2024年 の記事一覧 : 239件
合繊素材が増えて色数展開が絞り込まれた低価格ブランドの利便性の高さ
2024年11月15日 商品比較 0
一時期、「匿名性の高い服が欲しい」みたいな洋服好きの発信を見ることが少なからずあったが、最近は見かけない。まあ、わざわざ「匿名性の高い服」なんて物を買いたがること自体がマス層とはだいぶとかけ離れた嗜好だとは思う。 昨年か一昨年あたりから、すっかりと色数が減って黒・グレー・オリーブの3色展開アイテムがやたらと増えたジーユーだが「面白味」は無くなったものの、匿名
GMSの自主衣料品売り場を低価格ブランドに丸投げすることのメリットとデメリット
2024年11月14日 売り場探訪 1
GMS(大型総合スーパー)の自主編集衣料品売り場というのは、いつ見ても賑わっていない。 もちろん全店を見ているわけではないから、中には賑わっている店もあるのだろうが、恐らく各社の決算を見ていても大半以上は閑散とした売り場なのではないかと思われる。 先日、あべのキューズモールのイトーヨーカドーの衣料品売り場を平日の午後に通った。あべのキューズモールにはユニクロ
ワークマンのカジュアル服はデザインにこだわるよりも高機能化や多ポケット化すべき
2024年11月13日 企業研究 0
先日、ワークマン女子のモモテラス店内覧会に参加してきた。 モモテラスは京都府の六地蔵にある郊外型ショッピングセンターで、かつては近鉄百貨店の六地蔵店だった。近鉄百貨店としては初の郊外型だったが、現在は手放している。 15年ぶりくらいにモモテラスに入店したが、ハッキリ言って使いにくい建物である。 まず、入り口にフロアマップがない。これは完全に落第点である。 9
マス商品を求めつつそれ以外の商品も求めてしまう消費者心理
2024年11月12日 販促 0
洋服というものは、全身を覆っているので身に着けると一目で色・柄・デザイン、ブランド名などが判別されやすい。 そして、全身を覆っているから他の雑貨類や家電製品、家具などと違ってやっかいである。 あまりにも突拍子もない服装だと「浮いて」しまってびっくりされるが、逆にみんなが同じような服装になると「没個性」「被り」だと言われてしまう。 この辺りのバランスのとり方が
ブランド間の同質化が強まったため価格競争がさらに激化しやすい
2024年11月11日 売り場探訪 1
一昨年くらいから、黒い服ばかり購入していて、すっかり「黒」ばかりになってしまった。 理由は、各ブランドの色展開が少なくなっており、黒・グレー(グレージュの場合も)・ベージュくらいの3色展開ばかりだと感じる。たまには他の色も買いたい(着たい)と思うのだが、売っていない物は買えないのである。 特に顕著なのがジーユーで、黒、グレー、ベージュ、白、オリーブ、ネイビー
客単価が大幅増になると客数を大幅に減らすライトオンの既存客層を考えてみる
2024年11月8日 月次速報 0
ライトオンの10月月次速報が発表された。 今10月に関しては、記録的猛暑が長引いたことによってユニクロやワークマンなど大幅に前年割れしたブランドも多いことから、前年割れとなっても仕方のない部分はあるが、ライトオンの前年割れ幅はそれを差し引いても大きすぎて驚くほかない。 ライトオン/10月の既存店売上高25.8%減、客数33.5%減 ライトオン(2024年8月
グンゼは「機能ソリューション」と「メディカル」で営業利益を確保しているという話
2024年11月7日 決算 1
昨日、恒例のグンゼの中間決算(25年3月期第二四半期)発表に出席した。 業績自体は増収増益の好調だが、セグメント別に見るとアパレル事業部の大幅減益が目立った。 ただ、この傾向は今期に限ったことではなく、少なくともここ10年間くらいは変わらない傾向なので驚くことではない。極端な言い方をすると「グンゼの近年の常態」である。 売上高 673億2900
「機能性」を謳った衣料品こそ気温・天候要因に売れ行きが大きく左右されやすいという話
2024年11月6日 月次速報 0
11月5日からやっと長袖を羽織った。 実際のところ、10月最終週からは「長袖を着ても大丈夫かなあ」と感じた気温の低い日もあったが、長袖を絶対に着ずにはいられないというほどには涼しくはなかった。 そのため、半袖生活を継続した。11月2日に豪雨が降って気温は下がったものの、それでも「長袖を着なくてはいられない」というほどではなかったし、11月4日は日中の最高気温
生地工場だけが残っても国内産地で生地は製造できないという話
2024年11月5日 製造加工業 0
一般的に「繊維の国内産地」といえば、織り・編みともに「生地工場」がクローズアップされる。断続的に8年間ファッション専門学校で非常勤講師をさせてもらった経験で言うと、ほとんどの生徒は「産地=生地工場」というイメージしか持っていない。 この傾向は恐らく、一般・業界向け問わずメディアでもほぼ同じではないかと思う。かく言う当方とて、業界紙記者時代は産地