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南充浩 オフィシャルブログ

2014年7月 の記事一覧 : 23件

細身シルエットの快適さに慣れてしまうと

2014年7月17日 未分類 0

 先日、ツイッターの書き込みで「何年も前から業界がプロモーションしているのにどうしてワイドパンツ人気が盛り上がらないのか」というような内容を見た。 たしかにこの6年間、パンツの定番シルエットはスキニーであり続けている。 3年くらい前からはこれにテイパードスリムが加わった。 いずれにせよ両方とも細身である。 スキニーが全体的に細身なら、テイパードスリムは腰回り

意外に品質は高かった(過去形)

2014年7月16日 未分類 0

 某チェーン店で昨年、一昨年と夏のセールでTシャツを複数枚買いこんだが、今年は1枚も買っていない。 在庫で残っていた昨年物が格安で並べられれば買うかもしれないが、今季物にはちょっと食指が動かない。 メディアや業界ではあまり話題にならなかったが、昨年、一昨年物は素材が良くて、洗濯を繰り返してもあまりヘタらない。 今季物は店頭で見る限り、素材のクオリティはワンラ

生地の良し悪しは一要素にすぎない

2014年7月15日 未分類 0

 生地を企画製造している企業が、自社の生地を使った製品を作る試みはこの数年で増えている。 それ自体の主旨には非常に賛同するのだが、取り組み姿勢については「?」を感じるケースも多い。 ストールというアイテムは非常に取り組みやすい。 生地作りの延長線上で製品を組み立てることが容易だからだ。 長さと幅を選定するには気を使うが、それ以外の造形にはあまり注力する必要が

ウールが今後値下がりする可能性は低い

2014年7月14日 未分類 2

 以前、どこかで「今後、ウール製品は超高価格になる」という記事を読んだことがある。 どこのページだったのか失念したが、「ウール(羊毛)価格は高騰を続けている割に生産量は増えていないから、将来的にウールを使った衣料品は超高価格品になる可能性がある」と指摘した内容だった。 それを裏付けるように本日の繊研プラスにもこういうコラムが掲載されていた。 後継者問題  衣

価格破壊は大手からだけではない

2014年7月11日 未分類 0

 ユニクロをはじめとする国内外の低価格SPAがアパレル・ファッション業界の価格破壊を引き起こしたと、一般的には目されているが、別にアパレルの価格破壊は今に始まったことではない。 かつて、青山商事やはるやま商事、AOKIなどの紳士服チェーン店が急速に拡大したのも「価格破壊」の結果である。 安売りカジュアルというジャンルはユニクロの台頭以前にもさまざまな業態があ

台頭しなくても状況は変わらなかったのでは?

2014年7月10日 未分類 0

 ユニクロが嫌いだというファッション業界関係者はけっこう多い。 筆者は好きでも嫌いでもない。好みの商品が値下げされていれば買うし、逆にいくら値下げして投げ売りされてても好みの商品がなければ買わない。 その程度の利用価値しか見出していない。 彼らに言わせると、ユニクロが行った価格破壊が許せないという論法になるのだが、90年代半ばにユニクロが躍進しなくても同じこ

手段と目的を取り違えたか?

2014年7月9日 未分類 0

 一応、夏のバーゲンセールの真っ最中である。 もともと夏のバーゲンは正月と重なる冬のバーゲンほど盛り上がらないし、最近だと年がら年中安売りされてるから、特別感がめっきりと感じられなくなっている。 それにしても今年の夏のバーゲンは、筆者にとってはあまり実感が湧かない。 欲しい物もそれほどない。 それはさておき。 先日、バーゲンセールについてこんな考察を読んで大

用途とネーミング変更は有効な手段

2014年7月8日 未分類 0

 先日、1050円に値下がりした「汗じみしないTシャツ」を無印良品で1枚だけ購入したと書いた。 (無印良品で購入した汗じみしないTシャツ) 中高年の男性は汗っかきが多いからこの機能は愛好者が今後見込めるのではないかと感じるのだが、ジーンズメイトやナノユニバースでもすでに「汗じみしない」シリーズが発売されている。 ジーンズメイトは、Tシャツとポロシャツで「ゼロ

まだまだ埋もれている

2014年7月7日 未分類 0

 つい最近のことだが、カイタックインターナショナルが岡山県に自家縫製工場を所有していると初めて知った。 ひとえに筆者の勉強不足なのだが、このことは業界でもあまり知られていないように感じる。 もちろん、ジーンズ関係者のベテランの方々はご存じだろうと考えるが、衣料品業界全体に対する認知度は低いのではないか。 フル操業すれば月産1万本のキャパシティがあるというから

時代の趨勢

2014年7月4日 未分類 0

 先日、某インポートブランド専門商社の幹部の方と雑談する機会に恵まれた。 駆け出しの業界紙記者だった当時からいろいろとインポート業界について教えていただいた方である。 17年前に業界紙記者となった当時は、ラグジュアリーブランドをインポートしている大手専門商社がいくつもあった。その後、各ブランドがジャパン社を作るに及んで、大手専門商社は次々と名前を聴かなくなっ

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