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南充浩 オフィシャルブログ

猛暑日にはポリエステル100%の吸水速乾Tシャツしか着用できないと感じた話

2023年8月23日 お買い得品 0

改めて言うほどのことではなく多くの方がご存知だが、最高気温が35度以上(35度含む)日は猛暑日と設定されている。

53歳のジジイからすると、猛暑日というのは比較的新しい言葉である。なにせ2007年から正式に採用された。これを覚えている中高年の方も多いだろう。

それまでは「猛暑日」という言葉も概念も無かった。2007年というと当方が37歳のころなので、つい昨日のことのように感じる。

2007年に正式採用されるまでは、30度以上の真夏日、25度以上の夏日しか言葉も概念も存在していなかった。

なぜ、言葉も概念も無かったかというと、最高気温35度を越える日がほとんど無かったからだが、当方の記憶をたどると2000年前後から35度越えの日がチラホラと毎年夏に出てきたように覚えている。

このサイトの記事が確実に事実かどうかはわからないが、概ね当方の体感と記憶とは一致しているように感じるので、事実に非常に近いのではないかと考えられる。

猛暑日はいつから始まった?気候変動の歴史を振り返ろう (gooddo.jp)

その観測結果によれば1875年には猛暑日が記録されており、35℃を超える日がすでにあったとされています。

残念ながら資料不足により、何日間猛暑日があったのかなどははっきりとしていないようですが、それでも真夏日や猛暑日がこの頃からあったことが分かります。
ただし毎年あったわけではなく、翌年の1876年、1878年に観測されたあとは、1886年まで観測された記録はなく、その後も5~7年周期で観測され、1900年と1901年に観測されてからは20年以上観測されない年が続きました。

気象庁では1910年以降、2019年までに各年で何日間の猛暑日が観測されたか、日最高気温35℃以上の年間日数を公開しています。
それによると、1912年までは猛暑日が現れたのは1日以下の日が続いたことが明らかになっています。
1914年に1日以上の猛暑日を記録していますが、それ以降は数年に1回そのような年が現れるようになりました。

(中略)

しかし1994年になり、年間6日以上の猛暑日を記録しました。これは当時では観測史上最多日数であり、全体的な気温も高かったことから酷暑となっています。
またそれまでと一変し、1994年以降は3日以上を記録する年が1年から5年の間に現れ、多いときは4日以上を記録する年もありました。

とある。

要するに昔から35度越えの日は存在していたが、毎年1日あるかないか程度だったが、94年以降毎年数日は35度越えの日が出てきたということである。

そして、2010年以降、猛暑日は年に数日どころではなく、もっと増えている。

そんなわけで今年も梅雨明け以降猛暑日が何日間もあったわけだが、ようやく関西では昨日、今日あたりで猛暑日が終わり真夏日が続くことになるようだ。

 

暑がりの汗っかきからすると、猛暑日と真夏日では汗をかく量は変わらなくても耐えがたさが格段に異なる。猛暑日に身体が慣れてしまった今では、猛暑日は耐え難い苦痛だが真夏日なら耐えられなくもないという体感である。

 

特に猛暑日がつらかったのが11日以降の俗にいうお盆休み期間だった。関西一円では37度~39度の日が続いたが、もう耐え難い苦痛だった。汗をかく量も普段の1・5倍くらいは優に越えていたのではないかと思う。

そんな中、重宝したのが、8月上旬に新たに買い足したユナイテッドアスレの「ユナイテッドアスレ スポーツ 4・1オンス」のポリエステル100%の給水速乾Tシャツだった。

白1枚、ヘザーグレー1枚、迷彩柄2枚をAmazonでポチった。白・ヘザーグレーは1枚590円くらい、迷彩柄はそれぞれ970円と1050円くらいだった。合計で3300円ほどである。

 

 

4・1オンスなので生地は薄めであり、白はやはりスケスケである。ジジイのスケスケTシャツなんて誰も見たくないだろうし、当方も露出する趣味はないのでこれは何かのインナーか寝間着にでも使う。

しかし、グレーと迷彩柄は全く透け感がないので、これを1枚で素肌に着用して終日過ごしてみた。

 

着用してみた感想でいうと「綿100%Tシャツなら終日濡れて肌に貼りついたままだっただろう」ということである。そして綿100%とは格段に違う肌離れでまったく「貼りつき感」がなかった。

大量に汗をかくのでさすがの吸水速乾ポリエステルも追いつかない。濡れっぱなしではあるが、肌に貼りつくことがない。おまけに綿100%なら汗が乾くと白く塩が残る場合があるが、それも無い。

合繊特有のテカリは隠せない。なにせポリエステル100%だし別に綿ライクになるような表面加工も施されていない。しかし、ヘザーグレーや迷彩柄なら多少のテカリがあろうとデイリーカジュアルに使えるのではないかと当方は感じている。

一昔前だと無理だったかもしれないが、現在ではガチスポーツウェアをカジュアルミックスするケースも増えているからハードルは低くなっているだろう。

 

今回、これを買おうと思い立ったのは、7月下旬に京都イージーさんで同じくユナイテッドアスレの4・7オンス吸水速乾Tシャツ「シルキードライ」を買ったからだ。こちらは1枚790円だった。

シルキードライの方が生地が少し分厚いが、ドレープ感が強い。シルキードライと名乗る所以だろう。

ちなみにこの「シルキードライ」という名称は昔、ユニクロが今の「エアリズム」に名称を改変する前にメンズ肌着で使用していた名称なのだが、恐らくはユナイテッドアスレの方が先に商標登録をしていたので、エアリズムに変更したのではないかと推測している。

で、今回は迷彩柄に惹かれて4・1オンスの方を買ってみた次第である。

 

メンズのTシャツというのは

1、無地

2、ロゴプリント入り

3、ボーダー柄

4、迷彩柄

のこの4つしかほぼ市場に存在していない。

この中で、シルキードライも含めてポリエステル100%の吸水速乾素材の無地Tシャツというのは、運動部の練習着っぽく見える。当方は買ってから寝間着か作業着かランニング着として使用している。

ロゴプリント入りもサッカーチームの試合用ユニフォームっぽい。ボーダー柄はざっくり調べた限りにおいては存在を見つけられなかった。

となると、迷彩柄を買うしかないということになる。

それにちょうど手持ちに迷彩柄のTシャツは無かった。

 

そんなわけで黒ベースと紺ベースの迷彩柄を1枚ずつ買ってみたが結構気に入っている。無地ボディに迷彩柄をプリントしてある。

白とヘザーグレーに比べると、生地が横方向に伸縮しにくい。裏返して見ると、編地も通常の天竺とは異なるように見える。(カットソーの知識が無いので専門の人、ご指摘よろしくお願いします)

横方向への伸縮しづらさは編地の関係と、プリント加工の影響によるものではないかと推測している。

 

同じ迷彩柄をAmazon以外のYahoo!ショッピングなどでも検索してみたがだいたい現在900円台~1000円強で販売されている。

迷彩柄もあと5柄くらい存在している。もう猛暑日続きも終わるので今から買い足すことはないが、来年は別色の迷彩柄を1枚か2枚買い足そうかと思っている。

 

恐らく来年夏も猛暑日が何日間もあるだろう。今回のユナイテッドアスレスポーツの迷彩柄Tシャツと、これまでに買ったジーユーのポリエステル100%吸水速乾Tシャツと合わせると、猛暑日にはポリエステル100%の吸水速乾Tシャツ以外は当方はもう着用できない。ハッキリ言って綿混の吸水速乾Tシャツですら最早不快すぎると感じる。

猛暑日以外では綿Tシャツ、綿混吸水速乾Tシャツも着用できるが、猛暑日の着用はもう無理である。

来年夏の猛暑日はポリエステル100%の吸水速乾Tシャツのローテーション着用で凌ぐことになるだろう。

900円台で買えるユナイテッドアスレの迷彩柄吸水速乾Tシャツは来年夏もヘビーローテーション間違い無しである。

 

 

973円に値下がりしているユナイテッドアスレの迷彩柄吸水速乾TシャツをAmazonでどうぞ~

 

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