定説があり、それは一般消費者の認識とかけ離れていることが少なくない。 アパレル業界にもいくつかあるが、一般消費者の認識とかけ離れているものが多い。だからこそアパレル業界は苦戦しているのだろうし、新しい仕掛けがどんどんと当たらなくなるのだろうと思う。 大手商社までが参入し始めて乱立するD2Cブランドなんてまさにその典型で、コンセプトも机上

アパレル各社は半年以上着用する夏服をもっと強化すべきではないか

2021年10月19日 天候・気候 3

ファッションが好きな人は、だいたいが重ね着が好きである。 当方は重ね着が大好きである。夏はTシャツかポロシャツ1枚で過ごすが、その場合、コーディネイトで誤魔化すことはできないし、体型・体格がモロにバレる。Tシャツ姿、ポロシャツ姿というのはコーディネイト云々以前に体型・体格が良くなくては話にならない。 もちろん、洋服というのはそういう類の衣料品だが、重ね着でそ

夏服の着用期間は半年強もありダントツに長いという話(自分基準)

2021年10月18日 トレンド 1

今回は天気予報通りに、関西は10月16日の夜の雨で一気に涼しくなった。 関東はもう少し前から気温が下がっていたと聞いているが、当方は関西在住なので関西の事例で進める。 10月17日の日曜日は朝から涼しく、ツイッターを見ていると秋冬物の洋服がやはり好調に動いたとのツイートが多かった。 衣料品業界人からすると「季節先取りではなかなか動かない、気温の上下の方が売れ

「二酸化炭素排出量の削減と経済成長の実現は両立できない」という論評に賛成

2020年12月28日 トレンド 9

2020年はコロナショックの傍ら、環境問題対策の話題が多かったが、個人的にはそのほとんどが首を傾げたくなるものばかりだった。 例えば、自動車を全部電気自動車に変えるという話だが、トヨタの豊田章男社長が大反論をされていた通り、全部を電気にすれば少なくとも10~15%の発電量の増量が必要となる。 10~15%発電量を増やすとなると、だいたい原子力発電所を10基か

洋服を売りたいなら、人工知能を導入するよりも気温の変化に対応した方が効果的ではないか?

2020年7月10日 天候・気候 0

東京はどうだか知らないが、今年の大阪の梅雨は例年に比べて過ごしやすいと感じる。 気温が例年よりも低めの日が多い。また湿度が低い日も時々ある。 ここ5年間くらいはほとんど体感したことがなかった梅雨寒という言葉を思い出す日もある。 去年・一昨年に比べると格段に過ごしやすい梅雨である。   長袖の服を着たいとはまったく思わないが、半袖の重ね着くらいならし

南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ