「エアーかおる」のフェイスタオルを15%オフクーポンを使ってスギ薬局で935円で買った話
2023年6月27日 お買い得品 1
繊維業界というのは、広くて深い。
衣料品だけでもさまざまなジャンルに別れているし、製造方法も異なる。縫製工場だってアイテムごとに得意不得意がある。
衣料品だけでなく、タオルや布巾などの生活雑貨、カーテンやカーペットといったインテリア用品も繊維業界である。なんなら不織布も繊維業界である。
そんなわけで、当方も普段自分がかかわっていない分野についてはまるで情報が無い。なんなら興味も薄い。
そんな中、2010年代半ばにようやく知ることになったのが、浅野撚糸が開発した撚糸「スーパーゼロ」で織られたタオル「エアーかおる」である。
もう何度かガイアの夜明けやカンブリア宮殿などのテレビ番組で採りあげられたことがあるのでご存知の方も多いだろうが、当方が知るようになったのも同じころである。
正直なところ、タオルにそんなに興味は無いし、担当記者ではなかったので詳しい知識も持ち合わせていない。
それまでのタオルというと「フカフカです」という売り文句が多く、当方もたまに試供品をいただいたり、店頭で格安に値下げされている物を買ったりして試していた。ただ、いくつか試した中でいうと、どれもそんなに良い商品とは思わなかった。
まず、多かったのが、フカフカだが、吸水力は通常のタオルと同じとか、下手をするとそれ以下の吸水しにくさがあるという商品が多かった。
次に、これは特に無印良品のその当時にあった「無撚糸タオル」なのだが、洗濯を繰り返すとカチカチに硬くなり、何なら普通のタオルよりもカチカチになって、フカフカなのは最初の数回くらいという感じだった。
そんなわけでタオルなんてどれもこれも同じだと思っていたし、タオルにそんなに強い興味はなかったから、自宅に昔からあるタオルを擦り切れるまで使うという生活をしている。
離婚時に残されたタオルとか、はるか昔から中元や歳暮で亡父がもらってそのまま残っているタオルとかそんな物を使いながら生活している。多分これらの在庫が無くなるころには、当方も死んでいるのではないかと思う。
そんな中、2010年代後半にエアーかおるを知ったわけだが、フカフカで吸水力が高く棉100%だという。喧伝されていることがその通りなのだとしたらそれはすごいことだと感心した。
何でも試してみたくなる当方としてはネット通販で価格を調べてみることにした。
だいたいフェイスタオルで1500円くらいだった。現在、もう少し丹念に調べてみると売り先によって少し価格幅があり、フェイスタオルが1200~2000円(税抜き)くらいとなっている。
タオルなんて毎日使う物だから、1枚だけ買って済む話ではない。どうだろうか、最低でも洗濯替えには4~5枚必要になるだろう。
試しに1枚だけ買うにしてもタオルとしては高すぎると感じたし、数枚揃えるともっと金がかかる。そう、当方はケチなのである。ユニクロの値下げされたTシャツより高いタオルというのは、ケチでタオルに興味の無い当方には手を出しにくい物だった。
そんな中、父が亡くなってから地元のスギ薬局で買い物をすることが増えた。シャンプーやら石鹸やらは生前父が買ってきた物を共同で使うことが多かったので、それまではあまり自分で買うことはなかったのである。
パソコンでもブランドでも店舗でも使いこなすまでには時間がかかる。ようやく昨年あたりにスギ薬局に対して使い慣れた感がでてきたのだが、今年に入って、スギ薬局に「エアーかおる」が販売されていることを発見した。
「スギ薬局グループオリジナル」と書かれているが「エアーかおる」の商標はそのままなので、いわゆる「別注品」という位置づけになるのだろう。定価は税込み1100円である。
1500円なら高過ぎると感じるが1100円なら価格への抵抗感は少し軽減される。
しかし、当方はいつも最安値で買うことを考える人間である。何か方法が無いのかと暫くの期間をおいて考えた。スギ薬局はアプリに定期的に「全品15%オフ」というクーポンが届く。基本的には第2火曜日と第4火曜日だが、それ以外の日も不定期で届く。それとは別にレジで買い物をするたびにクーポン券付きのチラシも配布される。父が亡くなって通い始めた当時はこの紙のクーポンも「全品15%オフ」だったが、22年から「1000円以上で1点15%オフ」に変わってインフレを痛感した次第である。
しかし、1000円以上を1回の買い物で使うことが全くなかったので、これまで紙のクーポンは期限切れになると捨ててきたのだが、エアーかおるは税込み1100円なので、紙のクーポンが使えるのではないかと考え、レジで試してみた。すると使えた。15%オフで税込み935円で買うことに成功した。
ちょうど買ってから1週間ほど試してみたが、洗濯をする前でも汗を吸収するし、洗濯を繰り返してもフカフカ感が損なわれない。そして謳い文句通りに吸水力がある。分厚い割に軽いとか分厚い割に洗濯をしても乾きやすいとかそういうメリットもあった。
なので、先日、再び紙のクーポンを使ってまた1枚エアーかおるを買ってきた。
今後はあと3枚から5枚をクーポンを使って15%オフの935円でちまちまと買い集めようかと考えているところである。
では、どうして他の売り場よりもスギ薬局別注品は安い定価で販売しているのか。恐らくは店舗数の多さではないかと当方は考えている。
スギ薬局の店舗数は公式サイトによると1100店舗と書かれている。別注タオルはだいたい6色くらいで展開しているので、1色あたり1枚を全店舗に配布しても1100枚になる。仮に1色あたり10枚を全店舗に配布しても1色11000枚の数量が生産され納品されることになる。6色だと66000枚ということになる。
これだけのまとまった数量での受注があれば、店頭販売価格1100円(税込み)が実現できるのではないかと当方は考えている。
やっぱり数の力というのは大きいということである。
恐らく、B品とかアウトレット品を除いては、スギ薬局別注のエアーかおるが最安値だと考えられる。もしご興味のある方はスギ薬局で15%オフチケットを使って買うことをお勧めしたい。
そんなエアーかおるのフェイスタオルをAmazonでどうぞ~
仕切りが違う・ボリュームディスカウントは偉大である
そして、量を売れるのは店舗数が多い業態
つまりドラッグストアが今やアパレルでも
有力な販路になる
という事ですな
南サンの経験談はタオルで服ではないから
アパレルの話ではない、では済みません
機能下着等のセクタでは
ドラッグストア単体が既に有力な販路に
なりつつあります
購買頻度が高い商品は全ジャンルで
ドラッグストアが販路になり得るが
どえらいボリュームディスカウント必須なので
利益は取れないのが実態だと思います