お買い得な保温肌着はジーユー「スタイルヒートエクストラ」とワークマンのメリノウール肌着ではないか
2023年11月28日 お買い得品 3
11月に入って何故かほとんどの土曜日は気温が下がっている。だいたい次の日曜日か月曜日にはまた少し気温が上がるというのを繰り返している。
基本的には暖秋だが、ピンポイントで寒い日があるというのが現状で、今週は比較的寒さが続くようだが、来週からはまた気温は上がるという予報である。
しかし、少しでも気温が下がる日があれば不調だった秋冬物衣料品は動き出す。
消費者心理としては、自分自身を顧みると、気温が下がる日が出てくると少々厚手の衣料品を買っても、近々着られるだろうという考えるようになる。これが11月頭までの高温続きだと、今買ってもいつ着られるようになるのかわからないと考えて、買うのはもう少し後でも構わないだろうと考えるようになる。
というか、何週間も何か月も先でしか着用できない服を今買う意味を当方は見いだせない。恐らくは同様に考える消費者が増えたから洋服の先物買いは減ったのだろうと思う。
真夏にダウンジャケットを買っても、暖冬だったらほとんど着られない。そんなものに何万円も10何万円も支払う気が当方には全くない。
気温が下がったこともあるのか、先日、某週刊誌から低価格ブランドの保温肌着についてコメントを求められた。
多分近々掲載されるはずである。
ただ、問題は当方はほとんど保温肌着を着ないことにある。汗っかきで寒さはさほど気にならないので、保温肌着を着ることはほとんどない。冬でも吸水速乾肌着を着ている。
とはいえ、今まで試しに保温肌着を買って着てみたこともあるが、実際のところさほど暖かさを実感したことがない。
業界の知り合いの中にはヒートテックを着て「汗かくほどあったかいわ」という人が何人かいたのだが、当方はヒートテックを着てみてもさほど特別な暖かさを感じたことがない。
肌着1枚分の暖かさしか感じず、他の肌着と同等の感じ方しかない。
最近は、ヒートテックを通常のカジュアル服の下に着て暖かさを感じようとは全く思わなくなった。ジョギング用に着用することにしている。
もともと在り合わせの半袖Tシャツと短パンでジョギングを始めたので、冬場に着る物に困っていた。そこでヒートテックの長袖を着て、その上から半袖Tシャツを重ねるというスタイルについ最近たどり着いたわけである。
下はヒートテックタイツに短パンを重ねるというスタイルである。
昨年物のヒートテックを買って重ねているが、かなり生地は薄い。正直なところ頼りない(笑)。
一方、タイツだが、昨年ジーユーでスタイルヒートタイツをまとめ買いした。多分4足くらいある。もちろん値下がりした時である。定価690円が590円に値下がりしたときに買った。ついでにスタイルヒートエクストラのタイツも買った。定価990円が790円に値下がりした時である。
生地の厚みでいうと、通常のヒートテックとスタイルヒートは同じくらいである。
スタイルヒートエクストラはスタイルヒートより生地が分厚い。触感でいうと1・2倍から1・5倍くらいである。店頭に掛けられているサンプルを触る限りにおいては極暖ヒートテックと同じくらいではないかと感じる。
ユニクロにはその上のヒートテック超極暖があるのだが、これはもっと分厚い。一方、ジーユーはエクストラの上は存在しない。
で、ここから価格の話になるが、ヒートテック極暖は定価1990円、超極暖は2990円(いずれもメンズ)になるが、正直なところ肌着に3000円も出すのは吝嗇を持って知られる当方としてはもったいないと感じる。
つい数日前、またジーユーのスタイルヒートエクストラが790円に値下がりしたのでランニング用に1枚トップスを買ってみた。
スタイルヒートエクストラのトップスは初めて着てみたのだが、生地が少し分厚くなっているだけでなく、肌に当たる裏側が前年的に微起毛されている。
これはさすがの当方も少し温かみを感じてしまった。
ユニクロのヒートテックは定価が1290円に値上がりしている。現在の感謝祭では990円に期間限定値下がりしている。
そんなわけで、保温発熱性能については感じないのでどちらが良いのかはあんまりわからないが、価格で見ると当方はスタイルヒートを買った方がお得ではないかと思う。
生地の厚さはスタイルヒートと通常のヒートテックがほぼ同じなので、価格差は定価で600円もある。定価ですら690円で買えるのは凄まじい。
当方とは異なり、もう少し暖かい肌着が欲しい人は裏側が微起毛されているスタイルヒートエクストラが良いだろう。定価でも990円しかしない。極暖と比べると1000円も安い。
一方、保温肌着に1900円支出しても構わないという人がいるなら、当方はヒートテック極暖ではなく、ワークマンのメリノウール肌着1900円をお勧めしたい。
もう1ランク上のワークマンメリノウール肌着は2900円である。
実際ウール100%の肌着をこの価格で販売しているブランドはない。ウールは保管に失敗すると虫に食われるという危険性があるが、それ以外は優れた機能性がある。
口コミや使用者に話を伺うと、ガチアウトドアブランドやガチスポーツブランドのウール肌着に比べてワークマンのウール肌着は耐久性が弱いが、価格差は最低でも2倍くらいあるらしいので、価格を考えるとお買い得といえる。実際に人気も高く、すぐに品切れになる店舗も多い。
まあ、そんなわけで吝嗇な当方は、冬のジョギング用に790円に値下がりしたタイミングでジーユーのスタイルヒートエクストラを買い集めることにする。
当方の判断基準が全て正しいとは思わないが、参考にしていただける部分があるなら幸いである。
仕事のご依頼はこちらからお願いします↓
comment
-
-
南ミツヒロ的合理主義者 より: 2023/11/29(水) 11:55 AM
通行人氏>化繊は爆発もとい熱で溶ける
化繊ゆいいつの問題点がこれです
そして事故が多発しています「火を囲んでくつろいで~」「キャンプでの薪・炭いじり」
を化繊でやらかして、ヤケドする例が多発しています火元に近よる際は、少なくともアウターだけは
純綿もしくは純毛でないと、危ないです実際にテント内でのストーブ事故で
カウチンセーター着てた友人だけがほぼ無傷でしたねわれわれの世代だと、火仕事のときは
純綿の軍手2重かさねなんて常識ではありますが化繊で純綿純毛の質感は再現できるし
一般的な機能は天然繊維を上回りますが
究極的な機能面では、天然繊維が勝ります -
とおりすがりのオッサン より: 2023/12/15(金) 1:20 PM
>南ミツヒロ的合理主義者さま
この前、YouTube見ていたら、芸大の女学生が作業服に安全メガネでちゃんと防護してグラインダー使って鉄を削ってたら、火の粉が胸元に入って中のモコモコ化繊服に燃え移り、最終的に火傷で亡くなったって事故の話が流れてました。おそろしや・・・
予備自衛官の訓練参加時のために一着だけ高いアンダーアーマーのゴールドギア(冬用吸汗速乾下着)の長袖シャツ持ってますが、これもそれほど暖かくは感じませんねw
もっとも熱は逃していないようで、腕を曲げると上衣が冷たくて普通の長袖の方が快適だったりします。(ま、普通のだと体温が逃げて上衣が暖められて、腕を曲げても冷たく感じないんだと思いますが)
やっぱり、いくらハイテク素材でもウールの方が優れてる気がします。
ちなみに、米軍だとアンダーアーマー等の化繊は、爆発等の場合は溶けちゃって皮膚に張り付くから使用禁止にされたらしいです。