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南充浩 オフィシャルブログ

お買い得品

SPAブランドとネット通販の普及で「セールの早期化議論」は無意味になった

2022年6月20日 お買い得品 0

数年くらい前からすっかり忘れ去っていた業界キーワードの一つに「バーゲン開始の早期化」がある。 実はほんの数日前まですっかりと忘れ去っていた。なぜなら当方はもう夏冬のバーゲン開始日に店頭に行くことを2018年ごろからしなくなったからだ。 正確にいうと、夏のバーゲンはもっと以前から興味を失っていて、冬のバーゲンの開始日に店頭に行かなくなったのが2018年正月から

ベイクルーズストアでアウトレット品を9点買って1万円使った話

2022年6月1日 お買い得品 0

在庫を積まないために定番品を強化しろという言説があるが、衣料品においてはこの説は必ずしも正しくない。この説を唱える人は、同じ商品は毎年同じ数量売れるという前提に立っているのではないかと考えらえる。だが、外衣類のほとんどは、嗜好性が加わるので毎年同じ数量が売れるとは限らない。2~3年くらいはある程度売れるだろうが、5年以降は恐らく売れる枚数は減り始める。 肌着

不良在庫処分にはネット通販が最も適しているのではないかという話

2022年4月11日 お買い得品 1

2022年も早くも4分の1が終わってしまった。 2021年の買い物履歴を振り返ると、ユニクロ、ジーユーでの買い物がほとんどで、無印良品が少し、ワークマンが1点か2点くらいで、それ以外のほとんどがアダストリアの商品だった。 自分の今の嗜好を顧みると、ユニクロとジーユーは飽きているからアダストリアでデザイン物(全て値下げ品)を買うという感じである。 それでもユニ

AOKIのアクティブワークスーツを18%オフ&送料無料で買ってみた話

2022年3月23日 お買い得品 2

会社員でなくなって早12年が過ぎたのだが、スーツを着る機会がめっきりと減った。 会社員時代から業界的に服装規定は緩かったのでスーツらしいスーツは着ていなかったが、それでも何かの際にはスーツを着ていた。 今、スーツを着るのは葬式か法事の時だけだ。この年齢になると結婚式には呼ばれるような友達はいないし、周りの人間は年寄りばかりで毎年誰か死んでいるから自然とそうな

ワークマンにカジュアルとしての進歩が感じられた商品が増えたという話

2022年2月21日 お買い得品 0

50歳を越えてますますファッション衣料への渇望が薄れてしまっている今日この頃だが、とりあえず、店頭を見て回ると、春物が一部入荷している。 無印良品の衣料品は相変わらずで、時代劇のように偉大なるマンネリ感があり安定感はあるが、衣料品が前年割れを続けている現状では、逆に回復する要素はないと見えた。 ユニクロは、昨年春夏のような一昨年物の使いまわし感・焼き増し感は

効果が無いアパレル業界の「売り文句」

2022年1月7日 お買い得品 3

どんな業界にも業界内の定説があり、それは一般消費者の認識とかけ離れていることが少なくない。 アパレル業界にもいくつかあるが、一般消費者の認識とかけ離れているものが多い。だからこそアパレル業界は苦戦しているのだろうし、新しい仕掛けがどんどんと当たらなくなるのだろうと思う。 大手商社までが参入し始めて乱立するD2Cブランドなんてまさにその典型で、コンセプトも机上

今年買った商品の中から選んだコスパオブザイヤー2021年

2021年12月28日 お買い得品 0

はやいもので今年もあと4日となってしまった。 昨年末の大掃除をまるで昨日のことのように手順まで覚えているが、もう1年も経ってしまった。 年内のブログ更新は今日で終わりにして、明日からは再び大掃除に励もうと思う。年始は1月5日から再開しようと思う。   年内最後は、今年買った商品の中から抜粋してコスパオブザイヤーを選んでみたい。 正直なところ、今年は

30数年前~15年くらい前までの洋服の高品質さ

2021年12月20日 お買い得品 2

自分が住んでいるところは月に一度不燃物ゴミを出せる。 その月に一度の不燃物ゴミの日に、今年春から一念発起して、9年前に死んだ母親の洋服を全て出した。12月には昨年死んだ父親の洋服を半分だし、来年1月に残りの半分を出す。年末大掃除でもう袋詰めをは終えた。 死んだ母親は洋服をたくさん持っていたから、捨てるのに回数がかかったが、父親はクソダサい男で、ほとんど洋服を

ヒートテックのプラパック入りがひっそりとしかし大々的に売り場で復活していたという話

2021年12月6日 お買い得品 3

華々しく発表され、報道されたものでも、その後どうなった?というものも多い。 特に業界メディアではそんなのが多く、華々しくデビューは報じられたが短期間でひっそりと消えたブランドや施策は数多くある。というかそんなものの方が多いというのが30年間見てきた感想だ。 華々しく業界メディアで特集された2週間後くらいに倒産した会社なんていうのもいくつもある。  

価格の上下動は需要と供給のバランスで成り立っているということを再認識した話

2021年11月30日 お買い得品 3

人気ブランドは置いておいて、プチプラブランドやショッピングセンターやファッションビルに入店しているようなマスブランドでは、洋服の価格低下は止まらないと感じられる。 もちろん、定価を引き下げているブランドばかりではなく、それなりに維持しようとしているが、結局は回転率が悪いのか、夏冬のバーゲンやブラックフライデー、ハロウィンなどとは関係なく、日常茶飯事的に値下げ

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