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南充浩 オフィシャルブログ

2011年11月 の記事一覧 : 20件

産地製造業はアーティストを志向するな!

2011年11月15日 未分類 0

 生地産地が生き残る道として「今までの下請け体質から脱却すること」がよく挙げられる。 これにはまったく異論がない。その一例として山形の佐藤繊維が話題に上る。 そして、産地のオジサマ方も佐藤繊維さんのお話を、セミナーや講演会という形を採って聞くことを希望される。 もちろん、佐藤繊維さんのお話を伺うことは、非常に有意義だし、参考になる部分もある程度は含まれている

インナーダウンでローゲージニットを箪笥の肥やしから復活させる

2011年11月14日 未分類 0

 ユニクロのウルトラライトダウンで、「軽さ」を一番に打ち出す販促にはいまだに疑問しか抱けないでいる。 先日、手持ちのダウンジャケットの重量を計測してみたのだが、400グラム以下のダウンジャケットは、手に持ったときの重さも着用したときの重さも、どれもあまり変わらなかった。 もちろん個人差はあると思うが、ダウンジャケットを206グラムまで軽量化する必要性も見いだ

来春夏、麻素材商品は売れるのか?

2011年11月11日 未分類 0

 アパレルの展示会というものがいつの間にか季節がバラバラになってしまった。 現在、2012年春夏物の展示会を行っている企業もあれば、2011最終冬物の展示会を行っている企業もある。 売り先やブランドのターゲット層によって徐々に商品提案サイクルが変わっていったということだろう。 個人的にすごく気になっているのが、カジュアルブランドの来春夏物での麻素材提案である

異業種売上高が47%を占めるグンゼ

2011年11月10日 未分類 0

 先日、久しぶりにグンゼの第2四半期決算会見に出席した。 個人的には第2四半期という呼び名は分かりにくいので好きではない。中間決算の方がよほど分かりやすい。 ついでに言えば、何故3カ月に一回決算発表せねばならないのかも理解に苦しむ。 投資家のためだというが、繊維アパレル産業において、ブランドを認知させるのには一定の年数が必要である。そのため新ブランドは3カ月

正しい用語を使わないと生産現場が混乱する

2011年11月9日 未分類 0

 アパレルの企画担当者が素材の名称を知らないことが多くある。 もちろんそうではない物作り密着系のブランドもあるが、ユニクロを除くSPA型ブランドなどはその最たる例であろうか。 某OEM業者が「先日、ある企画担当者がデニムとダンガリーとシャンブレーの違いについて知らなくて驚いた」という。もっとも、ブランド側からすれば、青色でカジュアル感のあるやや厚手のシャツ地

インターネットの定着化で、見直されるアパレルブランドのテレビCM

2011年11月8日 未分類 0

 昨年からアパレルブランドのテレビCMが増えたと感じる。 ファッション雑誌の媒体力が落ちているとか、CMを出せるほど業績が良い企業がいくつか現れたとか、理由は様々考えられると思う。 しかし、テレビCMが増えた原因の最大の理由として、クロスカンパニーの「アースミュージック&エコロジー」のテレビCMの成功があるのではないだろうか。 この大ヒットCMが流れたのが2

セール前倒し、投げ売りOKの自由万歳!

2011年11月7日 未分類 0

 11月に入っても高気温が続いている。 明日から気温は下がると天気予報では伝えられているが、3ヶ月間の長期予報では 11月は気温高め 12月は平年並み 1月は極寒 であるという。 これを信じるなら、秋物も冬物もまず11月中は動かない。 12月に入ってからようやく動き出すだろう。 しかし、12月は各店ともセールが始まっている。 「フライングセール」「メンバーズ

回復基調のハニーズ 10月売上速報

2011年11月4日 未分類 0

 10月売上速報をまとめる。 ユニクロは 既存店売上高が前年比4・0%減 既存店客数が同8・4%減 既存店客単価が同4・7%増 マックハウスは 既存店売上高が前年比0・9%減 既存店客数が同12・6%減 既存店客単価が同13・4%増 ポイントは 既存店売上高が前年比3・9%減 既存店客数が同6・0%減 既存店客単価が同2・3%増 ハニーズは 既存店売上高が前

客単価が予想以上に低い?あべのキューズモール

2011年11月2日 未分類 0

 大阪の商業施設で好調なところは「ルクア」、大丸梅田店、あべのキューズモールになるだろうか。 先日、オープン半年が経過したあべのキューズモールの業績が発表された。 http://news.livedoor.com/article/detail/5988311/  東急不動産(株)および東急不動産SCマネジメント(株)は10月31日、4月26日にグランドオープ

取り組むべき相手は伊勢丹ではなく、高島屋と大丸だ

2011年11月1日 未分類 0

 先日、JR大阪三越伊勢丹が売上計画を200億円下方修正した。 それは昨日のブログで触れさせてもらった。 3月の記者会見にもぐりこんだとき、多数のマスコミが出席しており、みな一様に「ファッションの伊勢丹さんが~」という質問を繰り返していた。 シラーっとした感情で、そのやり取りを眺めていたのだが、マスコミ各社が期待に胸を膨らませているのがはっきりと分かった。

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