90年代後半から存在している「鉱物練り込み繊維」という温故知新
2024年12月24日 商品比較 0
さて、そろそろ年末である。 年々歳々老化していく一方なのだが、最近は本当に「欲しい」と思う服が無くなってきている。毎月何かを買っているが、デザイン的に欲しいと思う服はそんなになくて、値段か利便性・機能性のどちらか、もしくはその両方で買っている。 例えば、先日話題となったフーディーだが、当方は、ジャケットやコートの襟裏汚れ防止という利便性で買って着ている。 ど
背伸びをしなくなったマス層には「ダサいけどわかりやすいネーミング」の商品が響きやすいという話
2024年12月23日 トレンド 0
以前から書いているように、かつてサブカルと呼ばれたアニメや漫画、特撮が世代を超えたメインカルチャーとなり、カッコイイとされてきたファッションが細分化し、サブカル化して久しいと感じる。 さらに言うとこの傾向は今後ますます強くなり、ファッションは各テイストの愛好家の事物となり続けるのではないかと思う。 近年、マス層のファッションへの捉え方が変わって
需要はゼロにはならないが拡販も難しいメンズスーツという分野
2024年12月20日 売り場探訪 0
先日、久しぶりにネクタイを締めてみた。 紺ブレ、ウール混のツイードパンツ、シャツにネクタイという割とキチンとした服装をわざわざしてみた。エライ人が出てくる会見に出席するためだが、実際のところは、最近はカジュアル化が進んでおり繊維・衣料品業界ならもっとラフな服装でも会見出席で目くじらを立てられることは減った。体感的にはほぼ無い。 普段からラフな服装しかしていな
ユニクロの裏毛パーカのフード裏生地の工夫と管理がすごいと思った話
2024年12月19日 商品比較 3
長期予報や1か月予報では、今冬は久しぶりに「平年並み」の寒さになることが確定しているが、時が進むにつれて、平年並みどころか「寒冷」という予報に切り替わっている。 近々、来年3月までの3カ月予報が発表されるはずなので、3月の気温予報がどうなるのかに注目したい。 ちなみに「平年並み」という表現だが、気象予報で使用する「平年並み」とは過去30年間の平均気温で、これ
ウェブ検索で物事を調べる人と調べない人の格差
2024年12月18日 メディア 1
当方は方向音痴な上に、プライベートでは滅多に遠出をしないので、地理感覚にひどく乏しい。 そのため、仕事で初めての地域を訪問する際、必ずウェブでアクセスを検索する。最寄駅はどこなのか?その最寄駅へ行くためにはどう乗り継ぐのか?などなどである。そしてだいたいの交通費も調べておく。 行き慣れた場所ならむろん検索はしない。すべて頭に入っているからだ。
コロナマルダイとセレクが倒産したのでざっくりと過去を振り返ってみる
2024年12月17日 企業研究 2
衣料品は一見すると参入障壁が低くてド素人にも分かりやすい分野だと思われがちだが、糸、生地、パターンは専門性が高く、国家資格なんかは必要ないが、しっかりとした知識と長期間に渡る経験が求められる。 糸、生地、パターンなんかは当方のようなド素人にさえ、まだ認識される確率も高いが、副資材となると、知識が求められる上にさらに認識されにくいという報われにくい分野でもある
繊維向け用途が減少し続けるペットボトルリサイクル
2024年12月16日 素材 0
業界メディアや各ブランドの発表を見ていると、さぞかしリサイクルポリエステルが普及しているのだろうと思わされるが、現状は真逆で、特にペットボトルからの再生ポリエステルというのは減少傾向にある。 23年度のペットボトルリサイクル 繊維向けは3万トン割れで過去最低 | 繊研新聞 飲料・食品業界団体らで作るPETボトルリサイクル推進協議会は年次報告書をまとめ、23年
依頼されたショートレポートを書くためにアクリル繊維のリサイクルが難しい理由を調べたという話
2024年12月13日 素材 1
このところ、2週間の間にたて続けに繊維素材や衣料品製造についてのショートレポートを合計3本も依頼された。 文字数は1000文字ずつ程度という制限なので、書くという作業そのものはさほど苦ではないが、繊維素材や衣料品製造に関する疑問というのは、川上・川中の人たちが思っているよりも実は存在していて、レクチャーを欲している人は多いのではないかと感じさせられた。 その
製造寄りの人から「ネット通販は安い服しか売れない」と言われる理由
2024年12月12日 ネット通販 0
繊維・アパレル業界は「業界」とはくくられているものの、それぞれの工程が大きく異なるため、各工程が見ている景色がまるで異なる。 個人的に気になるのが、素材関係やメーカー寄りのアパレル関係者では「ネット通販で売れるのは激安も含めて割安感のある服が多い」という点である。もっと直截に「安い服しか売れない」という人もおられる。 どれくらいの価格をもって「高い」「安い」