トレンド
便利な商品は市場に受け入れられやすい
2019年5月22日 トレンド 0
先日、長らくお世話になっているアパレルの元企画の男性と会った。当方よりも年上なので、まあ、相当に業界の古株の方である。 いつもスーツを着崩したり、ジャケット+パンツスタイルのことが多いが、先日お会いした時は、薄紺色の麻っぽい素材のスーツをノーネクタイで着ておられた。 見ただけでは麻100%ないし、麻・綿混くらいの素材感に見えているが、尋ねてみると、なんと麻・
ジーンズNBの復活は極めて難しい
2019年5月16日 ジーンズ 0
たまにはジーンズ業界について書いてみようかと思う。 きっかけはこの一文を目にしたからである。 今からでも遅くはない。NBジーンズのサプライ慣行をVMIに転換させて在庫効率を抜本から改善すれば、品揃えが豊かになり欠品も減って顧客満足が高まり、販売効率が飛躍的に高まって全てがうまく回りだす。 ※VMI(Vendor Managed Inventor
ファッション業界人の無責任なアドバイス
2019年5月14日 考察 4
「このモデルさんと同じ服装をしてみたのになぜか似合わない」とか 「このモデルさんと同じ色合わせをしてみたのになぜか似合わない」とか そんな経験がおありではないかと思う。 答えは簡単で、そのモデルさんと自分は容貌も体格も体型も脚の長さも首の長さもすべてが違うからである。 ファッション雑誌が売れなくなった理由の一つにはこれがあるのではないかと思う。
洋服の価値と価格がわかりにくい理由
2019年5月13日 素材 0
先日、洋服の価値というのはわかりにくいよねという話になった。 パソコンでも家電でも自動車でもその手の商品はどれも、「高価格=高機能、高品質」がはっきりとわかる。もちろん、A社の商品はB社の商品と性能は同じなのに割安ということは珍しくない。 しかし、そのA社の商品もA社商品群の中では、「高性能=高機能、高品質」になっている。 買う側からすると非常にわかりやすい
フォーエバー21が中国市場から完全撤退
2019年5月9日 企業研究 0
連休中に飛び込んできたのがフォーエバー21の中国市場完全撤退というニュースだった。 ご存知の方も多いだろう。 「フォーエバー21」が中国市場から完全撤退 https://www.wwdjapan.com/854247 実店舗だけでなく、ECも完全閉鎖である。 「フォーエバー21」は2008年に初めて中国市場に進出したが、短期間で撤退。その後、1
77%増の在庫をAI(人工知能)を使って8割に減少させるの?
2019年5月7日 決算 0
長い連休が終わった。 連休に入る直前に、ストライプインターナショナルの2019年1月期決算が発表された。 非上場企業なので本来は決算発表する義務はないが、アパレルは非上場企業が多いから、その全体像がつかみにくい。これは河合拓さんも常々仰っていることである。 メディアは、ユニクロとユナイテッドアローズを比較してみたりとピントのズレたまとめ記事を書くことが多いが
コアコンピタンスについてダラダラしながら考えてみた
2019年5月1日 考察 0
今日から令和元年である。 平成の30年間は1989年1月から2019年4月までで、当方が19歳から49歳まで過ごした。言ってみれば、昭和は子供時代、平成は若い頃を過ごしたといえ、令和は老年期を過ごす時代になる。 ゴールデンウィークの真っ最中ということで、大してこのブログを読んでいる人もいないだろうから、まあ軽い感じで書いてみたい。
既製服を「作品」と呼ぶナンセンスさ
2019年4月23日 デザイナー 0
今日でめでたく49歳になってしまったわけだが、我ながらジジイになったと思う。 節分に、「数え年+1」個の数の豆を食べることが苦痛になって随分と経つ。何せ豆つぶを50個前後も食べるのは苦痛でしかない。 毎年、節分が来るたびに年齢を痛感する。 大したこともないままにジジイになっており、こういうのを「馬齢」というのだろう。 で、当方よりも上の老人層のファッション業
「手段」を「目的」にしてしまうアパレル業界
2019年4月19日 考察 0
某専門学校で毎週見かける講師の方がいる。名前も知らないし言葉を交わしたこともない。 しかし、服装に特徴があるので覚えている。いつも70年代調のファッションでキメておられ、ズボンは必ずベルボトムというかパンタロンというかで、凄まじく裾が広がり、おまけになんとも言えない幾何学柄やサイケ柄が描かれている。 この手のズボンが仮に、どこかの店頭で「在庫処